仕事のことの最近のブログ記事

坐禅

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P7110517.jpg 職場では、いわゆるエグゼクティブコースというのでしょうか、職員の選抜研修を昨年度から行ってます。将来の幹部候補生を集中的にビシバシ鍛えるのです。

 で、今日はその研修の一貫、精神鍛錬ということで、連中引き連れて京都の萬福寺さんに坐禅研修に行ってきました。

 京都といってもずっと南の方、宇治市にある大きな大きなお寺です。お豆でおなじみの隠元禅師が開祖とのこと。曹洞宗、臨済宗とならぶ禅宗の宗派である黄檗宗の本山。ここで1日だけの禅修行です。

 

 

 

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 昨年はやはり京都の大寺院、妙心寺塔頭での研修でした。あちらは臨済禅のメッカですな。

 

 精神鍛錬です。

 日常離れて己の弱さと向き合い、何事にも負けない精神を培い、悟りを得て・・・

 無理です。1日では。せめて奥深い禅の世界に、ほんの少しだけ触れて、今後の仕事、生活を豊かにする何らかのヒントを、ぐらいでしょか。皆、頑張るように!!

 

 

 

 

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 禅の1日研修といっても、もちろん朝から夕方までずぅ~っと座っているわけではありません。

 和尚様のありがたい法話を聞いたり、写経したり、作法にのっとって食事をいただいたり・・・

 写真は写経風景です。皆さんおそろいの作務衣で神妙に書写の時間です。中にはボールペンと同じような持ち方の人もいますが、なんせ一所懸命です。

 一番手前の空いた席が私の作業途中です。

 坐禅そのものは30分ほど。あっという間でした。

 和尚さん、サービス満点でひとり1回ずつ、みんな警索いただきました。

 写経で肩が凝ったあとだったので、気持ちよかった (^^) コラッ!

 

暗い駅で

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IMG_0310.jpg 今日は久々の東京出張です。震災後初。

 帰りの新幹線車中でブログ更新です。
 噂には聞ていましたが...東京、暗い!

 東京駅も山手線や中央線の駅も、地下鉄の駅も何だか暗い。見上げると蛍光灯が半分くらい消してある。
 けど、何かいい雰囲気です。何の不都合もない。こんくらいが調度いいです。いままでやたら明るすぎた。

 

 

 
IMG_0308.jpg けど、エスカレーターも止まってます。我々は一向に平気だけど年配のご婦人が杖と手摺りを頼りに階段をユックリと昇ってるのを見ると、うんん...と思ってしまいました。ところが!
 そのご婦人の側を多くの若い連中が「大丈夫かなぁ...」という風に振り返りながら通り過ぎていくのです。
 ご婦人が荷物を持っていたら間違いなく彼らが「持ちましょう」と声をかけるであろうことが容易に想像できます。いたわっているのです。それも一人だけではない多くの若者がご婦人の側を通る時、振り返ってます。皆黙ってますが、考えていることが手に取るよう分かるのです。

 日本と日本人は、間違いなく、まだまだ捨てたもんじゃありません。

 

 

 

IMG_0315.jpg 新大阪発上りはすべて東京行き。

 新幹線は確か新青森までつながったはず。東海道山陽と東北、上越とはなぜ直行列車がないのだろう。

 西日本から東北や軽井沢や新潟へ乗り換えなしで行けると便利ではないでしょか。なぜ、無い?

 などと、大阪への帰路に考えているうちに、車窓に空き缶が並んでいきます。

 

大山崎その2

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P5260439.jpg大山崎にはほかにも見どころいくつかあります。

離宮八幡宮という神社は平安時代創建、嵯峨天皇ゆかりの由緒ある神社で、製油発祥の地だそうです。いまでも製油業関係者の信仰を集めているとか。奉納のお供えに油の一斗缶がたくさんありました。

 

 

 

 

 

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その境内で熱く語る、町の学芸員さん。

さすがにいろいろなこと、よく知っておられます。当然か(^^)

失礼しました。

 

 

 

 

 

 

 

P5260457.jpgJR山﨑駅のすぐ真ん前に妙喜庵というお寺があります。そこの「待庵」という茶室です。

いっけん、どってこともない外観ですが、なんと国宝です。

それもそのはず、かの利休が造った唯一現存の茶室だそうです。

国宝の茶室は3つしかありません。レアアイテムです。

見学には予約が必要。子供不可、団体不可!大事に管理されてます。今回、何気に見学できてラッキーでした。

 

 

 

 

 

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どこにでもあるようなこの小川が大阪、京都の府境です。びっくり!

そいや、県境、府県境はそこいら中にありますが、府境は日本中で1本しかありません。稀少。 

 

 

P5260482.jpgチョーチッキョ(聴竹居)というお屋敷。

さるお金持ちの建築家が昭和3年に建てた和洋折衷の住宅です。名建築です。

天王山の麓、整備された閑静な住宅街の一角にあります。

町のガイドリーフレットにも載っていない、一見ただの古家ですが、建築を志すひとびとのあいだでは知る人ぞ知るスポットだそうです。

学芸員さんの説明聞くうちにこのおうちがタダモノではないことが徐々に分かってきました。スゴイ。

http://www.chochikukyo.com

環境との共生、自然のエネルギーを活かした構造、洗練された素晴らしいデザイン、家と人のライフスタイルをとことん追及した思想、哲学。昭和のはじめですよ。

申請すれば、すぐにでも国の重要文化財の指定は間違いない。

ところが所有者がうんと言わない。そんな指定されたら売れなくなっちゃう。

いろいろと大人の事情があるみたいです。

 

大山崎

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経済団体の遠足で大山崎のサントリー山﨑蒸溜所に出かけました。

ものすごく有名なスポットですが、今回初めてです。わくわく。










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蒸溜釜です。

写真などではよく見ますが実物はやはりすごい迫力です。

6対12機あって、すべて形が違います。

モロミをいろんな条件で蒸溜して最適のブレンドに仕上げるためだそうです。

煮てるだけあって、中はすんごく暑かった。

 

 
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 樽、樽、樽、樽 ・・・(^。^)

圧巻の貯蔵庫。

ものすごくいい香りが充満しています。

ウイスキーだけの香りではない。

樽だけの香りでもない。

しいていうなら深い森の中のような香り。身体と精神にいい影響を与える、何ともいえない芳香です。


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1924年に仕込んだ最初のひと樽だそうです。

中身は熟成を終えて抜き出して別途保管してるそうです。

サントリーの歴史です。

この樽ほどのビンテージではないのですが、かつて、50年ものが売り出されたことがあったそうです。

お値段100万円也。ひとビンでですよ。それでもわりと引き合いがあったらしい。

北新地で出されたときは、1杯いくらやったんやろ。



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今回、案内していただいたご担当者Iさん

酒量はかつてビール1杯だったそうですが、貯蔵庫に入るようになって、2杯までいけるようになったそうです。










 

 
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右が4年目、左が12年目の樽の中の様子。

目減りしていくのは、ウイスキーが呼吸することによって熟成が進んだ結果なんですが、これをAngel's Share(天使の分け前)というそうです。

人間にウイスキーという素晴らしきものを教えたお礼の取り分なんだと。

誰だか知らないけど、洒落たことを言ったもんです。



 



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お約束の試飲です。(^^)~♪

樽による香りの違いなど、分かりやすく説明していただきました。

水が美味い!!

山﨑の水、山﨑の氷で飲んだハイボールの美味しかったこと。



 

 

お土産まで貰ってしまいました。

サントリー山﨑最高!

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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