仕事のことの最近のブログ記事

瀬戸は日暮れて

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IMG_0334.jpg 仕事の関係で広島への出張がとても多い。
 
 先週も出かけました。就職するまではまったく無縁の土地でしたし、勤め先が彼の地に進出して事業展開するまでは、あまり訪れることもありませんでした。
 
 それまでの広島のイメージというと、核廃絶の崇高なシンボルとして世界平和を希求する国際都市ヒロシマというもの、また、「仁義なき戦い」の舞台として日々血の雨が降っているような印象しかありませんでした。しかし、職場の一部となって頻繁に出向くにつれて、広島県という土地と人々の気質がそれまでの想像とはうらはらに実に穏やかであることに気付きました。それが瀬戸内独特の気候と歴史が育んだ県民性であるという人もいます。大阪出身の同僚には、広島愛が高まり彼の地に居を構え完全に移住した人もいますが、気持ちは分かります。
 
 日々緊張して勤務する中でたまに広島に出張して、職場の特に若い人たちと話すと確かにホッとすることが多いのです。厳しい事業環境にあってもこの独特の気質だけは変わらずにいてほしいと思います。
 
 ところで、よく行く職場は広島といっても最寄り駅は新幹線の東広島なのです。広島のひと駅手前。大阪-広島だと1時間半もかからないところ、ひとつ手前の東広島だと「こだま」しか停まらないので岡山か福山で乗換えとなり、たっぷり2時間以上かかるのです。もう慣れましたが実に不便です。この東広島という駅、実にローカル色たっぷりで、
列車は1時間にほぼ2本。新幹線の駅でありながら、乗降客数はおそらく京阪電車の各停停車駅より少ないのやないでしょか(^^)。

 ひと仕事を終えて大阪に帰るのはいつも夕暮れどき。上りホームから眺める中国地方特有のなだらかな丘陵が遠くまで夕日を浴びて、なんとものどかです。
 
 先週の業務は呉市まで足をのばしました。ここからの帰りはJR呉線でいったん広島までバックして新幹線に乗り換えです。この呉線が単線で、また遅い。広島まで1時間以上かかります。対向待ちする停車駅で車窓から眺める瀬戸内海の夕暮れが旅情にうったえます。先週の広島は山も海も実に穏やかでした。

凱旋

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P1100023.jpg わが学園、常翔学園高校は、全国高校ラグビーで17年ぶりの全国制覇を達成し、2013年は実に素晴らしい幕開けとなりました。その興奮も冷めやらぬ今週、優勝記念パレードが行われました。

 地元大阪市旭区の千林商店街、千林大宮商店街、今市商店街は学生・生徒たちの通学圏内となっており、日々お世話になってます。また、大学も含めて商店街や地元住民の方々とは常日頃より実に活発な交流があります。今回の花園での連戦に際しても絶大な声援をいただいており、感謝の気持ちを込めて凱旋パレードとなったわけです。

 

 

 

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  天気予報は晴れやったのに、スタート前にはわずかながら雨が落ちてきました。ルートにはアーケードの無いところがあるので、いちおう晴天ルートと雨天ルートを設定していました。えいやっで「晴れ用」で決行したところ、幸いスタート時点ではすっかり晴れ上がりました。

  ブラスバンドの先導でさぁ、出発!

 商店街役員の皆さんはもちろんのこと、巨大商店街をゆくお買い物の人たち、ルート住民の皆さん、熱烈歓迎です。手製の幟や横断幕を掲げての声援もあります。なんともうれしい限りでこちらが感動してしまいます。生徒達も実に気持ちよさそうに行進していきます。

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  約2km、40分の行進ののち、区役所に到着。区長さんのお出迎えから祝賀セレモニーが行われ、無事にパレード終了。しかし、終わったあとも生徒たちはファンに囲まれて、なかなか撤収できません。すごい人気。ヒーローですわ。やはり地元住民あっての都市型学園、絆の大切さと絶大な力を感じた1日でした。

いざ頂点へ

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 あけましておめでとうございます。IMG_0265.jpg
 
 正月も6日になって「おめでとう」もないもんですが、ブログ始めということで。
 本年もどうかよろしくお願いします。
 
 今年は初詣行こうかななんて思っていましたが結局いつもどおりの年越しとお正月で、1年初めての外出が3日の花園ラグビー場となりました。高校ラグビー全国大会、わが校常翔学園は順調に勝ち進んでおります。
 
 去年も書きましたが、この準々決勝、いちばん盛り上がります。観衆もMAX。観客席も通路も満員電車なみの混雑です。しかもひと試合終わっても観客が入れ替わらないので応援団の生徒たちが入場できずに困ってる。
 
 2019年ワールドカップの日本開催までに、もっともっと日本が強くなって、競技人口が野球なみに増えて試合数も増えて、花園ラグビー場が年間コンスタントに満員コになってほしいもんです。そうすれば観客席拡張しても採算OKなのに…と、この日だけは毎年感じます。
 
 さて、わが校の試合はライバル伏見工業相手に一進一退、ノーサイド数分前にPKで逆点。わずか1点差で勝利という、心臓に悪い好ゲームでした。
 
 昨日の準決勝は國學院久我山を57-0と圧倒。明日の決勝戦、17年ぶり5回目の全国制覇に挑みます。ここまできたからには是非とも勝たせてやりたい。あれからもう17年も経つのか!(゚Д゚)
 
 決勝対戦相手の御所実業も好きなチームです。天理高校の独壇場だった奈良県の高校スポーツ界に現れた公立高校で、素晴らしい指導者によってここまで成長したと聞いてます。しかし、ここはいっとき郷土愛を封印し、わが学園の久しぶりの頂点を見たい。そして、両校フィフティーンの悔いのない健闘こそ応援したいと思います。

あんみつの衝撃

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IMG_0005.jpg 昨日、仕事で京都に赴き北山通りの某女子大学さんにお邪魔しました。

 ふと考えると、永年大学職員として生きてきて、今日に至るまでいろんな仕事でもってたくさんの大学を訪れてきましたが、女子大に入構したことは数えるほどしかありません。貴重な体験でした。

 さて視察、授業見学、意見交換など無事に予定を終え、同行の関係者一行と反省会をということになりましたが、まだ陽も高くちょっと一杯というわけIMG_0006.jpgにもいかない。お世話いただいた団体事務局の人が 「近くのお店を予約してます」 ということなんで、行ってみると、これが何というか妙なところでした。

 甘味処「天引」さん。

 看板を見てふと「給与明細」が脳裡を過ぎりましたが「あまびき」でした。甘味処。普段、自分からはまず入ることがない類のお店です。陶芸ショップを兼ねていて教室もやってて作品たくさん展示されてます。陶芸とあんみつ。不思議な空間です。

 幹事さん「注文、みなさん同じものでいいですかね。」

 いいも悪いも、分からないからお任せするしかない。待つことしばし、出されてきたのが写真の豪華あんみつ。「海のクリームあんみつ」とゆうそうです。抹茶がついて1,000円ナリ。寒天・黒豆・白玉・たっぷりきな粉にあんこ、アイスクリームがどぉ~ん。上からみつがこれでもかと…。 左下のたくあんみたいに見えるのは素の寒天です。テングサのいい香りがします。この器に入るとせっかくの海の香りが木っ端微塵なので、別に味わってください、という配慮です。あんみつ、何年ぶりやろ?さっそく挑んでみることに。

 甘い(^^;;)!! 想像を超えてました。

 この質、量、バリエーション、甘党の方々には、超満足のたまらない逸品なのでしょうが、わたしにはちょっとしんどい…。

PB092989.jpg 最近はデザートのことをスイーツとかジェラートとかいって外食で提供される商品でひとつの領域を形成してます。わたしは甘味をいただく習慣がないので縁がなかっただけに、実に新鮮な体験ではありました。しかし、今後も積極的に関わることはおそらくないと思います(笑) 

 このあと、一行と別れてとことこ西へ、嵯峨野の大覚寺に向かいました。夜間特別拝観「真紅の水鏡」初日。せっかく京都に来たついでにと思い立ったのです。秋の京都、真っ赤な紅葉を観たい!盛り上がる期待。

 しかし、紅葉はもうひとつ。訪れる人もまばら。清水寺、東寺など京都の他のお寺はすでに色づいている由、友人が知らせてくれましたが、大覚寺ではこの日、境内の大沢池に映り込むはずの紅葉はまだしっかりと青青、「真紅」にはほど遠い水面でした。残念。ちょっと早かった。

舞洲の愁い

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 秋深し。
 
 夕暮れ近くなると、もの悲しさが募ります。

 哀愁の「愁」という字には「秋」が入ってます。つまり、古来より秋は人の心に理由のない愁いをもたらす季節だったのでしょう。

 広辞苑では「憂い」と「愁い」は同じ意味とされてますが、わたしは違うものと理解しています。一般的に憂鬱でこころが晴れない場合は「憂い」。「愁い」の方は秋になると感じる何となくワケもなくもの悲しくものうい感覚、またはそれに類するものやと勝手に決めてます。

 この「愁いの季節」悪くないですよ。というより、好きなんです。夕暮れ、吹く風にどこか遠くの野焼きの香りが微かに混じっていたりすると、山と田んぼ、幼い頃を過ごした田舎の原風PB042951.jpg景に直結する理屈抜きのたまらない郷愁に襲われます。旅愁と郷愁は人の本能のひとつやと妙に納得するこの頃ですが、歳のせいでしょうか。
 
   さて今日は、わが常翔学園高校のバレーボールの試合応援で、舞洲スポーツアイランド、アリーナに出かけました。舞洲までは阪神高速であっという間です。競技場やアリーナ前の広い公園エリアにはUSJから駐車場に向かうカップルや家族連れ、さらには修学旅行の中学生たちなど、それぞれに深まりゆく秋の一日を楽しんでます。
 
 『平成24年度大阪高校総合体育大会 兼 春の高校バレー第65回全日本バレーボール高等学校選手権大会予選』準決勝です。勝てば全国大会出場。大阪からは2校出場できるため、準決勝勝つと全国大会への出場が決まるのです。
 

 

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  ラグビーや野球の応援は何度も行ってますが、バレーボールは今回初めて。
 
 もちろん試合だけでなく試合前の練習も含めて観戦したのですが、コートと観客席が近いからか、まぁすごい迫力ですわ。若いということは実に素晴らしい。鍛えられた身体能力と技術はホントにすごい。感動ものです。統制のとれた練習風景はひたむきに打ち込むエネルギーを感じました。これぞ青春。情熱の発露。
 
 残念ながら負けてしまいましたが、見応えのある試合でした。生徒たちのこれまでの精進に拍手。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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