2014年10月アーカイブ

CHASE THE RUNNER

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 大阪マラソンに行ってきました。

 まさか私がエントリーするわけがないのであって、出場する友人の応援です。

 およそ3万人が大阪の中心部を駆け抜ける、いまさらながらの大イベントです。これまでテレビのニュースで様子を知るばかりでしたが、出場しないまでも現地に応援に行くことでそのスケールを実感するところとなりました。

 およそ甲子園のタイガース戦1試合の入場者に匹敵する数のランナーがそのまま、よーいドンで走る抜けるその迫力たるや想像を超えてました。趣向を凝らしたキグルミが多い。さすが大阪、コテコテの目立ちたい精神はぞんぶんに発揮されてます。う~ん、これは観てるだけでずいぶんと楽しめるぞ。PA265206.jpg

 なんせ3万人やから、お目当てのランナーがどこに居るのかなんて、まず分からない。そのために大会スポンサーのケイ・オプティコムが「今、ランナーの走っている場所がネットの地図上で確認できます。」というサ―ビスをネットにあげました。よし!これなら楽勝、スマホで確認して先回りして、走ってる写真撮ってあげよう…

 と、こんなタダのサービスを信用した私が大バカでした。

 スタート直後から、まったくつながらない。エラー出まくり。アクセスの集中は当然予想されたはずやのに、全然対応できておらず、およそ使いもんになりません。目当てのランナーを探すのに苦労し、応援の段取りが大きく狂ってしまいました。できそこないのサービスなら初めからない方がいいわけで、あてにしたぶん余計に迷惑を被りました。おそらく、同じ思いをしたのは私一人ではないでしょう。イオ光、せっかくタイマイはたいてスポンサーになったのに逆効果、醜態を晒しましたな。

 それはさておき、何事でもそうですがテレビに映らないところにドラマがあります。大会を支えるスタッフやボランティアの方々の苦労を知ってこそ、イベントの意味あいも解ろうというもんです。沿道では観戦の人たちが「がんばれ~」と励ます。給水所でランナーたちがスタッフに「お世話になります」「ありがとうございました」と声をかけていく。これぞニッポンのスポーツの神髄でしょう。

 思えば、世界各国、スポーツ大国として名を馳せるのは今や先進国としてのステータスとなってます。しかし、冷戦終結後は、国家の威信をかけてオリンピックでメダルを取るために、ごく一部のエリートに予算を集中投下して人間離れしたアスリートを養成することが一部の国々では行われています。いわゆる「ステーツアマ」とゆうやつです。その一方で一般国民のスポーツに対する意識や浸透はなんともお粗末といいます。

IMG_3061.jpg スポーツの意義とは何か、ということです。

 戦争できない代わりの「仮想戦争」としてしかスポーツを認識できない場合、国の予算で養殖、製造されたアスリートは、国の看板背負って戦いに向かうわけです。もしも負けたりしたら銃殺されるか、強制労働を課せられるか、少なくとも民衆から石もて追われる羽目になります。帰ってきた空港でアメを投げつけられた選手たちもいましたね。「税金使って、何やっとんじゃい」というわけです。

 わが国のスポーツは違います。アスリートは国のためではなく自分のために力を尽くします。国際試合の最高の舞台に立つために研鑽を重ね、成し遂げた実績に対して国民は勝っても負けても惜しみない拍手を送ります。スポーツの意義を理解しているからです。

 幼いころからスポーツに親しみ、体育会のクラブ活動ではひとつの競技に打ち込むことにより集中力を培い、自分の限界に挑戦することのすばらしさと達成感を会得します。部活の上下関係では先達を敬う意識と社会の仕組みとを涵養していきます。素晴らしきニッポンのスポーツの姿です。

 そんな国であればこそ、夥しい市民ランナーが生まれ、みんなが一見何の得にもならないしんどい思いをして今日も走り続けます。しんどい思いをして山に登り、ゴルフにテニスにと本当にスポーツが浸透しています。その楽しさ、すばらしさを知っているのです。

 この国に生まれたことをうれしく思い、また今日そのことを改めて認識させてくれた友人に感謝した、爽やかな秋晴れのいちにちでした。。

 完走、本当におめでとう。そして、ありがとう。

IMG_2843.jpg 今日はゴルフに誘われて早朝から出かけ、さっき帰ってきたもんで更新が遅くなりました。

 なんともいいお天気、暑くもなく寒くもなく風もなく、まさにゴルフ日和の一日を堪能し、だいぶ日に焼けて帰ってまいりました。心地よい疲れというやつです。

 昨日はというと、甥っ子の結婚式に出席したのです。

 結婚式、披露宴、実に久しぶりです。出席する機会がめっきり減ってきました。社会人になって同年代の友人の結婚ラッシュがいち段落すると時を経て今度は職場のスタッフや後輩からの招待が増えてきたのですが、昨今結婚しても式はしない、または海外に行ったりして二人だけでというパターンも増えたこともあるのでしょう。すっかり呼ばれなくなったなぁと思っていると、どっこいそろそろ子供たちの世代がいっせいに適齢期に突入し「親戚のオジサン」という立場での出席が増えてきそうです。昨日はその皮切りといったところか。

 今風の結婚式場というのか、ゴンドラで降りてくることはなかったものの、多々趣向を凝らした演出が盛りだくさんでした。フラワーシャワー、ブーケトスなんてお約束から、教会での式の様子を撮影してドラマ仕立てに編集したビデオを続く披露宴で早くも上映してみせたりと、さすがプロの仕事という感じで、予想を裏切って思いのほか楽しかった。集合写真もあちこちで撮って、もちろんすぐにプリントしててお持ち帰り可能。しかもこの日とった写真はすべてネットにアップされてて、ご入り用の方は有料でダウンロードしてください、ときた。

 なるほど、昨今の結婚式産業は、こんな感じに発展してきたのかと実に興味深かった。うちの奥さんは「コテコテやったなぁ~」とか言いながらもじゅうぶんに楽しんでいた様子。やっぱりなかなかいいもんです。新郎新婦のみならず、参列者全員にとって想い出に残るお式となったことでしょう。どうかお幸せに(^^)/

IMG_3040.jpg さて、ここ数日のニュースは、またぞろ政治とカネの話で盛り上がってますね。カネが絡むと自民党はどうもいつも弱みをさらけ出します。鳴り物入りで入閣した女性閣僚のうちの二人、どうやらもうダメみたいです。

 松島みどり法務大臣は、選挙区で有権者にウチワをただで配って怒られてます。エアコン全盛の昨今ですが、たかがうちわといっても真夏には重宝する品物に変わりはありません。「討議資料として配った。うちわのように見えるかもしれないが、有価物に値するとは考えていない。」と答弁したとか。まるで漫才のネタみたいなことを平気で言えるこんな人物が法務大臣とは、何とも情けない。これから安倍内閣の歴史において、大臣の名前はすっかり忘れても「ウチワのおばさん」といえば、永劫国民の記憶にとどめられることでしょう。安倍さん、どうします?

 さらに、小渕優子経済産業大臣はさらに深刻です。支持者をお芝居に連れてったのに政治資金収支報告書に一円の記載もないことから市民団体から規正法違反で刑事告発されました。のみならず、その政治資金報告書に記載された内容たるや、三越はじめ有名百貨店、有名ブランド店からのお買いものが非常に多く、さらに私的な出産祝いなどが「事務所費」として処理されていたり、はたまた姉が経営する服飾雑貨店からも多額の物品を購入していたりと、さすが元自民党総裁の娘。つかんだ金脈に対する執念とだらしなさは大したもんです。やってることは兵庫県の号泣議員とほぼ同じですわ。

 選挙区民の祝い事を嗅ぎ付けては、自分の写真をデカデカとプリントしたラベルを貼った紅白ワインを贈っていたとかで、公選法違反でも告発されそうです。これはもうアウトでしょう。経産相解任は当然のこととして、いつ議員辞職するかに注目していくこととなりそうです。

 かつて民主党はその政権当時、とんでもない体たらくで国民から心底愛想をつかされましたけど、政治とカネの問題がさほど取り沙汰された記憶がありません。その点だけに限ってみれば自民党よりもはっきりと優れていたと思います。

 ぬけるような秋空のガーデンテラスで若い二人の将来に幸多かれと願った昨日、セ・リーグクライマックスシリーズでは阪神が憎っくきジャイアンツを敵地東京ドームで4タテ、スウィープという信じがたい快挙をやってのけました。さらに今日はゴルフでストレス発散と実にさわやかで気分の良い週末でした。しかしながら、政界ではさわやかさとは真逆の薄汚い金権政治家の習性を見せつけられ、なんとも水を差さされた気分です。

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 空一面、分厚い雲が埋め尽くしており、東の空から薄日が差してかろうじて太陽の位置がわかります。先週の18号に続いて巨大台風19号が再び日本列島にジャストミート。NASAが「Super Typhoon」として公開した写真、すごい迫力です。

 自然条件の点ではすごく暮らしやすい大阪に住んでるので、災害の危険が迫ってもどこか遠いことのように思えてしまいますが、以前にも書いたように日本はその美しい国土と引き換えに地震や台風などの自然災害が非常に多い。そして、わが国の先人は幾多の壮絶な災害を経験する中にも叡智をもって立ち向かい、極めて災害に強い国土と国家を築き上げてきました。

 もうすぐ起こる南海トラフ巨大地震への備えも、決して十分とはいえないまでもちゃくちゃくと進んでいます。こと台風に関しては、ひとむかし前の「伊勢湾」や「室戸」といった歴史に名を残すような被害は、日本ではもう起こらないでしょう。

 しかしそれも、しっかりとした万全の備えを全うした上でのことあって、かの「天災は忘れた頃に起こる」という寺田寅彦の言を引くまでもなく防災意識を忘れないようにしたいものです。20141011210818095.jpg

 さて、今日はやっかいな隣人についてのお話です。韓国の検察が産経新聞の前ソウル支局長を「名誉棄損」の罪状で起訴しました。

 これに対して、日本のみならず世界中のマスコミや関係団体が、報道の自由に対する侵害であって断じて許容できないと抗議の声を上げています。当然のことです。

 韓国はいまや「反日」を国是としており、反日であることがすべての条理の基本となっています。反日こそが国民の根本的行動規範であり、その感情は憲法をはじめすべての法令の上位に君臨しています。法律違反の行為であってもそれが反日から発したものであったり、日本への嫌がらせに効果があると認められればすべてお咎めなしとなります。逆に、ふつうは大して問題にもならないことであっても、それが親日的なものであったり行為の主体が日本や日本人であった場合は、徹底的に難癖をつけて指弾します。

 今回の件がまさにそうです。そもそも問題の記事は日本の記者が、日本人向けに日本語で発信したものであり、しかもその内容は韓国のメディアである朝鮮日報の報道を紹介したに過ぎません。にも関わらず、記者を出国停止にしてずるずると事情聴取を繰り返した挙句、あまつさえ起訴におよびました。一方、元となった記事を掲載した朝鮮日報にはまったくお咎めなしとは、およそ信じがたい無茶苦茶な話です。

 朝日新聞の記事によると、検察は前支局長側の謝罪をもって「手打ち」をさせようとしたところ、前支局長側が謝罪を拒否したため不調に終わってしもた。このため振り上げた手の下ろしどころがなくなり、やむなく起訴せざるをえなくなったとのこと。

 産経相手なら多少のムチャをやっても国内の世論も許すやろとの判断もあったようです。いつも鼻につく産経新聞、この機会にちょっと懲らしめてやろう、そしたら少しは大人しくなるやろ、くらいの軽い気持ちやったかも知れません。ところがさすが産経新聞の記者、肝がすわってました。浅はかで愚かな脅しに屈することなく、強烈な反撃にでます。

 思惑が外れてしもた検察は、産経に追い風が吹く中でこれからの裁判を進めなければなりません。

 被告となった産経前支局長は、ここを先途と検察当局と韓国政府の報道機関への弾圧と日本だけをことさらに目の敵とする司法への政治関与について、裁判所ではなく世界中に向かって徹底的に反論を主張することでしょう。国際世論の趨勢は明らかです。

 やっちゃいましたね、韓国。国際社会を敵にまわし自ら国の品格をさらに損ないました。韓国政府は「政治は関係ない、いち個人に関する司法の問題」と強弁してますが、誰がそんな話を信じますかいな。

 大統領にヨイショして国内世論に迎合し、反日こそが大義と調子にのった結果、気が付けば韓国は取り返しのつかない状態に追い込まれました。法治国家の常識で考えるとそもそも起訴自体にムリがありました。公判が維持できる見込みもなく有罪はまずムリなのは明らかです。結局は無罪判決を出すしかなく、その結果恥をかくのは大統領と国民です。

 が、しかし、どっこいこの国は時に信じられないことを平気でやってくれます。

 報道の自由、法の前の平等などは「反日の大義」の前には全くかすんでしまい、その結果、近代的な自由と民主主義を基本理念とする国家グループから排除されることも厭わない。法律なんか関係ない。日本人で、しかも産経やねんから、そのことをもってとにかく有罪!

 まさかそんなことにはならないと思いたいのですが、なんせ韓国のこと、予断は禁物です。

iPhone6

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 台風接近で、先ほどから風が強くなってきてます。昨日は久々にみごとな夕焼けが見られましたが、今日は一日中大荒れのお天気となりそうです。夕焼けの翌日って晴れるんやなかったけ。

 さて、iPhone5を愛用していましたが、このたびiPhone6に機種変更しました。5でも別段不便もなくそのままで全然良かったわけですが、前回iPhone4から乗り換えてから2年経ち機種代金の分割払いがちょうど終わったこと、新型機種はひとまわり大きくなって老眼に優しいらしいと聞いたこと、持ってるiPhoneを下取りに出すといちばん容量の小さい16Gのんやとキャンペーンで実質タダで変更できること、そしていつもながら世の喧騒に敏感で迎合しやすい、つまりはミーハーで新しもの好きの性格が噴出したことにより、今回の移行に至りました。

 ケータイとのつきあいはこれまでも何回か書いてきましたが、スマホはもはや仕事に趣味にと日常欠かせなくなってしまいました。これは私に限ったことやなくて、そんな人は非常に多いと思います。

 戦後日本では、科学技術の発達と社会の成熟によってインフラ整備が進むに連れて国民の生活様式が変わっていき、一方でみんな一様にだんだんと豊かになってきました。その結果、テレビやクルマのように、ときに新しく登場した革新的消費財がパンデミックのように爆発的に普及する現象が起こります。携帯電話もまさにそうですね。メーカーもキャリアも儲けてますね~。この低成長時代にあって、近年もっとも急速に発達した新しい産業分野ですな。

IMG_2819.jpg さて、お店で予約してから4・5日で連絡もらってイソイソと出かけました。発売初日の喧騒をテレビで観てたので、もっと待たされるもんと思てましたが案外早くに入手できました。「5」をバックアップし「6」で復元すると、そっくり同じ内容で簡単に移行できました。大きくなったぶんトップのアイコンの数が増えてますがほぼ旧器と同じ並びです。使い方もまったく同じ。

 サイズが大きくなったので確かに老眼には優しい。これだけでも変えた価値はありそう。ならもうひとまわり大きい「iPhone6プラス」という選択肢もありましたが、こちらは実質タダで移行とはいかず若干の費用が発生するとか。しかも電話機としては大きすぎる。スマホはあくまで胸のポケットに入れて携帯すべし。これまでの、そしてこれからの使い方を考えて今回「プラス」は回避した次第です。

 iPhone6、ホームボタンが指紋認証になっててロックの解除が簡単になりました。これもありがたい。デフォルトのアプリもじゃっかん増えてます。わたしの場合メールやSNSなど使いみち限られててすべての機能を駆使していたわけではないのですが、もう少し使いこんで慣れてくるとまた新しい世界が拡がっていくでしょう。しばらくはいじくりたおして、いろいろと楽しめそうです。

 初めてケータイ持ってから15年ほど経ちました。これまでに持ってた、もう二度と使うことのないケータイ、スマホすべて置いてありますが、今回は旧機下取りということで使い慣れた愛機を初めて手放すことになりました。ホントやとあらかじめバックアップとっといてからお店に行けば1回で済んだところ、下取りの手続きは後日あらためてということにしました。もう手元に置いておけない旧機、せめてもの記念にこのツーショットを撮るためです。

 iPhone5、お世話になりました。しかし、お店は私のこのスマホこれからどうするんでしょ。下取りなんかして中古で販売しても買う人がそんなにいるんでしょか。う~ん。

WELCOME

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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