甲子園のセンバツ大会で選手が宣誓し、気象庁は標準木で花弁を確認して開花を宣言し、平和な日本に春が来ました。物価が高いガソリンが高いなどと不平を言う前に、ガザ地区やウクライナの子どもたちの惨状を思い、平穏な日常が当たり前になっていることに感謝すべきです。そんなうららかな春の日、三連休最終日の朝です。
さて、おもえばわれわれ善良なる消費者は、よりよい商品やサービスを求めるに際して、気づかないうちに主体性を失い、売る側の思惑と計略に乗せられて消費行動に至るケースが非常に多いように思います。敵の術中にはまって、自分で主体的に決断したと思わされて、得した気分で安物に大枚をはたいてることがあるのです。
ユダヤの格言に「君がもっている物を、それを必要としている人に売るのはビジネスではない。君がもっていない物を、それを必要としない人に売るのがビジネスだ。」というのがあります。そんなにあからさまでなくても、「これが最高です!」と勧められて買ってみたら期待外れでもっといいのんがあった、なんてよくあることです。
なんの話かいなってことですが、映像やデータを記録する媒体はほんの十数年前、Blu-rayの登場でこれで終わり、これ以上の方法はないという雰囲気がありました。ところが今やその決定版が衰退の危機にあるらしい。なんとあのSONYがディスクの生産を終了し、レコーダーの生産販売も撤退に向けて縮小するとか。伝説のホームビデオ企画戦争でVHS陣営に敗れたβ 陣営筆頭のSONYがデジタルディスクでは天下を取ったはずなのに、撤退とは。なんと、なんと。
テレビで映像コンテンツを好きなときに楽しむ方法として、放送を録画しておくことがかつての消費者の鉄板行動でした。ホームビデオが爆発的に普及し始めた頃、アナログの磁気テープに録画することでテレビの楽しみは飛躍的に向上しました。しかし、部屋にはやたら場所をとる大きなVHFテープのライブラリが増殖し、たださえ狭い日本家屋の貴重な空間を圧迫していきました。その後ビデオはテープからディスクへと進化を遂げ、音楽はCD、映像はDVDというデジタルディスク時代が到来しました。
そして、DVDより容量が飛躍的に大きく、ハイビジョンにも対応したBlu-rayディスクの登場で、勝負あった感がありました。それがなぜに今Blu-ray撤退なのか。
映像エンタメ界隈において、配信ビジネスの発展が「録画して観る」というスタイルを根底から変えてしまったからです。NETFLIXやamazonprimeで、観たい映画がすぐ観られる。わざわざ録画する必要もなければ、レンタルDVDのお店に出かける必要もない。月千円程度で、数千種類の映画が見放題なのです。録画してライブラリを増やす人が減ったことはレコーダーの業界にとって致命的です。
さらに、ここにきてBlu-ray自体の物理的な弱点も指摘されてます。DVDに比べて記載したデータが劣化しやすいんやとか。発売されるビデオソフトはDVDがBlu-rayを逆転してるそうです。PCのデータ保存媒体としても同様にBlu-rayは部が悪い。かつてHDDは消耗品とされ、貴重なデータは光学ディスクに焼くことで永久保存完了と思っていたところ、なんとDVDにしろBlu-rayにしろ保存耐用期間は有限で、データはいずれ消えてしまうらしい。発売当初はそんな話聞いてないよって話です。騙された。今や永久保存の貴重なデータの保存媒体としてはフラッシュメモリのSSDよりもメカニックな磁気記録のHDDが見直されてるそうです。最も安全なのが各種のクラウドサービスの利用なんやとか。
もうね、何が正解か分からん。ここはひとつ発想を転換してですね、保存せんといかんと考えるから方法で悩むわけで、いっそ止めてしまうという選択肢を検討すべきですわ。わたしも還暦をとうに過ぎて、そろそろ断捨離のことも考えるべきお年頃になりました。思うに「貴重なデータ」が果たしてどう貴重なのか、なぜ貴重なのか、苦労して残しておくことに意味があるのか、山のように録画した映画ソフトも、その多くが死ぬまでに果たして1回でも観るのかということですよ。Blu-rayがソフトウェアの入れ物としてのその使命を終えようとしている昨今、ユダヤ商人の術中に嵌らぬうちに、多くのコンテンツを手元に残すことの意味を改めて考える必要があるように思います。



そうかこれは
上記の一般的な解釈での、涙(泣いてる)これは悲しみや苦しみの象徴です。人生に辛苦はつきものです。人誰しも多かれ少なかれ泣きたい気分になったり、また実際に涙がこぼれた経験はあるはずです。しかし、「涙流すほどの悲しい、つらい経験をする」だけで「人生のほんとうの味が分かった」となるでしょうか。やはり実際にパンを食べてることに意味があると思うのです。普通、そんな気分の時に食欲なんかないですよ。食べてる場合ちゃいますやん。つまり、泣いてる状況とは、辛い悲しいときだけか。ここがポイントです。
なんと、悪辣な手段を講じて使ってもいないオプションサービスでこっそり課金を続けていることがバレたそのタイミングで新たな営業を仕掛ける、その商魂の逞しさよ。いや破廉恥さというべきか。