昨夜、なんか風が強いなあと思いつつ夢の世界へ。今朝目覚めると、うっすらと雪が積もってました。大阪では年に1回あるかないかの珍しい光景です。日本中大雪の予報で投票への影響が懸念されています。20260207_223918440_iOS.jpg

 そう、いよいよ今日は総選挙の投票日です。わたしはすでに期日前投票を済ませてますので、今日はどこにも出かけず、選挙特番をさかなにウダウダと一杯やらせていただきます。

 メディアはこぞって自民党の圧勝を予想しています。なんとも奇妙な話です。だって、テレビどの局でもワイドショーで映しだされるのは中革だのれいわだの、わけのわからない反対勢力の活動の場面が多い。コメンテータは自民党に対する悪態ばっかり並べてる。新聞週刊誌にしてはもっとひどくて政府自民党の悪口しか報じてません。高市政権よくやってる立派!なんてことを言う評論家は誰ひとりいないし、そんな記事は見たことない。つまり、テレビだけ視て、新聞だけ読んでたら多くの国民は、いまの政府はなんという悪者なんだろう、こいつらに立ち向かう正義の味方のリベラル勢力をぜひとも応援しなければ、となるはずなのに、実態はなぜか自民党を支持する国民が圧倒的に多い。つまりね、もう誰もテレビ、新聞を信じてないのです。

 そうなるとですね、そんなオールドメディアが「自民300議席を窺う」なんて予想出しても信じるわけにはいきません。油断させといてバッサリとやる巧妙な褒め殺し戦略の可能性があります。 

 さて、告示以降選挙ネタを続けてきたので、今日は先週のもうひとつの大きな話題を。

 今年は、野球のWBCとサッカーのワールドカップと、世界的に大きなスポーツイベントが続きますが、先陣を切ってイタリアで冬季オリンピックが始まりました。

 ミラノ、コルティナ大会というそうです。会場のひとつコルティナは1956年に一度オリンピック冬季大会が開かれてて、2回目。前回は「コルチナ・ダンペッツォオリンピック」といったそうです。前回の大会以降に町の名前がコルチナからコルティナに代わったのではなく、おそらくは読み方の日本語表記が代わったということでしょう。インドのカルカッタが今コルカタになりボンベイがムンバイに変わったのと同じです。

ski.jpg コルチナといえば日本にも白馬コルチナ国際スキー場というスキー場があります。今を去ること30年以上も昔、バブル期のスキーブームの最中、ミーハーを自認するわたしは当然のことながらブームに遅れまじとせっせとスキー場に通ったものです。当時日本のスキー人口は一説に2,000万人と言われてました。老いも若きも週末にはクルマの屋根に板を載せてスキー場へと大移動してました。幹線道路走ってるとアルペンの「青い三角」があちこちで目についたもんです。原田知世主演の映画もブームに拍車をかけました。

 大阪からクルマで行けるスキー場となると兵庫県の北部、ハチ・ハチ北や神鍋山、そして岐阜県のダイナランド、白峰高原などある中で、ちょっと遠いけどスケールや雪質なんかを考えると八方尾根を擁する白馬周辺がよろし、ということになります。コルチナ国際はその白馬山脈でも最北部に位置するスキー場で、わたし一度だけ行ったことがあります。なんでも、地形が、昔オリンピックがあったイタリアのコルチナスキーリゾートに似てるから命名したとか聞きましたが、そんなんおそらく適当でしょう。

 あの頃はまだまだ元気で、時の上司から「お前、毎年冬になると顔の下半分だけ黒いな」と言われてました。当時のゲレンデでは、肩に張り付けたリフト一日券を改札で見せてゲートを通ってました。最終日は午前中だけ滑って、午後からゲレンデに来た人に半額で買ってもらおとして係員に見つかって追いかけられたのも、今となってはいい思い出です。

 そんなお手軽スキーの傍ら、毎年年末の仕事納めのあとは必ず職場の友人たちと大挙して北海道ニセコ、富良野など道央界隈のリゾートに出かけるようになりました。空港から貸切バスを仕立てての大名旅行でした。大晦日に帰阪し「今年も終わりか」というのが風物詩でした。

 その後バブルも弾けてそんなスキーツアーも自然と無くなり、気が付けばスキー板もブーツも処分してもうありません。時は流れ、聞いた話では今やゲレンデではスキーヤーよりもボーダーの方が多いらしい。30年前、スノボはまだイロモノ扱いされてててほとんど見かけることは無かったのに、時の移ろいを感じます。

 今のところ、昔を思い出して再びスキーやってみようかとはままだ思いません。身体の衰えを感じることはあまりないですが、気力面で一歩が踏み出しづらくなってことは事実です。リタイヤ後のチャレンジ項目のひとつと覚えといて、それより今はオリンピック。若者たちの活躍に大いに期待することといたしましょう。

ああ社会党

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 第51回衆議院議員総選挙、始まりました。昨日でかける用事があったので、ついでに期日前投票を済ませてきました。今回は衆議院解散から選挙の投票日までが短くて、始まったと思ったらあという間に開票です。しかし内容が濃くてエンターテインメント性は非常に高い。ミーハーな私としては見どころ満載で実に楽しみです。

 わたしは先のエントリーで自民圧勝を予測し、大方の世評もまた同様の感じで推移しています。しかし果たしてそう単純にいくかどうか、創価学会の暗躍で即席政党の中革連合が地滑り的に躍進するのではないか。まあ無いとは思いますが、選挙は水もの、結果が出るまで予断は禁物です。

 真冬積雪時期の選挙というこどて、日本中でその実施に実に苦労している様子が繰り返しニュースとして流れます。「こんな時期に解散しやがって」という、放送局の高市首相に対する無言の怨嗟です。オールドメディアの足掻きと言えましょう。SNS上ではそんなメディアの姿勢に対して、凄い勢いで糾弾が発信されています。今回の総選挙はテレビ・新聞とネット、有権者がいずれの発信を拠り所として行動するのか。社会的に大きな分岐点になるかもしれません。20260131_085749093_iOS.jpg

 そんな中、昨日の朝日新聞に「比例区の投票で、中道と書かずに公明党または立憲民主党と書いたらどうなるか」という記事が載ってました。結論としてはどうやら無効、死票となるようですが、朝日の記事は、「産経新聞は、この場合は各選挙区の選管の判断によると書いている」と名指しで書きました。新聞記事に他紙の名前出して記事批判することは異例です。朝日の意図としては「産経新聞は、中道の得票数を減らすためにあえて無効票に誘導しているのではないか」と言いたかったものと思います。はっきりそう書かないあたり朝日持前のいやらしさが見て取れますが、確かに今回の選挙では、場当たりで急ごしらえの野合政党中革派に関しては、支持者にしたら「公明党支持やったけど立憲は嫌い」またその逆もあり得るわけで、そんなとき「いっそ前の政党名書いといたろ。選管の判断で中革の票にしてもらえるて新聞に書いてたし」という行動は十分予測されます。保守系の産経にそれを助長する意図があったとしたら、朝日としては黙ってられない。このあたり、場外乱闘みたいでなかなかに興味深い。

 ところで、わたしが今回ひとつ注目したいのは、社会党のことです。今では社会民主党と名前を替えたこの泡沫政党に関して、かつての栄華から現代の凋落に至る過程をちょっと前のエントリーで書いたのですが、その中で誤りがあったので訂正します。

 shakaito.png社会民主党は「いずれくる解散総選挙の結果次第では政党要件を満たさないことが想定され」ると書きましたがこれ間違いで、昨年の参議院議員選挙で得票率が2.0%を超えたことで、社民党は次の参議院選挙までは政党要件を満たすそうです。たとえ今回の衆議院議員選挙で当選者ゼロ(その可能性は非常に大きい)やったとしても、それは変わらない。2028年に予定されてる次回の参議院議員選挙までは政党要件が認められ、その間国民は、福島党首のあの支離滅裂でヒステリックな咆哮をテレビで見せられることになります。ただし、28年の参議院議員選挙で得票率が2.0%に満たなかった場合(その可能性は非常に大きい)または、3名以上当選(その可能性はほぼ無い)して非改選と合わせて議員5名以上を維持できなかった場合は、政党要件は取り消されます。

 去年の参院選ではタレント候補を擁立して何とかギリギリ票を伸ばせたけど、風前の灯状態は変わりません。高市政権の人気は、いわゆる「頭ん中お花畑」政党にきっちりと引導を渡すことが予想されます。

 かつて昭和の高度成長時代にあって、総労働対総資本のしのぎあいの中で、労働者の代表としてその存在感を大いに発揮してきた大政党の末路がこれかと、忸怩たる思いがします。

 昭和の昔、国民が好きなものは「巨人大鵬卵焼き」といわれてた時代に関西圏では、ジャイアンツファン大鵬ファンは自民党支持者が多い、対する阪神ファンは社会党支持、相撲は貴ノ花(初代)のファンが多いといわれてました。巨悪に挑む、ちょっと弱い正義の味方というポジションが共感を呼んでいたといえるでしょう。

 現代史において日本の青春時代ともいうべきそんな昭和も遠くなりました。余命3年。寒波の中雪雲が迫る西の空の向うから、社会党の末裔の断末魔が聞こえてきました。

偏向報道

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 日本列島が大雪に見舞われてるそうです。といっても、テレビのニュースやなんかで視てるだけなんで、ホントかどうかは知りません。年末以来遠出をしてないし、大阪ではまだこの冬一度も雪を見てないのです。

 「日本海寒帯気団収束帯」略してJPCZというそうです。また新しい言葉出してきやがった。これまでは単に「線状降雪帯」とか言うてたのに、去年あたりから天気予報の人が突然「JPCZが...」て当たり前のように言い始めました。還暦過ぎてから覚えるべき新しいことが多すぎます。ともあれ寒い寒い中で、先週気になったこと書きます。

 「偏向報道」という言葉をよく耳にします。新聞やテレビなどが政治的な意図を込めた記事や放送を流すことによって、特定の政治勢力に加担することです。

 放送法はその第4条で「放送事業者は政治的に公平であること」を求めており、報道機関の中でも特にテレビ、ラジオは特定の団体や政治思想に偏った内容をオンエアすることは禁じられています。同じオールドメディアでも新聞の方は、左翼暴力集団の機関紙のような朝日新聞でも自由に商売できてますが、放送局となるとそうはいかないのです。法律で禁止されてるのです。

 ところが昨今テレビを見ていると、現政権の悪口ばっかりをこれでもかと垂れ流す番組が目につきます。コメンテータをひな壇に並べて好き勝手言わせてるタイプのワイドショー的番組は、そのほとんどが政権政党や政府に対する悪態を次々に並べることで番組が進行していきます。政治的に公平であるなら政府の姿勢を擁護する反対意見も同じだけの時間を割いて放送しなければいけないところ、そんな姿勢は一切見受けられません。法律違反が公然と行われているのです。

 衆議院選挙の告示を受けて、選挙戦が始まりましたが、放送局の政権攻撃の姿勢が一層顕著になっています。このような法律違反を誰も指摘しないのが不思議でなりません。yonchan.jpg

 そんな中、極めつけのできごとが先週ありました。高市総理が衆議院解散を表明した22日に放送された、「よんチャンTV」という関西ローカルのワイドショーでのできごとでした。

 選挙が始まるってんで政党を紹介するのに、フリップを出して「優しくて穏やかな日本」の政党は中道改革連合、国民民主党、共産党、れいわ新撰組、一方「強くてこわい日本」の政党は自民党、日本維新の会、参政党と紹介しました。

 そしてアナウンサーが、「私たちが求める日本は優しくて穏やかな日本なのか、周りから強くてこわいと思われる日本を目指しているのかが判断軸になってくる」と言ってしまった。つまり、中革、国民、共産、れいわは良い政党で、一方の自民、維新、参政は悪い政党やと決めつけてしもたのです。しかも、これから選挙始まるというタイミングで。

 これまでにも冒頭述べたような偏向報道が毎日行われてはいましたが、テレビ局がこれほどまであからさまに特定の政党を批判し、特定の政党に肩入れする例はさすがに無かった。MBSにしてみれば、これまで好き勝手放送してきても特に法令違反を指摘されることも、注意されることもなかったもんやから、調子に乗ってしまったということでしょう。しかし、これは一線を越えてまいましたよ。

 高市総理が放送許認可所轄の総務大臣時代に「放送法違反に対する指導は番組単位ではなく、放送局全体をも対象とする」と政府見解を示しました。高市さんはやると言ったらやる人です。流石に、選挙戦の最中に動くことはないと思いますが、落ち着いたらきっとMBSの放送事業許可の取り消しを念頭に対応が進むものと思われます。首を洗って待ってなさい。

公明党さんさぁ...

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 高市総理が、通常国会冒頭に衆議院解散を行うようです。大方の想定どおりと言えるでしょう。

 政局を超えて、一気に政界再編へと動きだしました。といっても、高市政権の人気は衰えず野党が右往左往を始めたと国民の目には映っています。普通、解散総選挙とくれば「打倒与党政権」の好機と野党が色めき立つものですが、今回の解散は高市総理の絶対的人気と勢いそのままに、今解散を打てばいっとき地に落ちた自民党への支持が回復すると踏んだ高市政権側の政治決断です。

chukaku.jpg 一国の最高責任者の職務として、今、衆議院を解散することが妥当かと言われると、必ずしもそうではありません。物価対策、外交政策など難問が山積しており政治空白は確かにまずい。しかし、政治家として将来の日本の在るべき姿を実現するためには、今解散を打つのは巧みで効果的な政治行動と言えます。目の前の些末な公務よりも、国家百年の大系のために盤石な体制を整えることは、より価値がある、一流の政治家として正しい行動と言えます。

 これまでずっと書いてきたように、自民党はカネに汚い政党です。企業団体政治献金の全面禁止や文書交通費の廃止を頑として受け入れない姿勢は、政治を金儲けの手段と認識して恥じない体質を如実に示しており、これが改まらない限り、わたしは自民党を積極的に支持することはありません。しかし、その点を除けば日本の政治団体の中では一番まともな政策を掲げていると評価できます。

 先の参議院選挙で自民党は、政治とカネの問題を共産党をはじめとする反日勢力に叩かれ、多少の衰退がありました。結果公明党に愛想を尽かされ連立離脱に至り、過半数確保に苦労しました。しかし、そのまま一気に衰退するかと思いきや、対抗すべき野党があまりにも無策、無力過ぎた。政権奪取のチャンスやったのに、自民党の退潮を上回る体たらく状態で、結局何も変わりませんでした。そして、自民党のトップが高市さんに代わるとその人気に圧倒されて、今総選挙となるとまるで勝負にならない、木端微塵に砕け散ることは火を見るよりも明らかです。

 すると、今度はポンコツ野党筆頭の立憲民主党が公明党と合体すると言い出しました。なんと。公明党さんよ、ええのかよ。

 公明党といえば言うまでもなく宗教団体創価学会の政治部隊で、いっとき新進党に参加し消滅した時期もあったものの、その後再結党し、自民党との連立政権という形で悲願であった創価学会の政権参加という形を実現させた歴史があります。

 遠い昔の学生時代、親しかった学会員の友人によるやたらしつこい折伏(布教勧誘活動)に辟易し口論したことを懐かしく思い出します。いわゆる政教分離を掲げる日本国憲法に抵触するからそもそも公明党は政権を担うことはできないと私が言うと、彼はなんだかゴニョゴニョ言ってたんで「そもそも理屈をこねないと説明できない時点でお前の負け。オレは宗教団体は大キライや。理由なんか無い。生理的に受け付けん。ナメクジといっしょや」と言ってやったところ怒り出したんで逃げ出して、それきり会うことはありませんでした。komei.png

 公明党は、支持母体が宗教団体やから、ひとたび選挙となればその結束力は半端ない。信者はみなさん信仰第一なので、池田名誉会長のお達しなれば、何もかも放り出して選挙活動に力を費やします。立憲にしてみれば、新党結成が実現すれば、選挙協力どころではない、安定した大量の固定得票が約束されのです。おいしい話です。公明党にしても、選挙区に候補を立てないかわりに比例の名簿では優先させるなどの方法で、確実な議席が保証されると踏んだのでしょう。議席を得るための、まさに政治的な駆け引きです。

 しかしですよ。政党の理念ってもんがあるでしょっての。政治家さんたちは「こんな政治をしたい」「日本はこうあるべき」という考えがあるからこそ、政治家やってるのんとちゃうんですか。それが今の動きは、政治思想や政策のことは横に置いといて、とにかく選挙に勝つためにまず数を集めるんやと。その結果集まった人達との方向性の違いなんて、あとからどうにでもなるやろということですよね。今の立憲の連中と公明党の議員さんとは政治思想的に相いれない部分も大きいんやないですか。実際、公明党はついこないだまで自民党と連立組んで立憲と対峙してたわけやし。

 共産党やれいわみたいなキワモノ集団とはいわないまでも、まともな政党であっても、まず第一義的にそれなりの理念に基づいて活動すべきでしょうよ。それを、選挙優先、保身優先とはなんとも情けない。「野合」とはまさにこのことです。新政党名は「中道改革連合」とゆうそうです。略して「中革派」か。おいおい。

 空前の早苗人気の上に、野党のこのドタバタ。来月の総選挙は自民党の圧勝に終わることでしょう。

美少女再び

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 そうか、あれからもう14年も経ったのか。

fermale1.jpg フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を神戸の美術館で観たのが2012年の10月。今はもう2026年に突入してるから、朝日新聞が言う14年で計算合ってます。朝日はたまにウソ書くから気を付けないといけない。ウソ書いといてバレんかったらそのまま。バレそになったらシレっと訂正してあとは知らん顔で、謝らない。追及されたら逆切れして騒ぐ。それがこの新聞の習い性です。

 まあそのあたりは今更の話なんで今は置いとくとして、14年経った今年の夏に再び「少女」が来日します。大阪中之島美術館と朝日新聞一味が結託して美術展を開催すると、なんと号外まで出しての騒ぎようです。さらに先週、広告を打ちました。何というタイトルの展示イベントなのか、一緒に展示するのはどういった作品か、フェルメールは「少女」だけかなど、詳細はまだ決まってないようです。しかし、「少女」は来ると。14年ぶりに再びユーラシアの端から端まで旅をして、日本に姿を現すと。詳細決まってもいないのに異例の早さで先行告知を出しました。空前の大量観客動員を目論んで、本気出してきてます。

 新聞各社の購読者数の減少がハンパないということはかつて書きました。インターネットとスマホの核爆発的普及で社会の情報インフラが根底から覆りつつある近年、そろそろ紙の新聞が自らの余命を悟り出しています。退場が近い。オールドメディアの一端を担うNHKは、シノギの軸足をインターネットに移そうと画策しています。こっちの一味は親方日の丸なんで、やりたい放題なんでもできます。放送法を都合よく改正すれば、今までどおり法令を盾に国民を脅迫して受信料を窃取できます。「これからはネットで視てもカネ払えよ。そう決めたし」。

 しかし、民放や新聞社など民間のメディアはそうはいきません。お上に頼ることなどできず、自ら新しい収入源を確保していかないといずれ倒産します。新聞社は発行部数を減らし、もう購読料や広告収入のみに頼っていたのでは立ちいかない。だから経営を多角化し、イベント会社よろしく興行収入獲得に注力するようになりました。今回もその一環です。fermale.jpg

 それにしても早い。半年以上先のイベント告知に何百万円分の広告スペースを使うとは。あまつさえ大した速報性も必要ないのに号外まで発行するとは。力の入れようが分かるというもんです。

 行きますよ。たとえ主催が大嫌いな朝日新聞であろうと、人類の至宝である名画をうす汚い儲け主義に利用していると分かっていても、この機会を逃すことなど考えられない。14年前に一度観てるからこそ、も一度観てみたいのです。これまでそれこそ何度も書いてますが、超ミーハーを自認してる私にとって、ホンモノの芸術作品に触れる感動と興奮に対する欲望は、朝日を批判し糾弾する正義感に勝ってしまうのです。朝日の術中に嵌ってしまう後ろめたさも「少女」の前では消し飛んでしまうことでしょう。

 ホンモノの凄さを目の当たりにしたとき人は言葉を失う、ということは繰り返し書いてます。思い返せばその最初の体験は、ゴッホの「ひまわり」を初めて見たときに遡ります。

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 社会に出てまもなく、世間はバブルの階段を駆け上がっていたあれは確かソウルでオリンピックがあった年の夏やったと記憶しています。例によって大学時代の友人に会うべく上京したついでに、新宿の東郷青児美術館(現SOMPO美術館)に行き「ひまわり」を初めて観たのでした。前年のクリスティーズで安田火災が、58億円という当時の絵画取引史上最高額で競り落としたもので「ジャパンのソンポマネー恐るべし」と、世界にその名を轟かせたものでした。

 ひと目見るやその圧倒的な黄色の波状攻撃に圧倒され、戦慄を覚えしばらく動けませんでした。これはいったい何なのだろうと。真夏のいいお天気の平日、館内はガラガラに空いてて誰はばかることなく心ゆくまで、そう20分以上も眺めてたでしょうか。

 ゴッホの「ひまわり」は有名なものだけで6つあるそうです。15年前、仕事でヨーロッパを巡った際に、アムステルダムのゴッホ美術館で観たのが、わたしにとって二つ目の「ひまわり」でした。ところがですね、確かに観たはずなのに今となってはどうにも思い出せない。これは果たして、歳をとって記憶力が衰えたせいなのか、最初の「ひまわり」の印象が強すぎてあとの記憶を覆ってしもたのか。

 そうすると、今度の「少女」でも、同じ現象が起こるのでしょうか。14年を経ての再会は果たしてどんな気持ちになるのか。なかなか興味深いところです。14年間に自分はどれほどの成長を遂げたか。14年間、なすべきことを行ってきたと、臆することなく「少女」と向き合えるか。自分に問いかける機会になればと思います。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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