大山崎にはほかにも見どころいくつかあります。
離宮八幡宮という神社は平安時代創建、嵯峨天皇ゆかりの由緒ある神社で、製油発祥の地だそうです。いまでも製油業関係者の信仰を集めているとか。奉納のお供えに油の一斗缶がたくさんありました。
その境内で熱く語る、町の学芸員さん。
さすがにいろいろなこと、よく知っておられます。当然か(^^)
失礼しました。
JR山﨑駅のすぐ真ん前に妙喜庵というお寺があります。そこの「待庵」という茶室です。
いっけん、どってこともない外観ですが、なんと国宝です。
それもそのはず、かの利休が造った唯一現存の茶室だそうです。
国宝の茶室は3つしかありません。レアアイテムです。
見学には予約が必要。子供不可、団体不可!大事に管理されてます。今回、何気に見学できてラッキーでした。
どこにでもあるようなこの小川が大阪、京都の府境です。びっくり!
そいや、県境、府県境はそこいら中にありますが、府境は日本中で1本しかありません。稀少。
チョーチッキョ(聴竹居)というお屋敷。
さるお金持ちの建築家が昭和3年に建てた和洋折衷の住宅です。名建築です。
天王山の麓、整備された閑静な住宅街の一角にあります。
町のガイドリーフレットにも載っていない、一見ただの古家ですが、建築を志すひとびとのあいだでは知る人ぞ知るスポットだそうです。
学芸員さんの説明聞くうちにこのおうちがタダモノではないことが徐々に分かってきました。スゴイ。
環境との共生、自然のエネルギーを活かした構造、洗練された素晴らしいデザイン、家と人のライフスタイルをとことん追及した思想、哲学。昭和のはじめですよ。
申請すれば、すぐにでも国の重要文化財の指定は間違いない。
ところが所有者がうんと言わない。そんな指定されたら売れなくなっちゃう。
いろいろと大人の事情があるみたいです。
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