考えたことの最近のブログ記事

AMEX今度こそやめ

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 先週のことでした。ネットで銀行口座の出入金記録を眺めてたところ、あることに気がつきました。

 4カ月ほど前、コロナも一段落みたいやし長らく遠出してないし、久々に秋めいた北海道にでも出かけようと思い立ち、梅田の日本旅行で2泊3日の小旅行を手配したのですが、都合が悪くなり残念ながら行けんくなってしもたんです。

 お店でキャンセルの手続きしたところキャンセル料は発生前で、すでにクレジットカードで支払った旅行代金はいったん決済されてその後返金されます、と窓口の方から聞いたように思います。はっきり覚えてない。いずれ返ってくるやろとあまり気にせんかった。

 んで、すっかり忘れてて、今回口座の明細を見てふと思い出し「あり?」20221217_060212368_iOS.jpg

 支払った旅行代金はAMEXで引かれてますが、後にそれが返金された記載が無いのです。これはいったい。

 もう何カ月も経ってるし確認すべしと思い、電話する前に今度はカード利用明細のサイトをみたところ、事情が理解できました。こんなこと書いてました。

《よくあるご質問》
 カードの利用をキャンセルしましたが、返金状況の確認方法を教えてください。
《回答》
 返金処理されたものはカード決済分に充当され、後日差額分を請求いたします。
 銀行口座へのご返金をご希望の場合は、カード裏面の電話番号までご連絡ください。
 【ご注意】
・返金処理のお手続きには時間がかかります。
・返金された金額がご利用金額より高額な場合、翌月以降のご利用分に充当されます。

 「カード決済分に充当され...」つまりなんと「返金しない」のです。カード会社にプールされ、その後の利用分をそっから差っ引いていくと。すぐに現金で返してほしくば電話をよこせ、という仕組みなのです。そういえば、それから後もカード使ってるけど毎月の請求がありません。明細をよくよく見ると、なるほどプール分から差し引かれてます。

 これってどうよと思いますよ。普通、キャンセルしたらすぐに全額返金されると思うでしょうよ。日本旅行の人もそう言ってた(と思う)し、連絡するまで返金しないって、それはないんやないの。わたしの銀行口座からAMEXを通じて旅行社に渡ったオカネは、キャンセルした時点で旅行社のものではなくなったわけやから、即刻本来あるべきところに所在を移すべきでしょう。間に入ったAMEXが抱えこんでしもて利用者がお願いするまで返しませんって、おかしいでしょ。だいたいそんな仕組みになってるってHP見るまで気が付かないし、顧客からクレームがあったときだけ現金で返しますって、繰り返しますが、これってひどいやん。

 忘れてて4カ月も気が付かんかったくせになんやねん、別に支障なかったんやからええやろと言われるとそれは確かにそやけど、それとこれとは話が違うって話です。

 だいぶ前に、AMEXのこと「気に入らんからやめちゃろか」って書いたことを覚えてます。結局めんどっちいからそのままにしてて今日に至りますが、今度こそ解約しよかと思います。その前にいまだ不当に収奪されている、残りの現金を取り戻さんとあきません。

NETFLIXとNHK

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kikoku.jpg サッカーのワールドカップ、日本代表が帰ってきました。いつかかならずこの日がくることは分かっていたとはいえ、やはりお祭り終わった感が募ります。しかし、代表たちは今回、胸を張って帰国しました。やるべきことをやって期待以上の結果を携えての凱旋です。心からその健闘を称えたいというのが日本国民共通の思いでしょう。

 さて、今日の話。朝日新聞とNHKの喧嘩のことと、それを私は興味深く観戦していることは過去何度も書いてきたところですが、また事案があったので書いておきます。

 先週の朝日の社会面の記事。ネットフリックスに提供されたNHKのコンテンツがCM付きで配信されていることにNHKが抗議してやめさせたという事案です。

 ネトフリはわが家も加入してます。しかし観るのはもっぱら奥さんで、わたしよく知らんのですが、先月からCMつきプランを始めたんやそうです。CMがある分、料金が安いんでしょか。ともあれ、そうなると当然NHKがネトフリに提供しているコンテンツにもCMが入るわけです。これについてNHKが「聞いてないよー」と怒ってると。視聴者の受信料で作った番組に勝手にCMつけて流すのはけしからんというわけです。ネトフリ側は「NHKとは事前に合意してた」と、言った言わない状態の醜態です。20221208_003503000_iOS.jpg

 そんなところに、同様にネトフリにコンテンツを提供している民放団体の民放連も参戦します。民放の番組はスポンサーが資金出して作ってんのに、それがネトフリで配信される際に別のスポンサーのCMがつけられるとちょっと困るというわけです。さらに民放連はNHKに対しても「TVerには人気のある番組は出さないくせに、ネトフリにはホイホイと出しやがって」「しかも抗議して止めさせんの、むっちゃ遅いやん」と怒り心頭。三つ巴の争いの様相でメディアの取材に対してNHKは対応の悪さを認めたと、朝日は朝日でなんだか嬉しそうに敵失をあげつらういつもの論調です。

 CMをつけるつけないという話以前に、民放連が言うとおりNHKは「公共放送」なんて自称するのであれば、アメリカの事業であるネトフリより先にTVerの方に全コンテンツを公開すべきでしょうよ。国民から搾取した受信料で制作した番組をネトフリに売りつけてさらに儲けている構図で、このビジネススタイルの方がよほど闇が深い。NHKとは日本放送協会ではなく、ネトフリ放送協会の略であったのか。

 大事なことですから何度も繰り返し言いますが、現在のNHKは放送法という悪法による既得権益の権化です。それは、そこに群がる利権とNHK職員の高給待遇ために存在しているのであって、国民、視聴者のための組織では断じてありません。その在り方は、問題があるというレベルではなく著しく正義に反する反社会組織なのであって、即刻解体するかその運営体制を抜本的に改革すべきでしょう。

寒気に歓喜再び

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 最近、なんだか日曜日に仕事で出かけることが増えて、明日も朝からいないんでまた土曜日にブログを更新しています。早いもんで今年も師走に突入すると同時に急に寒くなった今週、寒気にも拘わらず日本中が熱気に湧き立っています。

 サッカーワールドカップ、開幕前に「日本はドイツとスペインに勝って、Gリーグ突破するど!」なんてことを言った日には「こいつサッカーのこと何も知らん、にわかやな」「はいはい、分かった分かった」と憐憫のまなざしを投げられていたことでしょう。想像し得ない、ありえない快挙を日本代表はやってのけました。

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 ドイツに勝ったけどコスタリカに負けた時点でちまたでは、スペイン戦は日本の負け、残念やけど1次リーグで敗退という空気が支配的でした。いろんなアンケートでも、日本サポーターでさえ8割以上が「日本はスペインに負ける」と答えてました。

 ところが、なんと無敵艦隊スペインに勝ってしもたやないですか。もちろん史上初めてです。

 日本時間早朝の試合で、私が起きたときにはすでに2-1で日本リードの状態。寝ぼけまなこで「ああ、まだ寝てるんや、これは夢に違いない」それが徐々に現実味が増し、朝食をいただきながらハラハラどきどきで、とうとう試合終了。歓喜の瞬間が訪れました。その後今日に至るまで、日本中が喜びに沸きワールドカップはさらに盛り上がりまさに大騒ぎ。開会前の冷めた雰囲気がうそのようです。

 気の毒なのは森保監督ですわ。ドイツ戦の歴史的勝利で持ち上げられて賛辞の嵐やったのに、コスタリカ戦敗戦のあとは「なにやってんねん!」と叩かれまくり、今は再び大絶賛と。サポーターの心情なんてこんなもんでしょね。「手のひら返し過ぎて手首が痛くなってきた」なんてツィートもありました。まったく代表の監督とは因果な商売です。やるもんじゃありません。

 それにしても、ワールドカップ恐ろしい。日本はコスタリカに負けました。そのコスタリカに7-0の大差で勝ったスペインがまさか日本に負けるなんて、もうわけわからん。日本のグループEだけでなく、あちこちでジャイアントキリングが起こってます。これからも波乱の予感があり、ひょっとすると日本、決勝トーナメントでもいいところまで行くかも知れません。寝不足の日が続きそうです。

 前回のエントリーの繰り返しになりますが、さっこんなにかと暗い話題が多い日本社会に元気と希望を運んでくれた日本代表にありがとうと言いたい。

 長友選手の「ブラボー!」は今年の流行語大賞を受賞するでしょう。知らんけど。

人語天声

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 誠に申し訳ない。

 サッカーワールドカップ、ぽんぽんぽんと3つ負けて1次リーグで帰ってくるやろなと思ってました。ところがなんと初戦で強豪ドイツに逆転勝ちするとは。一気に今大会の日本代表の活躍に対する期待が高まりました。にわかファンここに極まれりです。doha.jpg

 300万円貯めて大会期間中1カ月ドーハに滞在して観戦する人や、そこまでではなくても休暇を取って現地に赴くサポーターのことをテレビで視ると、言わないけれど「どおせ負けんのに、ご苦労なことやなあ」と思ってました。

 誠にすみません。

 この人たちみたいな熱心なファンの真摯な応援あってこそ、今回の歴史的勝利があったものと思い知りました。不徳を恥じ入るばかりです。

 それにしても、本当にドイツに勝ったのね。未だ信じられません。森保監督の采配が絶賛されてます。1993年、かの「ドーハの悲劇」は、私もリアルタイムで視てました。アナログ時代の四角いテレビでした。試合終了直前のロスタイムに、日本のゴールキーパー松永選手の頭上にふらっと上がったボールがゴールに吸い込まれたあの場面、はっきりと覚えてます。思えばあの試合に森保監督も出場してたんですよね。今回「悲劇」を、ステージを上げたワールドカップ本戦で「ドーハの歓喜」へと変えたわけです。1次リーグ突破できるかどうかは未だ分かりませんが、暗い話題が多い昨今のわが国にあって、MLBの大谷選手といい、スポーツ分野でのヒーローの活躍は本当に元気を貰えます。

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 さて、国内に目を転じて相変わらずの朝日新聞ネタで恐縮ですが、先週の天声人語は、ツィッターのマスク氏が「Vox Populi Vox Dei(ラテン語)」(民の声は神の声)とツィートし、これは天声人語の英訳版タイトルと同じやと喜んでます。そもそも朝日の創刊当時から続くこの看板コラムは「天に声あり人をして語らしむ」という意味で、自らが神であるとする朝日の傲慢な姿勢を如実に表すものです。コラムでは「民の声、人民の声、世論が天の声なのだ」という意味と言ってますが、こじつけというか正反対の曲解です。それなら「人語天声」と表記すべきでしょうよ。

 天声人語を書き始めた明治の昔、当時の朝日は自らの主張こそが尊い天の声であるとする認識であったのです。多分、それくらい強気でなければ当時の論壇は通用しなかったんでしょうよ。けど、後年、もうそんなつもりはないですよというのならタイトル変えればいいいのに、やってない。つまり当時の意識はその後も変わることなく、気に入らない対象は徹底的に攻撃する、自らの過ちは絶対に認めないという今に至る社の風土、論調を育んできたものと思われます。「これはもう、時代に合わんなあ」と思ってるんであればどんどん変えていけばいいのに、古くから使ってるというこだわりを捨てきれず、こじつけの解釈で煙に巻く。なんだか日本の憲法に似てなくもありません。

 さらにこの日コラムは最後に「民の声は重いが、重さは数で決まるものではない」と結んでいます。民主主義の原則を否定する独善的で危険な思想がこの一言にこめられていて、さすがと言うべきです。

 日本中が盛り上がった東京五輪で朝日は、スポンサーに名を連ねながら「五輪反対」を主張し非難を浴びました。そして「やっぱりやめたら?」という否定的な論調から、日本選手が思いのほか活躍し世論の支持が高まると一転して五輪特集の紙面を組むなど、その日和見的な対応が再び嘲笑の的となりました。国民がこぞって快挙に沸く今回のワールドカップ、代表の活躍を朝日がこれからどう伝えていくか、注視したいと思います。

 明日からしばらく出張しますんで、また土曜の夜にブログの更新です。

 今週の朝日新聞に「センセイ呼び 地方では変化」というコラムが載ってました。議員に対して先生と敬称をつけるのはなぜかという話です。結論は「よくわからない」ということでした。

 朝日は広辞苑を引用して「先生」とは、①先に生まれた人②学徳の優れた人 ③教師 ④医師、弁護士などに対する敬称 ⑤他人を、親しみまたはからかって呼ぶ称 と説明してます。「議員」とは書いてないよ、というのが朝日の言いたいことみたいです。seiji_souridaijin_bg3.png

 先生と言えばまず教師のことでしょうよ。「あの人仕事なんなん?」「先生やで」と言えば普通、教員やと理解します。だから広辞苑が医師、弁護士などの敬称と区別して、しかもそれより先に「学校の先生のこと」という語釈を掲げるのは正しい。しかし、いの一番目が「先に生まれた人」ってこれは広辞苑、どうよと思います。こんな意味で「先生」使ってる例を私は寡聞にして知りません。

 まあそれはいいとして「議員センセイ」の話です。これは④に該当する、つまりは敬称です。相手を敬うために〇〇先生と呼ぶわけで、議員はエライという認識が前提にあります。それが昨今「議員ってエライの?」という疑問が生じて見直しにつながってると。大阪府議会では今年、議員を先生と呼ぶのはやめると決めたんやとか。ほかにも「〇〇議員」「〇〇さん」に改めるところが出てきているけど国会では旧来のままやで、というのが朝日の記事の主旨でした。さて。

 議員も別に「先生」でいいと思います。「先生と呼ばれるほどのバカでなし」という川柳もあります。呼ぶ人は別に議員に尊敬を込めて先生と呼んでるのではありません。名前よく知らないし呼びかけるのに便利やから使ってるんであって、しいて言うなら広辞苑の⑤番目、むしろからかってるのです。呼ばれた方もそう理解でけんとあきません。先生と呼ばれて「俺は偉いんだ」と思うような輩は議員に向いてません。

 school_class_seifuku_aseru.pngかつて、学校の教師になりたてのある若者が「先生と呼ばれると何だか面はゆいです」と言ったところ先輩教師が「アホか。相手は敬って言うてるんやのうて単に職名を呼んでるだけやど。エラなったと勘違いすなよ」と諫めたとか。この先輩、なかなか分かってらっしゃる。先生と呼んどけば相手の名前覚える必要もないし、いろいろ便利なのです。

 どんな仕事の人を「先生」と呼ぶのか、基準はあるのかと考えてみるわけです。士業(弁護士、税理士、会計士、司法書士など)の人はたいてい先生と呼ばれますがこれは、職務上個人顧客と一対一で接するからではないか。その際に客が話しやすいからではないか。例えば、歯科医院でドクターのことは「先生」と呼べて、話をしやすい。一方、歯科技工士さんは先生ではない。名前も知らないと「すみませーん」としか呼べんくて、これはなんとなく不便なんです。しかし、もしそうやとすると理髪師、美容師、ネイリストやなんかも先生でいいよなもんやけどそうではないから、これはやっぱり違うか。

 人を教え導く、指導的地位にある人に対しては先生と呼ぶ、という説もあります。しかし、作家や漫画家も先生と呼ばれるけど、別に誰かを指導してるわけではありません。かの慶應義塾では「先生」というとそれは福沢諭吉のことを指し、それ以外の教員は君づけで呼ぶ、とホームページに書かれてました。「〇〇君の授業今日は休講」なんて通知されるらしい。ほんまかいな。実に違和感があります。学生が教員に対して「〇〇君、質問があります」なんて言うてるんやろか。にわかに信じられません。変な学校。

 桂枝雀さんは生前、古来、寄席の演者のうち講談をかける講釈師だけがなぜか先生と呼ばれると言ってました。もうね、わけ分からん。やっぱり先生呼びの基準は不可解だわ。

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

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雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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