先週のこと、クルマ運転しながらラジオ聴いてたわけですよ。
するってえと、NHKのローカルニュースで冒頭「串本のサンゴは7,000万年前にでき始めたことが分かりました」と。いわゆる科学関連のニュースで、どっちかっていうと速報の必要もない、ニュースの内容そのものよりも「日本はとりあえず今平和ですよ」ってことを知らせる効果がある夕刊ネタです。フーンって聞き流してるとアナウンサー、続いてその詳細を説明する中で今度は「調査・研究の結果、このサンゴは7,000年前にできたことが判明し...」あれ?
もちろん言いそこ間違いです。そして、本人が間違えたことに気づいてなくて、結局短いニュース番組中で訂正はありませんでした。かといって、あとに続く番組の中で「今日7時の関西地方のニュースの中で間違いがありました」とお詫びするほどのネタでもないし、おそらくは間違いは間違いのまま置き去りとなり、平和な日本の日常は過ぎていくのでしょう。
これはちょっといかんぞと思いました。
聴いてる方が、どっちが正しいのかが分からないからです。これが例えば「アメリカのプーチン大統領が...」なんて読んだら、聴いた方は誰もが間違いと気付くでしょう。言ったアナもすぐに訂正するやろし、こんな間違いは、極論すれば、訂正する必要すらない。
しかし、串本のサンゴの発生が7,000年前か7,000万年前か、どっちが正しいか判断できる聴取者が果たしてどれほどいるでしょうか。冒頭の7,000万年前だけを聞いた人は串本のサンゴは7,000万年前からとインプットされるし、あとの7,000年前だけを聞いた人は7,000年前と理解してその後の人生を歩んでゆくことになります。
国営有料放送のNHKは、国民に誤った情報を植え付けて、その誤った認識によって行動した聴取者が不利益を被った場合、損害賠償責任を負うことになります。これはいかん。今からでも遅くない。きちんと修正することが求められます。
7,000年前といえば日本では縄文時代、文明の発生には至りませんがすでに人が人として生きてた時代です。一方7,000万年前といえば中生代、恐竜が闊歩していた頃です。7,000年なんて7,000万年前に比べたらもう誤差の範囲です。まったく違いますわ。
しかし、1万倍もの長さの違いが、人の歴史認識ではどっちも同じにただ「むかし」の感覚で理解されることは考えてみると不思議です。
昔「原始人100万年」という映画をTVで視たとき、石器時代の人類が恐竜に追われてる場面があったのを覚えてます。よく考えれば無茶苦茶ですが、娯楽としては深く考えずに、こんなもんでいいということでしょう。サンゴのことも気にせずに、忘れてしまうこととします。
まず主催者挨拶、それに続いて基調講演、その話してるすべての言葉が日本語と英語でステージのスクリーンに記されていきます。あらかじめ決められた原稿を読んでるんならこんなことは簡単やろけど、そうではありません。ステージで司会者が話す、パネラーが応える、質問する答えるという、今、眼前で行われている会話を即座に文章化し、さらに英語に翻訳しバイリンガル双訳で表示されます。驚いた。


ときどきこんな、神様系犯罪というか、宗教の信者や占いの信奉者などが科学的根拠のない言説に洗脳されて、財産を搾取されたり危害を加えられたりという事案が発生します。人間は弱い存在で、その弱さを克服するためにある人は身体を鍛え、ある人は何らかの技術を身に着け、またある人は精神世界へと逃げ出して非科学的、スピリチュアルな存在に救いを求めてしまいます。そのとき縋るのが神様仏様や何らかの精霊の類であったりするわけですが、これは目に見えず人の心の中にしか存在せず、客観的に実態を把握できないから始末が悪い。ひとたび信じてしまうともう、周りが何言っても聴く耳を持たなくなるからやっかいな話になります。理屈や常識が通用しない世界に入っちゃうのです。
世界中そうなんかなと思ってたところ、アメリカの会計年度は