考えたことの最近のブログ記事

脱税集団

| コメント(0) | トラックバック(0)

 不埒な政治家の狼藉なんてネガティブな話題は面白くもないのですが、今、日本中のトレンドですんでちょっと書いてみます。いわゆる裏金問題。

 裏金なんて失礼なことばを使うなッ!て怒った自民党議員がいたとかで嘲笑を浴びてます。しかし、私もこの問題で「裏金」という言葉には違和感があって、この議員に賛成です。ただ、意味がまったく違う。

mainai.png 今回の裏金について各方面多数の認識は、政治資金を集めといて収支報告書に記載しないことで好き勝手に使えるお金をプールした、ということです。これだとあくまで「簿外の政治資金」であることを前提にして裏だ表だと騒いでることになります。野党の追及も、多くのマスコミの論調も同様です。

 しかし、自民党は今に至るも、金をプールした連中が結局何に使ったのかを明らかにしていません。この追及にしっかり対応できれば「裏金ですけど、やましいことには使ってません、だから許してください」と抗弁できます。しかし、今のままでは、政治資金の裏金ではなく議員個人のヤミ所得です。そういう意味で、裏金などと言うべきではないのです。

 丸川珠代議員は、裏金を「自分名義の銀行口座で適正に管理してました」などとヌケヌケと言ったらしい。なんだか問題ないっぽく言ってるけど、それって「ネコババしました」ってことですよね。他の裏金議員も似たり寄ったりで同じ穴のムジナです。

 銀座のクラブでの豪遊したのか、温泉旅行に使ったのか、株に投資したのか、高級外車の購入費用に充てたのか、競馬やパチンコですってしもたのか、何に使ってもまったくお咎め無しなんです。野党もメディアもこの点について何故もっと厳しく追及しないのか不思議でなりません。ネコババしたのではないと言いたいなら、政治活動の経費として使った明確な証左を示すべきです。自民党の二階元幹事長が書籍代に3,500万円使ったと申告して各方面から「ありえない」とバカにされてますが、「使途不明」と開き直る連中よりはよほどまともな対応と言えます。

 政治資金として集めたパーティー券代の一部を政治資金として使用せずに私的に流用したことが、非難されることのまずひとつめ。これは政治献金としてパーティー券買った支持者に対する裏切りです。そして、それ以上にけしからんのが、その所得を隠して税務申告していないことです。

 脱税です。所得税法違反で10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはその両方が科される重罪です。メディアも野党もなぜその点をはっきり指摘しないのか。誰か忘れましたが「戦後最大の政治スキャンダル」と言った人がいました。同感です。数十人規模で逮捕者が出てもおかしくないのに、まったく追及が甘い。なんだかこのまま「今回は野党に一本とられてもうたなあ」国民も次の選挙が済めば「そんな騒ぎもあったなあ」で終わってしまいそうです。とんでもない話です。日本は法治国家です。単なる政治スキャンダル、政争の具にされて、犯罪者が何の処罰も受けずに引き続き国会に居座るなんてことがあってはなりませぬ。

uraganekokkai.jpg

 政治倫理審査会の開催の成否が当面の課題であるかのように報じられています。けど、そんなもの必要ありません。審査会で吊るし上げることは、自民党の醜態を国民の耳目に晒すという意味では多少の意味があるでしょう。しかし、審査会席上「適正に使いました。使途は障りがあるので言えません。」辞職勧告してもなんの法的拘束力もない。野党も追及を尽くした、やり遂げた感に満足してそれで終わり。茶番の極みです。それよりも、早く検察と国税が動けって話です。領収証を出さないなら脱税でしょっ引く。これ以外にこの問題の解決はありません。

 飛びぬけて脱税額が大きかった裏金5人衆なんて、本会議や予算委員会で平然と座ってますが、テレビで顔を晒されて恥ずかしくないのでしょうか。普通、犯人が警察に連行される際はカメラに映らないように上着を頭からスッポリかぶるもんですよ。彼らの方がまだ恥というものを知ってると言えるでしょうよ。

 自民党は、結局これなんですよね。カネに汚い。党内に多少でもまともな感覚の持ち主がいるのであれば、政治資金パーティーを全面的に禁止する、さらに、文書通信費など領収証の要らないお小遣いをすべて廃止するか少なくとも使途を明確化するといった、ごく普通の常識的なキマリを整備しようという動きがあってしかるべきです。野党にろくでもない集団しかそろっていない昨今、国民は自民党に期待するしかないのにこんな体たらくではなんとも心もとない。いい機会と心得て膿を出し切り、犯罪者議員どもはすべて国会から消し去っていただくことを、切実にお願いいたします。

どぜうが出てきて

| コメント(0) | トラックバック(0)

 三連休の初日です。明日は所用で朝から出かけますので、土曜日にブログの更新をしています。

iiidaya.jpg 先日日光に行った際のお話、東武特急乗るのに便利ということで東京での前泊は浅草にしました。この界隈に来たのは、ソラマチを訪れてスカイツリーに登らずにプラネタリウム見たとき以来ですから、ずいぶんと久しぶりです。せっかくなんで夕食は浅草名物のどじょうを味わってみることにしました。いくつかあるお店のうち、ホテルからほど近い「どぜう飯田屋」さんを予約してでかけましたよ。

 どじょうを牛蒡の笹掻きといっしょに割下で煮込んだのがどじょう鍋、親子丼みたいにタマゴでとじたのを柳川鍋と言います。両方いただきました。どちらもシンプルなお料理ですが、実に美味しい。

 どじょうの仕込みは、丸のままのんと開いて骨を抜いたものの二通りあります。丸の方は、柔らかい骨の食感が独特でいかにも川魚を食べてますって感じで美味しい。骨抜きの方は、小さなどじょうの身が束になって攻めて来る感じで、食べやすくていくらでも食べられる。柳川鍋はタマゴでとじた分ボリューミーで、濃い味付けとマイルドなタマゴのコラボが絶妙です。バリエーションそれぞれに良さがあります。dozeunabe.jpg

 お店の人「ねぎはたっぷりと、そうそんくらい入れてね」って、やはり臭みがあるのかと思いきや全然そんなことはない。まあビールが進むこと。negi.jpg

 柳川鍋を含む、どじょうの鍋料理は東京の浅草が発祥やそうで、確かにここいらにはお店がいっぱいあります。大阪では、探せばどっかにあるのかもですが知りません。普段「そや、今日はドジョウ食べに行こか」とは、まずならない。家で料理しようにも、スーパーで見たことがない。市場で「さあ今日はどじょうが安いよー」って聞いたこと無い。これはあくまで、非日常の旅路において楽しむ美味いもんなのです。

 思い起こせば前に食べたのは遥か40年以上前の高校生時代、上京して親戚のおじさんに連れてってもらった、ここ浅草でした。当時は東京の右も左も分からず「どじょうはやっぱり浅草」とか言われても「?」でした。味も覚えてなかったけど、きっと変わってないんでしょな。それ以来、どじょうを食べずに生きてきました。人はどじょうを食べずとも、人生を全うできるのです。

 浅草が発祥やのになぜに柳川鍋というのか。そういや昔仕事で九州の柳川に行った際に、「名物柳川鍋」の看板をあちこちで見たように思います。「柳川の名物やから柳川鍋」は、まあ当然で気にもしなかった。してみるとそちらが本家なのか。あさりの丼を深川めしと言うように、浅草が元祖なら何故に浅草鍋と言わないのか。実は九州が元祖なのではないか。謎が深まっていきます。

1391121.png

 料理の本家争いは、こじれるとやっかいです。「肉じゃが」の発祥を争う京都府舞鶴市と広島県呉市の論争は有名なところです。どちらも強行に元祖を主張していて譲る気配が無い。そいや先週、総務省の家計調査が発表され、料理のジャンルごとの王者が決定しました。毎年注目される「ギョーザ日本一」は浜松市が宮崎市をかわし3年ぶりに王座奪還、「ラーメン日本一」は山形市が新潟市を抑えて2年連続の王者となりました。ウクライナやガザのこと考えると、日本はつくづく平和であることよと思います。

 話逸れました。柳川鍋。調べてみると、東京発祥であることにはどうやら争いが無いらしい。それゆえネーミングの疑問が募りますが、はじめたときに使った土鍋が柳川焼やったからとか、最初の店の屋号が柳川屋やったからとか例によって諸説あるそうです。つまり、よく分からない。美味しければネーミングの謎など、どうでもいいのです。

さそりの亡霊

| コメント(0) | トラックバック(0)

 真冬の寒さです。この冬一番の寒気で西日本の平地でも積雪、とか言われた日曜日の朝ですが、大阪は、なるほど気温は低いものの例によって雪はありません。先月の日光が、わたしが春までに見た唯一の雪景色となりそうです。国会も始まり巷では自民党の裏金問題、いよいよ佳境に入ってきましたんで書いてみたいけれど、今週はやっぱりこれでしょな。

 仰天しました。事実は小説よりも奇なりと使い古された言葉をあえて言いたくなります。昭和の亡霊が蘇ったのですから。東アジア反日武装戦線のメンバーで、1970年代に起きた連続企業爆破事件で指名手配されてた桐島聡が見つかりました。重篤な病気で死期を悟り「最後は本名で死にたい」と名乗り出たとのことです。そして、そのわずか4日後にホントに死んでしまうという、ドラマチックな展開でした。kirishima.jpg

 企業爆破事件は当時小学生やったわたしも覚えてます。世はあさま山荘事件で左翼活動としての学生運動が一気に世の支持を失い、その後赤軍派、連合赤軍、日本赤軍と続く、学生の革命ごっこではない筋金入りの武装極左組織によるテロ活動が世界中に迷惑をかけてた時代でした。

 そんな極悪組織の筆頭 反日武装戦線が起こした企業爆破テロは、国内での左翼過激派のテロとしてはおそらく最強最悪の事件でした。東京丸の内の「三菱村」を容赦なく爆破し、死者8名、380人以上が重軽傷という大惨事となりました。この事件を皮切りに、三井物産、帝人、大成建設、鹿島建設、間組など大企業を標的とした爆弾テロが12件続けて発生し、桐島はこのうち間組の事件など7件に関与した犯人として指名手配されてました。武装戦線の内部には、「狼」「大地の牙」「さそり」の3グループがあり、メンバーはそれぞれ表向き学生や社会人として社会に溶け込んで普通の生活を送りながら事件を起こしていたとか。桐島は「さそり」さんチームに所属してたそうです。当時、マンガを原作にした梶芽衣子主演の映画「さそりシリーズ」がヒットしてました。過激派組織の名前と関係あるのかな。よど号ハイジャック事件の犯人たちの捨てゼリフが「我々は『あしたのジョー』である」やったことに、ちょっと通じるものを感じます。

 街の交番の指名手配ポスターには彼の写真が必ず貼ってあります。手配されて以降50年近く貼りっぱなわけですから、昭和の頃の三億円事件の犯人のモンタージュとともに、ほとんどの国民が一度は見たことがある、いわば一番有名な顔写真といえます。今回名乗り出なかったら、最後まで逃げ切ってたことになります。

 こないだのエントリーで書いた「漂流日本左翼史」でも事件のことは詳しく触れてて、桐島について「現在も行方が分からず、生死さえもさだかではありません」としています。池上彰さんがそう書いたわずか1年半後に突如社会に帰ってきたことは、なんとも因縁を感じます。

 sasori.jpg「左翼史」で佐藤優さんは、反日武装戦線は新左翼主義を標榜してはいるが、左翼というよりアナキズム(無政府主義)であると喝破しています。革命の達成なんかには興味がなく、社会の制度を徹底的に破壊し尽くすことを目標にしているのです。一般国民にとってみれば迷惑この上ない話です。

 逃走中の桐島はずっと土木工事の会社で住み込みで働いてて、給料は現金支給、銀行の口座は無かったらしい。おそらくは健康保険にも入ってないし、携帯電話も賃貸住居も契約できない。国民年金の掛金も払っていない。生活保護も受けられない。パスポートはおろか運転免許もクレジットカードも持てなかったでしょう。警察から隠れるために社会とのつながりを徹底して断つことが必要で、それゆえ国民として当然受けられるはずの国家の庇護が一切なくなります。現代社会に身を置きながら、その実態は未開の大自然の中にいるがごとく独力、身ひとつで日々の糧を得て生命をつないできたのです。しかも、通報や職質でいつ身元が割れるか分からない。そんな逃亡生活を1年、2年ではなく半世紀近く続けてきたと。もうね、刑務所の中の方がどんだけ楽チンやねって話です。

 起こした事件の共犯者が国外逃亡したことで、桐島に対する公訴時効は停止してました。それでも犯行の全体像がはっきりすれば、2029年には時効が完成する可能性があったとか。そのことを知ってか知らずか、時効よりも寿命が先に来てしまいました。本名に戻って死にたいという言葉は、自らの壮絶な人生の意義をどう評価した表れなのか。凶悪犯罪を起こすに至った経緯の真相、真実とその際の心情はどのようなものであったか。犯行の反省、後悔は。被害者に対する贖罪は。もう少し早く、自身の為した罪に対峙すべきであったろうにと、残念に思うのです。

フィッシング日和

| コメント(0) | トラックバック(0)

 ETCを利用してます。まあ、今やマイカーがあれば当然ですが、非常に便利です。高速道路の料金所で待つ必要がないし、割引で料金も少し安くなってポイントもたまります。社会インフラ的にも渋滞解消に効果が大きい。その昔昭和の頃は、すべての有料道路の料金所でおじさんが現金か回数券を授受してました。阪神高速の入り口周辺で、ドライバーが捨てていった領収書を拾って集めてるおじさんをよく見かけました。決してボランティアで掃除してるわけではなくて、経費としてウソの申告をする脱税、違法行為のためでしたが、そんな風景も過去のものになりました。uotduri.png

 と同時に、キャッシュレスで処理されることで、「ETC利用照会サービス」のサイトに行けば利用の記録が簡単に確認できるようにもなりました。高速道路使った記録を後日利用者が確認することなんてあまり無いわけで、本来の目的は、当局が国民の行動データを蓄積するためのものなんでしょう。まあ、利用者にとっても、もしもの場合には役に立つかも知れないし別にかまわないと思います。

 しかし、決済にクレジットカードを使ってるため、例によってフィッシングが介在する余地が生じます。これが厄介なのです。先日、道路公団から「照会サービスのサイトあんまり使わないとアカウント無くすよ」とメールが来たので、仰せの通りログインしました。

 その数日後また同じようなメールが来て、今度は「ログインして登録情報を更新してください」となってます。一瞬、あれ?こないだやったのになと思った次の瞬間、ピンときました。

ETC1.jpg サイトへのリンクが張られてますが、なんともケッタイな文字列で明らかに怪しい。おそらくここをクリックすると、正規のサイトとそっくりに偽装したフォームが現れて、アカウントとパスワードを入力させるのでしょう。さらに「確認のためクレジットカードの番号を再度入力してください」なんて仕組みになってるかも知れません。

 送られてきたメールは非常に巧緻で、即座に偽物と看過することはまず無理です。正規の手続きをした直後という、タイミングも絶妙です。これではおそらく引っかかる人がいるでしょう。恐ろしい話です。わたしのメアドがどこから漏れたのか。こないだETCのサイトにアクセスしたことが関係してるのか。考えるほどに怖くなります。

 ところで、試しにETCの利用履歴を確認すると、なんとわたしは過去1年以上高速道路走ってません。そういえばここしばらく温泉行くのは電車やったし、ゴルフに誘われても近場でないと行く気が失せるヘタレになってます。警告のメールが来るほどサイトにアクセスしてなかったということはつまり、そもそもわたしにこんなネット上のサービスは必要ないということです。

 思うに、数多蔓延る商業サイトで買い物するために「入会は無料。すぐに会員登録を!」これによってどれほどの個人情報をまき散らしてしまったことか。先日も数十年間使わずに年会費だけを延々と払い続けてたクレジットカードを解約しました。 終活の一環の意味でも、詐欺にあわないうちに、用がなくなったサービスはどんどん退会してった方がよさそうです。やれやれ。

最悪のスタート

| コメント(0) | トラックバック(0)

 穏やかな正月気分が吹き飛びました。グラッと来た時、おいおい正月早々地震かよと思ったら、どうも長い間止まらない。その割にゆーらゆーらとゆっくりとした横揺れ。これは10年前の東日本のときと同じです。直感的に「遠い」そして「大きい」と当たりをつけてテレビを点けたところ、案の定北陸、震度7の大地震でした。津波の警報が出ています。東日本の悪夢が脳裏を過りました。こんなとき人は祈ることしかできません。どうか犠牲者がでませんように。皆が逃げ切れますように。jishin.jpg

 その後被害の状況が徐々に明らかになるのつれて、東日本大震災ほどの壊滅的な巨大津波ではない様子でした。それでも多くの家屋が流され、倒壊した家屋の下敷きでで犠牲になった人の数が増えていきます。朝市の地区は消火活動ができず、空襲にあったかのように焼野原となりました。阪神淡路を思い出し心が痛みます。

 NHKのアナウンサーが絶叫に近い強い調子で繰り返し避難を訴えていました。「テレビを点けたまま、すぐに避難してください!東日本大震災を思い出してください!」これはなかなかいい仕事してるやんと思いました。

 かつて能登半島突端の一軒宿「ランプの宿」を訪れたのはもう10年以上前のことでした。今回はその真下が震源地ということでさぞかし大きな被害と思いきや、HPを見たところ奇跡的に被害は一部にとどまり、なんと営業に支障はないとのこと。震度7震源の真上で被害が無いとは、耐震設計が奏功したのか、これはなんという奇跡。ただしアクセスがズタズタで、さらに停電してて結局営業はできないらしい。そういやランプといっても今では電球が入ってたのを思い出しました。

 今日現在で死者・安否不明者は300人を超えています。阪神淡路、東日本に続き、歴史に残る大惨事となってしまいました。被災された人たちの心身の健康、そして1日も早い平穏な日常への回帰を祈らずにおれまれん。そのため日本国民は再び三度、総力を結集して支援に立ち上がらなければなりません。

 haneda.jpgそんな暗澹たる元日が過ぎた翌2日、羽田で日航の旅客機が海保機と衝突して双方炎上という大事故が起こりました。悪いことが続くといってもこれはなんとも悪すぎる。航空機事故はひとたび起こると犠牲者が多くなるところ、今回日航機の乗客は一人残らず避難して、けが人はでたものの犠牲者はいませんでした。緊急時の避難誘導訓練が徹底していたことで、クルーの仕事が称賛されています。しかし、地上で飛行機が衝突するなんて、あってはならない、あるはずがない状況です。どうやら管制官が「滑走路の停止位置まで行け」と言ったのを海保機は「滑走路に行け」つまり「離陸していいよ」と勘違いしたらしい。

 もちろん、交信上のあってはならない勘違いですが、その内容を聞くと「こんなん、ありえるやんか」と思います。大勢の人命が懸かってる極めて重大な言葉のやり取りにもかかわらず、そこに「勘違い」が介在する余地があり、それを防ぐ手立てができてない。人間は間違う動物です。日々の生存活動の中には数多くの勘違い、間違いが生じます。間違うことを前提として、それをフォローできるように社会の仕組みは成り立っていないといけません。それが人間の知恵です。昨今はクルマにしても、前にモノがあったらアクセル踏んでも進まないように進化してます。

 にも拘わらず、旅客機という現代文明の最先端技術の管理をつかさどる空港において「滑走路に同時に2機はありえない」という根本的な原則が、単純にパイロットと管制官の生身の交信のみで制御されおり、間違った際に事故を回避する仕組みが全く無かったことに愕然とします。

 悲しいかな地震の発生は避けることができませんが、飛行機事故は人類の知恵でなくすことができます。今回の事故を教訓として、今後人類は、クルマに誤発進制御が着いたように、「滑走路には一機ずつ」が徹底できる仕組みを作り上げる課題を得たことになります。単に「勘違いしないように、しっかり交信する」ではダメなのです。

 2日連続の大事故といえば、はるか昔の学生時代、東京のホテル・ニュージャパンが炎上した翌日に「機長、やめてください!」の逆噴射で日航機が羽田沖に墜落したことを思い出します。2日連続の大惨事の際には、羽田と日航機はなんかの因縁があるんやろか。

 そんなこんなで、今年は悪いことから始まってしまいました。その分、あとはいいことばっかり起こってほしい令和6年のスタートです。今年もどうかよろしくお付き合いいただきますようお願いいたします。

前の5件 8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18

WELCOME

CALENDAR

PROFILE

IMG_0227_2.jpgのサムネール画像のサムネール画像

katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

月別 アーカイブ