また三連休の中日の日曜日です。わが国はいつからこんなに連休が増えたのか。今年のカレンダーあらためて眺めてみるに、3連休がないのは3月と6月と12月だけ。昔のことを言うとまたバカにされそうですが、高度成長期から昭和の時代、土曜日は平日で会社も学校も休んでなかった。週休2日制が普及して学校は第2土曜日が休みになり、さらに第4土曜日も休みになり、とうとう完全週5日制となったのが1992年。バブルのあと日本経済が凋落し国際競争力がガタガタになっていった「失われた30年」にちょうど重なります。世界中で「日本人は勤勉」と評価されてた時代は遠い昔となり、休みを増やして国民がどんどんぐうたら化していくにつれて、国力が衰退してきたんやなあと、つらつら考えながら、今日の話。
先週のこと、久しぶりに美味しいお寿司が食べたい、買って帰れという奥様の命を受けました。いつも、持ち帰りのお寿司となると北新地のお鮨屋さんで折りを2人前作ってもらうんですが、あいにくお休みでした。スーパーやコンビニのんなんか買って帰ると家に入れてもらえないんで、デパ地下に行ったわけですよ。
まあ、たくさんの種類があること。大きさもネタの選択も実にバリエーションが豊かです。こっちのパックは中トロとイクラが入ってるけど、ウニがない。あっちのんはウニとイクラはあるけど中トロがない。全部入ってるニギリ盛り合わせがなぜにないのか。迷いに迷って、中トロの有無が決定打となり、少々お高めのを選びました。高いってもたまに買うお鮨屋さんのんに比べたら実にリーズナブルです。
さて、お寿司もよろしいが、そろそろ鍋が恋しい気候となってきた先週、総選挙が終わりました。
自民党が、大方の予想をさらに上回る惨敗。公明と足しても過半数に届かない事態となりました。「数の力」を失い、このままでは、今後の国会審議において伝家の宝刀強行採決が不可能となり、国会の運営においてこれまでのようなやりたい放題が許されなくなりました。
自民党積年の夢「憲法改正」は、国会で発議するのに、過半数どころか衆参両院で三分の二以上の賛成が必要なんで、夢はまた遥か遠のきました。今にして思えば、悪夢の民主党政権がコケて「やっぱり日本は自民党やな」という機運が高まった第2次安倍内閣のときが最大にして最後のチャンスでした。もう、しばらくはムリやと思います。自民党は田中金脈問題以来患ってる「カネに汚い病」という慢性疾患を治療しようとせず、野党が超絶だらしないのをいいことに数の力でもって甘い汁を吸い続けてきたけど、ここにきて何回目かの持病の発作が起きて大コケした形です。

自民が失った議席の受け皿のひとつになったのが立憲民主党で、大きく議席を増やしました。自民党の自滅以上に、今回あの蓮舫が出馬しなかったことが無党派層には好感しました。「自民党はあかんけど、かと言うて立憲てレンホーとか、おるやろ」という有権者は無党派層のかなりの部分を占めてて、今回その障壁が除かれたことで立憲への投票が飛躍的に伸びました。立憲結党以来、数々の悪名をとどろかし足を引っ張ってきたレンホーは、引退することで党に最大の貢献ができたわけです。
その立憲をさし置いて今回台風の目となったのが、玉木雄一郎党首が率いる国民民主党です。改選前の7議席が28へと一気に4倍増、これはすごい。凋落が続く共産党を尻目に、立憲、維新に続く野党第3の勢力へと躍進しました。お見事です。今後の国会運営では、与党と、なんでも反対の立憲の狭間に立ち、いわゆるキャスティング・ボートを握ることとなり、一気にプレゼンスを高めました。
ウニとイクラの争いにおける中トロの立場となったわけです。大いに期待したいと思います。


衆議院議員選挙(総選挙)が公示されました。昨日、かかりつけのクリニックにインフルエンザの予防接種うちに行ったついでに、期日前投票を済ませてきました。
その圧倒的な安全を支えるドクターイエロー。わたしもこれまで何度か遭遇しましたが、このほど引退するそうです。後継の点検作業は特別の検査車両に頼らず、普通に走ってる車両に検査機器を積んで行う方法にするとか。確かにその方が検査の頻度が上がります。「見れば幸せが訪れる」と長年親しまれてきたイエローですが、新幹線の進化はこんなところでも止まらないという象徴的な世代交代といえ、今後も発展を続けてその精神はリニア中央新幹線に受け継がれていくことでしょう。

