ものボケの最近のブログ記事

南伊太利亜の味

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 この夏、南イタリアに行った友人からたくさんお土産をいただきました。
 そのうちのひとつが写真のパスタです。黄、緑、赤、3色のショートパスタですが、なんと、ひとつひとつがお家の形をしています。

 スゴ。どやって作るのでしょう。

 袋に貼ってあるラベルには説明が書いてありますが、当然イタリア語。
 興味が湧いたのでY!で翻訳してみました。

  Ingredienti : Semola di grano duro,pom odoro disidratato 4%,spinaci disidratati 2% , acqua.Conservare in luogo fresco e asciutto.Umidita 12.50%.Tempo di cottura : 5 minuti ca.

 「成分: 硬質小麦(私が4%脱水状態になってかぐイギリス人)の
  ブランは、ホウレンソウ2%(水)から水分を抜きました。
  新しくて乾いた場所の領域に。12.50%を湿らしてください。
  料理の時間:5分のca.。」

 タダの翻訳機能、予想はしてましたがお粗末なクオリティです。意味不明。

 しかし、この文章が成分の表示で、ホウレン草で色をつけていること、茹でる時間は5分、ということが推察できました。
 湿度12.50%以下で保存せよということ? だとしたら、我が国での常温保存はほぼムリでしょう。
 赤いのは何の色か、またイギリス人のブランさんが登場するに至った経緯は、謎として残ります。

 うちの奥さん、さっそくラザニアを作るそうです。 さて。

青春の休眠口座

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 最近テレビで、銀行の「休眠口座」が話題になりました。わたしにもひとつあります。

 やく30年前、学生時代に東京で使っていた銀行口座におとしまえをつけることにしました。ひょっとすると、大金をプールしたままうっかり忘れている、なんてことがあるかも知れません。   

 前にも書きましたが普通のサラリーマンが銀行の窓口に出向くのはかなり困難な所業なんですが、お盆も銀行は開いてます。 

 何十年目かの夏休み、急に思い立ったのです。

 「富士銀行」という、かつての都銀、今の「みずほ銀行」です。下宿先の最寄駅の真ん前にあっていちばん便利やったので何気なく開設しました。銀行口座なんて、めんどうな手続きや確認などなく簡単に好きなだけ作れた時代でした。

 みずほ梅田支店の窓口で対応していただいたのは、雰囲気松任谷由実に似た行員さん。

   ユーミン「当時のお届け印鑑やキャッシュカードは?」
   わたし 「んなもん、とうに無くしました」
   ユーミン「(--#)… 確認のため、前の口座の届け出住所を言ってください」
   わたし 「忘れた。なんせ30年も前なんで…」
   ユーミン「…府中市でしたよね」(←ヒントをくれた^^)
   わたし 「そうそう、府中市宮西町…」
   ユーミン「何丁目?」
   わたし 「駅前です。八百屋の左の路地を入って、右に曲がったとこです(^^)」
   ユーミン「(このボケ…!) いえ…、じゃあ、何号室とか」
   わたし 「たしか1階の一番手前」
   ユーミン「つまり101号室ですね。はい、確認できました」

 お世話かけました(;´∀`)
 

 かくして30年以上冬眠していた口座はめでたく解約され、梅田支店にキティちゃんの通帳で口座があらたに開設されました。

 思えば、この富士銀行の口座は両親がせっせと仕送りしてくれてた当時のセフティネットでしたよ。いざ処分してしまうと青春時代とのつながりがひとつ絶たれたような気がして少し淋しくも感じた、ゆく夏の一日でした。

 あ、ちなみに口座残高は、1,340円。 ま、そんなもんでしょcoldsweats01

喉ごし爽やか

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IMG_0950.jpg 蒸し暑い日が続いてます。梅雨明け間近、明けたら明けたで日本の夏がやってきます。


 beerビールが好きです。アルコールは、いたって弱い方なんですが。
 わが家では年間購入するお米の値段のゆうに倍以上を、ビールに費やしています。
 外で飲むぶんは除いてやから、エンゲル係数ならぬ家計に占めるビール費の割合は我が国一般家庭の平均を大きく上回っているものと思われます。
 

 銘柄はもっぱらヱビスビール、オンリーです。一番ホッとする味。単なる慣れかも知れませんが何十年も飲み続けてます。

 ところが。
 

 先日からうちの奥さん、せっせとキリンの「一番搾り」を買ってくるようになりました。
 「どしたん?ヱビスがいいな…」
 「フローズン生がもらえるのよ♪」
 キャンペーンで、シールを集めると甲子園球場でおなじみの「一番搾りフローズン生」がおうちでできる機械がもれなくもらえるらしい。
 

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 「何枚?」
 「96枚よ」  (--;)!!

 http://www.frozen-nama.jp/index_ie.html

  その日から奥さんはキリン、わたしはヱビスという日がしばらく続き、あっという間にその名も ”おうちでフローズン〈生〉” がわが家にやってきました。

 甲子園ではビール1杯600円。フローズン生は700円。100円分の冷たい泡をさっそく試してみました(^^) 結果は・・・

 微妙。

 ビールを強冷しながら高速ホイップしてシャーベット状にする、という仕組みなのですが、パワー不足なのか量が少ないのか、甲子園のようにトグロ状とはいきませんでした。も少し時間かけて作った方がよかったのかも。

 しかし、冷えているぶんゆっくり飲んでも泡のもちはいいようです。

 多分、すぐ飽きると思いますが、しばらく楽しませてもらいましょう。

シュールな歌留多

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IMG_0869.jpg 今日はどうもお天気がよろしくない。

 で、出かけないことにして朝から部屋の片付けをしていたところ、こんなものが出てきました。
 片付けちゅうに思い出の品に出くわして作業が中断するのはよくあることで、いわば想定内です。今日の片付けはこれまで。

 さて、これは「藤村いろは歌留多」といいます。7・8年前、職場の気の置けない仲間と木曽路を旅したときに馬籠の「藤村記念館」にて落手しました。

 衝撃の逸品です。


 島崎藤村が言葉を書き、岡本一平(岡本太郎のお父さん)が絵を描いてます。内容がスゴイ。
 

 普通、カルタの類はことわざやウンチクめいた内容ですが、このカルタ違います。なんというか … シュールなんですわ。
 

 創られたのは昭和がはじまった頃ですが、素朴なフレーズが現在では哲学的な深みをもって迫ってきます。

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 すべてこんな感じです。最後の「すゐくわまるはだか」に至っては、いったいどう受け止めればよいのだらうか。

冬の旅

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 歌曲のタイトルです。森進一ではありません。シューベルトの方のお話です。聴きながら書いてます。

 昨日、何気にニュースサイトを見ていたら「ディートリヒ・フィッシャー=ディスカウ氏 死去」の報がありました。一世を風靡したドイツのバリトン歌手です。世界的第一人者として時代を築いた人でした。いろんなジャンルの歌曲で素晴らしい業績があったそうですが、私にとってはなんと言ってもシューベルトの3大歌曲集のひとつ「冬の旅」の歌手です。…あと二つ、何やったかな?

 この歌曲集「冬の旅」は失恋した男が死を求めて旅立つという、いわばセンチメンタル・ジャーニー、現代にもありそうなテーマなんですが、最後まで救いがなく安直に終わらないところが何とも深いです。

 クラシック音楽にさほど興味がなかった高校時代、所属していた音楽部(コーラス部)顧問の恩師から教えられたのがディスカウのことを知った最初でした。初めて聞いた演奏は、よくわからないまでも「何だかすごいな~」と思ったもんです。授業でシューベルトの「菩提樹」を歌った日の帰り、学校最寄りのレコード店(駅前スーパーの中にあった)に寄ったところ、ひとりのクラスメートが同様に「冬の旅」のLP盤を買いに来てたのを覚えています。

 今思うと、その音楽部顧問の先生はディスカウ ↑ リスペクトだったようで、曰く「ディスカウは歌手であるにもかかわらずヘビースモーカーだった。煙ぐらいでダメになるようなヤワな咽ではないのだ」 ホンマかいな?と聞いてました。

 きっと今日あたりからCDショップには 「追悼・D.フィッシャー=ディースカウ」コーナーができるんでしょうね。

 私のCDは1962年の古い録音です。ディスカウは「冬の旅」何度も録音したらしいので、別のんも聴いてみたくなりました。

 

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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