昨日、仕事で京都に赴き北山通りの某女子大学さんにお邪魔しました。
ふと考えると、永年大学職員として生きてきて、今日に至るまでいろんな仕事でもってたくさんの大学を訪れてきましたが、女子大に入構したことは数えるほどしかありません。貴重な体験でした。
さて視察、授業見学、意見交換など無事に予定を終え、同行の関係者一行と反省会をということになりましたが、まだ陽も高くちょっと一杯というわけにもいかない。お世話いただいた団体事務局の人が 「近くのお店を予約してます」 ということなんで、行ってみると、これが何というか妙なところでした。
甘味処「天引」さん。
看板を見てふと「給与明細」が脳裡を過ぎりましたが「あまびき」でした。甘味処。普段、自分からはまず入ることがない類のお店です。陶芸ショップを兼ねていて教室もやってて作品たくさん展示されてます。陶芸とあんみつ。不思議な空間です。
幹事さん「注文、みなさん同じものでいいですかね。」
いいも悪いも、分からないからお任せするしかない。待つことしばし、出されてきたのが写真の豪華あんみつ。「海のクリームあんみつ」とゆうそうです。抹茶がついて1,000円ナリ。寒天・黒豆・白玉・たっぷりきな粉にあんこ、アイスクリームがどぉ~ん。上からみつがこれでもかと…。 左下のたくあんみたいに見えるのは素の寒天です。テングサのいい香りがします。この器に入るとせっかくの海の香りが木っ端微塵なので、別に味わってください、という配慮です。あんみつ、何年ぶりやろ?さっそく挑んでみることに。
甘い(^^;;)!! 想像を超えてました。
この質、量、バリエーション、甘党の方々には、超満足のたまらない逸品なのでしょうが、わたしにはちょっとしんどい…。
最近はデザートのことをスイーツとかジェラートとかいって外食で提供される商品でひとつの領域を形成してます。わたしは甘味をいただく習慣がないので縁がなかっただけに、実に新鮮な体験ではありました。しかし、今後も積極的に関わることはおそらくないと思います(笑)
このあと、一行と別れてとことこ西へ、嵯峨野の大覚寺に向かいました。夜間特別拝観「真紅の水鏡」初日。せっかく京都に来たついでにと思い立ったのです。秋の京都、真っ赤な紅葉を観たい!盛り上がる期待。
しかし、紅葉はもうひとつ。訪れる人もまばら。清水寺、東寺など京都の他のお寺はすでに色づいている由、友人が知らせてくれましたが、大覚寺ではこの日、境内の大沢池に映り込むはずの紅葉はまだしっかりと青青、「真紅」にはほど遠い水面でした。残念。ちょっと早かった。
ちっちっち。
ジェラートは乳脂肪たっぷりのアイスクリームのことです。
冷たいものでないとジェラートとはいわない。
デザート(英)とジェラート(伊)は響きは似ているけど、語源は違うのです。
甘いもの全般のことを最近のコンビニではカッコをつけてドルチェ(伊)とよんでいます。
ところで天引さんのあんみつの大きいこと。
たまりません。そそられます。
天草の匂いって嗅いだことがないかも。海の匂いがしますか。
あいうえだぁ様
「ジェラート」(゚д゚)そうなんや!
次回の京都弾丸ツアーの際には是非どうぞ(^^)
海無し県育ちのわれわれでも一発で「ああっ!」と分かる香りです。
甘味を取り去って、シャブリで流し込みたい…