舞洲の愁い

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 秋深し。
 
 夕暮れ近くなると、もの悲しさが募ります。

 哀愁の「愁」という字には「秋」が入ってます。つまり、古来より秋は人の心に理由のない愁いをもたらす季節だったのでしょう。

 広辞苑では「憂い」と「愁い」は同じ意味とされてますが、わたしは違うものと理解しています。一般的に憂鬱でこころが晴れない場合は「憂い」。「愁い」の方は秋になると感じる何となくワケもなくもの悲しくものうい感覚、またはそれに類するものやと勝手に決めてます。

 この「愁いの季節」悪くないですよ。というより、好きなんです。夕暮れ、吹く風にどこか遠くの野焼きの香りが微かに混じっていたりすると、山と田んぼ、幼い頃を過ごした田舎の原風PB042951.jpg景に直結する理屈抜きのたまらない郷愁に襲われます。旅愁と郷愁は人の本能のひとつやと妙に納得するこの頃ですが、歳のせいでしょうか。
 
   さて今日は、わが常翔学園高校のバレーボールの試合応援で、舞洲スポーツアイランド、アリーナに出かけました。舞洲までは阪神高速であっという間です。競技場やアリーナ前の広い公園エリアにはUSJから駐車場に向かうカップルや家族連れ、さらには修学旅行の中学生たちなど、それぞれに深まりゆく秋の一日を楽しんでます。
 
 『平成24年度大阪高校総合体育大会 兼 春の高校バレー第65回全日本バレーボール高等学校選手権大会予選』準決勝です。勝てば全国大会出場。大阪からは2校出場できるため、準決勝勝つと全国大会への出場が決まるのです。
 

 

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  ラグビーや野球の応援は何度も行ってますが、バレーボールは今回初めて。
 
 もちろん試合だけでなく試合前の練習も含めて観戦したのですが、コートと観客席が近いからか、まぁすごい迫力ですわ。若いということは実に素晴らしい。鍛えられた身体能力と技術はホントにすごい。感動ものです。統制のとれた練習風景はひたむきに打ち込むエネルギーを感じました。これぞ青春。情熱の発露。
 
 残念ながら負けてしまいましたが、見応えのある試合でした。生徒たちのこれまでの精進に拍手。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

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雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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