許すまじ失言

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 お暑うございます。暑いというより蒸し蒸しがひどくてたまらない。外を歩いてるとじっとりと汗ばんできて、その汗が乾いていかない。実に不快な日和であります。これがあと3カ月も続くと思うと、それだけで眩暈がします。そんな中、明日は意を決してお出かけする予定なので、土曜日にブログを更新しております。

 参議院議員選挙、盛り上がってきました。

 参議院は解散が無く、その議員はひとたび当選するとよほどのヘタを打ってクビにならない限り6年間はその地位が保証されるオイシイ仕事です。参議院の定数は248人、3年ごとに定数の半分ずつ改選されるので、今回争われる議席は124人(プラス補欠1人)と、定数465人の衆議院議員選挙(総選挙)に比べて規模は小さい。しかし、ひさしぶりの国政選挙で、しかも今ダメダメの与党である自民公明が果たして過半数を維持できるかという点で結果重大な意味を持つ、なかなか興味深いイベントです。

 わたしはどちらかというと保守主義者ではありますが、今回は自民党には投票しません。自民党はカネに汚いという宿20250712_010655058_iOS.jpg痾を背負っており、そのことでいつも失敗してきたということを何度も書いてきました。先に話題となった企業団体献金の扱いで決定的に×がつきました。反共を基軸とした外交政策や、憲法改正への取り組みなど保守としての路線は基本的に正しい。少なくとも他の左巻き政党なんかよりは圧倒的にまともなことを言ってます。よほどのことが無い限り自民党に投票してきました。しかし、今回はその「よほどのこと」が起こったのです。お灸をすえる必要があります。

 そんな選挙戦さ中先週の失言のお話。自民党のある参議院議員が「運がいいことに能登で地震があって...」ドッカーンと炎上してます。朝日新聞はじめ反政府系メディアがここぞとばかりに報じてます。野党はもちろんのこと、同じ自民党議員や閣僚からも「言語同断」と批判されてます。まあ、そらそうなりますわな。

 しかし、本人も釈明してるように普通に考えたら人間、「地震があって運が良かった」なんて思うはずがないんであって、本当にそう思ってるとしたら確かに言語道断の話ですけど、そうではないことをホントは誰もが理解してます。問題は言葉の使い方であって、「言いそこ間違い」にもほどがあるということです。野党あたりから「責任とって議員辞職せいや」なんて話も出てますが、それは敵失につけ込んで簡単に点数を稼ぐいやらしい手法といえるでしょう。

 それにしてもバカなこと言ったもんです。ホントに言いたかったのは「今回地震があったのは他の地域では無くたまたま能登やった」「だから他の地域にとっても他人事ではないんやで」ということでしょうな。それが、語彙の少なさ、言葉のつたなさから、ほかの地域の人は運がよかったと口が滑ってしもた。発言自体はけしからんし、被災者が聞いたら気を悪くするでしょう。しかし、会見してちゃんと謝ったし、例の「誤解を与えた。不快に思う人がいたとしたら...」の地雷フレーズもありませんでした。今回の場合、発言の真意は分かるしそれほど大騒ぎすることではありません。ゴメンナサイで済むお話です。

 これに対して、思わずぽろっとホンネが出てしもたたぐいの失言は許されるものではありません。記憶に新しい農水大臣の「コメは買ったことがないけど、売るほど持ってる」なんてのがありました。素直で正直な人なんやなと思います。だから政治家には全く向いてません。

 さらに思い出すのは遥か30年前、阪神淡路大震災発生の日の朝の番組で徳光和夫が、上空を飛ぶヘリからの中継を見て「東京でなくてよかった」と言い放ったことです。この場合、語彙が貧弱とかいう以前の問題で、言っていいこと悪いことの区別がそもそもできてません。バカも極まれり。被災者の気持ちを察することがまったくできておらず、アナウンサーというより人間としての素養がそもそもテレビに出ていいレベルに達していません。関西人はそれ以降、この男が画面に出ると同時にテレビ消すかチャンネルと変えるようになりました。関口宏と並ぶ昭和の害悪と言っていいでしょう。絶対に許しません。

伊東市に注目

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 お暑うございます。毎年七夕は梅雨のさなかですが、今年はとっくに明けてます。織姫と彦星にはいい知らせかもですが、梅雨明けが早いからといって秋の訪れも早まるとは限りません。猛暑の期間がより長くなる地上の住民には厳しい話です。

 さて、そんな暑さをさらに増幅する不快なお話が進んでます。今日はそのことを。

 「伊東にいくならハトヤ、電話はヨイフロ」われわれ世代が、静岡の伊東市といえばまず連想するのが、高度成長の頃に毎日聞いてたこのテレビCMでしょう。その伊東市が今、全国的に注目を集めてます。

 ついこないだ、5月の選挙で初当選して就任した市長さんが経歴詐称で追い込みをかけられてます。しかも旗色はすこぶる悪い。市に「当選した市長、東洋大学卒業て言うてるけど、除籍されてんで。卒業なんかしてへんで」とタレコミがあったもんやから市議会議長さんたちが確認したところ市長は、卒業証明書らしきものをチラッと見せてすぐに引っ込めました。takubo.jpg

 議会は当然納得せず、きちんとエビデンスを出せと追及したところ、先週会見を開いて「卒業ではなく除籍でした」と認めました。明日、議会で辞職勧告決議案が可決されます。もうね、間違いなく辞任に追い込まれます。

 ただね、その往生際がとにかく悪い。自分では卒業したつもりやったとか、今回調べて初めて除籍扱いやと分かったとか、選挙のときは大卒て言うてないんで経歴詐称とはちゃうとか、怪文書には対応しないとか、全部ひっくるめて全国民から「そんなはずないやろ!」と突っ込まれてます。そもそも、自分が大学を卒業したか除籍になって中退したのか、そんなこと改めて大学に確認せんと分からんなんて、およそあり得ない話です。

 百歩譲って、何らかの事情があって本当に自分自身卒業したと勘違いしてたとしても、そんなら始めに市議会議長に提示した卒業証明書なるものはいったいなんやったのか。誰が作ったのか、市長はそれをどうやって手に入れたのか。とても納得出来る話ではありません。そっちの方が怪文書やん。

 「やっぱりバレましたか...」というのがほんとのとこでしょう。遅かれ早かれ辞職することになるんやから、とっとと辞めた方が潔いというのものです。でないと全国的に変なことで有名になった伊東の市民や殺到するクレームに対応している市の職員さんたちが可哀そうすぎます。収拾するのは実に簡単です。ひとり市長が「ごめんなんさい、辞めます」と言えば済む話だったのです。

sasho.jpg いつも思いますが、首長や議員が不祥事で辞める辞めないの話になったとき、皆さん粘るんですよね。大概は結局辞めることになります。未だ辞めずに恥をさらしてるのは兵庫県知事ぐらいでしょう。「支持してくれた有権者の思いが...」だの「業務をやり遂げることで責任を果たす」だの、ちょっと客観的に考えればそんなこと言って駄々をこねるほどにみっともない姿が増幅されることは明らかなのに、いちど権力を手に入れると人はここまで醜くなれるもんかとつくづく思うのです。

 聞けばこの市長さん、当初はわりと人気があったみたいです。であれば、詐称がバレた時点で「ごめんなさい、ウソ吐いてました」とすぐに辞めてたら、そして「高卒」を掲げてもいちど出直し選挙に出ていれば、ひょっとしたらまた当選したかも知れません。青天白日の選良として堂々と登庁できたのです。しかし、みっともない引き際を晒した今となってはそれも叶わぬ話です。

 過去、学歴詐称が取り沙汰されたのは、小池百合子現東京都知事のケースが記憶に新しい。こちらは間違いなく卒業してるとカイロ大学からお墨付きが出て落着しましたが、過去には国会議員が選挙で当選した後に学歴詐称がバレて失職した例もあるらしい。

 当選するためには、何とか箔をつけたい気持ちは分からんでもないけど、ウソついちゃダメです。政治生命が断たれ、前科がつきます。選挙やり直しになって有権者に迷惑かかるし、また税金が無駄に使われるのです。クビになるであろう市長に弁済させてはどうでしょか。

赤十字リスペクト

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 なんと、まだ6月というのに梅雨が明けてしまった。ほんまかいな。確かに土砂降りの日もあったけど、今年の梅雨は明けてもないうちから猛暑日になってみたりと、なんだか変な、梅雨らしくない梅雨でした。やっぱり、お天気の神様ちょっと間違えてますよ。

 それはそうと、先週また万博行ってきました。確か5回目です。20250626_042429095_iOS.jpg

 始めに行った頃と比べると、明らかに人出が増えてます。以前、さほど待たなくても入れたパビリオンも先週は「予約がない人は並べません」というところが増えてました。かといって、イタリア館や英国館など人気パビリオンで予約対象外のところは並ばないと入れません。どないせいっちゅうねん。

 広場や通路も梅田の地下街なみの混雑になってます。平日ですよ。入場者が増えて黒字が増えるのはええことではあるものの、人混みのことを考えると入場者にとってはなかなか厳しいものがあります。だいたいこの日、雨が降ったり止んだりのあいにくの日よりで、なんで皆さんわざわざこんなお天気悪い日に出かけてくるのかと思いきや、予約してるからで「お前もな」と言われてしまいます。

 これから夏休みに入るとさらに入場者が増え、しかも酷暑の時期に突入し、万博通いはさらに体力勝負となってきます。入場待ちで並んでるとスツール持参の人があちこちで目に付きます。彼らは行列の玄人です。わたしも次からは椅子もっていこかしら。

 うちの職場のひとりは「最近万博行ってなかったんで、昨日は仕事帰りにちょっと寄ってきました」なんていうツワモノもいます。これは負けてられない。死ぬまでにこんなイベントもう無いんやから、老体に鞭打って通期パスのもとを取るべくしっかり通うとしましょう。

 先週もあちこちのパビリオン入りました。オマーン館の映像はなかなか良かった。その国オススメのいいところだけを推してるとはわかってても、ちょっと行ってみたいと思わせる出来でした。それより、出口のショップであまり期待しないで買ったコーヒーが美味しかった。おそらく万博無かったら一生味わうことがないであろう、独特の風味、味わいでした。外に出ていっとき雨が上がったベンチで休んでると、これから入る人の列はさらに伸びてました。「待たない万博」っていったい誰が言うたんや。

20250626_025926161_iOS.jpg 当日予約でたまたま入れた赤十字赤新月館がなかなか良かった。いま世界で起きてる悲惨な戦争と大きな災害の現場で、赤十字のできることは何か、赤十字でなくてもわれわれひとりひとりにできることは何か、普段あまり気にしないことをしっかり考えるきっかけとなりました。

 将来「あのとき、こうすれば良かった」と後悔しないために、今できることをしっかりと考え行動することがいかに大切か。展示で説教じみた説明を繰り返すより、大迫力の映像で現実をストレートに伝えることは実に説得力があります。魂に訴えてきます。人種や宗教の違いや主義主張の隔たりにこだわることも、時には必要かも知れません。しかし、それ以前に人間であればその根源に息づく共通するものを見失ってはいけない。それができれば戦争はおきません。

 一方、自然災害はそうはいかない。人類は多かれ少なかれ災害に見舞われるリスクを有してます。災害大国日本に暮らすわれわれは、繰り返し大規模自然災害に遭う厳しい環境に身を置いてます。誰もが、今この瞬間、大地震に見舞われ突然被災者となる可能性があります。そのときに自分に何ができるか、何をするべきか。考える力を持たねばなりません。

 つまり、実は人間は今、戦争なんかやって場合やないんです。

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 そんなことを考えさせてくれるパビリオンでした。プーチンやネタニヤフに見せてやりたいいわ。

 ところで、人出が多いということは、お昼ごはんに苦労するんです。せっかくやからどこかのパビリオンに入って、お国自慢の料理を堪能しよう、なんてことは最早困難となってます。「今から並んだら、今日のお昼ご飯はあさっての朝方あたりかいな」なんて落語のネタを体現することになります。しかたないのでキッチンカーでハンバーガー買ったところこれが酷いシロモノで、ほぼ潰れててハンバーガーの体を成してません。トホホ...

 休憩所はたくさんあるので、お弁当持っていくのが賢いみたいです。通うにつれていろんな知恵がついていく、大阪・関西万博でありました。

ウォッシュ8年

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 暑いぞ。まだ6月半ば、梅雨も明けてないというのに熱中症警戒アラート発報なんて、お天気の神様ちょっと間違えてますよ。 

20250620_224241026_iOS.jpg 今朝久々にベランダに出てみると、いつのまにか鉢の植木の根本にペチュニアが咲いてます。種を蒔いたわけでもないのに、どっかから風にのって飛んできてうちのベランダにご縁があったのか、何年も前のこぼれた種が今年息を吹き返したのか。暑くてしばらくベランダに出なかったのがよかった。もし花が咲かないうちに見つけてたら、雑草と思って抜いてしもてたとこです。ペチュニアは増えやすい。今年の夏、ベランダは彩り鮮やかになることでしょう。

 さて、だいぶ前に、わが家の洗濯機が壊れて新しいのんを買ったことをブログに記録したことを覚えてて、調べてみるとこれが8年前でした。で、そのとき買った新品の洗濯機が先週壊れて、また買い換えました。一度始めた洗濯の工程がいつまでたっても終わらないとか期待どおりに動いてくれない状態が続いて、いよいよこらあかん、壊れてるってことになりました。それがメカニック周りの不具合か、プログラムのバグなのか、はたまた両方か。「修理してもらおか」と言ったところ奥さんは「その間どうすんのよ!」ごもっともです。

 白物家電のトラブルは緊急事態です。おうちで対処すべきご用事の中でも一刻を争う最優先事項です。さっそくヨドバシに出かけましたよ。8年前と同様に私はサイフだけ持っていく役目で、機種の選択に際しては何の決定権もありません。毎日使う人が全権を有しているのです。

 素人のわたしは、当然前回同様にドラム式のんを選ぶものと思って見守ってました。前面をパカッと開けて出し入れするのが今のトレンドやんと。しかし今回、彼女の選択は違ったのです。縦型でフタが上についてるやつ、洗濯機が世に出たころから今に至るレガシーな形です。曰く、やっぱり縦型の方が洗浄力が優ってる。しかも衣類を叩きつける方法で洗うドラム式より、洗濯物が痛まない。これは長年プロの主婦としての経験と知見に基づき到達した判断であって、侍従のわたしは、そんなもんかいと納得するしかありません。

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 翌日に配送されてきてあっという間に設置完了。前日、お店に行く時刻がもすこし早かったらその日のうちに配達されてたとか。まあ、便利な世の中になったもんです。

 いざ据え置いて実際に使ってみると機種の選択でやっぱりちょっとした失敗はあるもので、ドラムの時には洗濯物を横から出し入れするので洗濯機の上部は自由に使えるスペースとなります。狭いマンション住まいのわが家の場合も、このスペースは金属パイプでできてる棚を設置して汚れ物を分別して入れるカゴ置いてました。しかし、縦型の場合、当然フタを上下に開け閉めする空間を確保する必要があり、カゴを載せてた棚が邪魔になります。「気が付かんかった」仕方ないので、棚のパイプを組み立て直してなんとか収めることができました。

 家電のような耐久消費財は買い替えのサイクルが長いんで、新品買ったときはその機能と性能の進歩に驚くもんです。新しい洗濯機、よく喋るんです。「すすぎを始めます」とか「お洗濯終わりました」なんてのは昔からあったけど、「毎日お洗濯、お疲れ様です~」なんて、気使わんでええから黙って仕事しなさいとか思てしまいます。もう少し進歩したら、AI搭載で日々の家事の悩みの相談にものってくれるロボット洗濯機が店頭に並ぶかも知れません。こんな些細なところまで進歩してるんやから肝心の洗浄能力や省電力性なんかはおそらく格段にアップしてるんでしょう。知らんけど。

 8年間使こてたドラム式の前は確か縦型やったと記憶しとります。洗濯機の上に別途乾燥機が載ってて洗濯しながら乾燥できるので、前回の買い替えのときにも乾燥機は別に買うつもりで出かけたけど、お店で気が変わって乾燥機能もついたドラム式のんを買ったことは8年前に書きました。8年か。調べると洗濯機の平均寿命は6年から8年やそうです。まあ天寿を全うしたといえるでしょう。

 ほかの家電、家ん中見回してみるとキッチンの冷蔵庫なんてもう20年以上使ってるし、エアコンは割と交換スピード速いけど、全部で4つ着けてるうち一番古いのんは家買って以来ずっと30年以上、まだ変わらず動いてくれてます。パソコンのプリンタにしても寿命は5年とされてて10年もすれば部品が無くなって修理もできないけど、うちに二つあるうちの片方はもう15年ほど使ってます。本来もうとっくに寿命来てるんやけど廃インク吸水パッドを自分で交換してカウンターもリセットすることでまだ普通に使えてます。定年後再雇用みたいなもんです。

 そう考えてみると、家電の寿命は長い。毎日動かしてる機械なんでもっと壊れてもいいように思うけど何年も変わりなく動いてくれるのはありがたい話です。科学技術の進歩は確かに人類の幸福に寄与しているといえます。

妖怪ふたたび?

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 今年は梅雨入りと同時に、あたかも梅雨末期のような集中豪雨が各地で観測されてます。近年続く猛暑の異常気象の到来を示すようで、不安が募ります。今年は万博会場にも行かんといかんし、お天気の神様がおられるのなら、涼しくしてほしいとは言いませんから熱帯のような猛暑はなるべくやめてもらえんでしょか。 

 ところで、中東情勢が緊迫しています。悪魔の手先イスラエルが軍事力にものをいわせて、イランに対して攻撃をはじめました。当然イランもこれに反撃し、全面戦争への移行が懸念されています。イスラエルの、ガザでの虐殺に加えてのさらに傍若無人な非人道的行為です。にもかかわらず国際社会は今のところ何の関与もできず、あまつさえアメリカやドイツまでもこの蛮行を容認するかのような発信をしています。先行きは非常に不安定です。

 わが日本国はというと、パレスチナ人やイラン、イスラエル両国民の災厄とそれを招いたイスラエル政権の愚行にはなんら言及せず、ホルムズ海峡を通ってくる日本行きの原油にだけ関心をそそいでいます。いつから日本人はこのような情けない国民になったのか。もっと積極的に人道的関与をやっていくべきです。そんな、利己主義的平和を享受する、わが国の身近な今日のお話。

bichiku.jpg 参院選の告示日も決まったみたいやけど、まあ、政治というものは自分の利害にあまり関係がなくてただ見物している分には、実におもしろい。政治屋さんたちは、下手なエンタメなど太刀打ちできない見事な芸を披露してくれます。

 さっこんでいえば、その筆頭は国民民主党でしょう。

 衆院選の目玉となり党首のタマキンこと玉木雄一郎議員は、いっとき時の人としてもてはやされ、党の支持率もぐっと上がりました。しかしここしばらくヘタを打ってます。

 まず、小泉農水大臣の備蓄米放出について「家畜のエサ」と口を滑らせ、あちこちから非難されました。謝ったけどもちろん吐いた唾は飲めず支持率↓ダウン。

 さらに参院選に向けて、なんとあの不倫騒動と会計疑惑で議員をクビになった懐かしのガソリーヌ姫こと山尾志桜里に出馬要請したというから、多くの国民から「なんや、タマキンちょっとええかなと思たけど、ただのアホやった」とバレてしもた。あちこちから叩かれまくって、ガソの出馬を白紙に戻すのはまあ当然として、その政治センスの無さに呆れられて結局、しばらく話題になった国民民主党もいっときのブームで終焉を迎えそうです。gasorinu.jpg

 タマ「ヤマオさん、参院選、国民民主から出てくれんやろか」

 ガソ「そお?うれしわー。もうほとぼりも冷めたやろしね。」

 タマ「ガソ姫に出馬要請します!」

 有権者「おまえ、何考えてんねん!」

 国民民主議員「おまえ、何考えてんねん!」

 タマ「あ、あかん、みんな8年前のことまだ無茶苦茶怒ってっし。あんたを公認したら党が潰れるわ。ゴメンやけど、無かったことにして」

 ガソ「ギーッ!」 ←今ここ

 ガソ姫は、公認取り消しの決定を受けて「党首の党統治能力に深刻な疑問を感じる」と捨てゼリフを残して去って行きました。つまり「お前が頼むっていうから出てやったのに党内で反対されたら撤回って、そんなことで党首って言えるんかいっ。このクソがっ!」ということでしょう。これはまあ当たってますけど、国民にしてみたら「ガソ、お前が言うなよ」ってことです。

 党首の技量云々よりも、8年前のことはもう済んだと考えるガソ姫の脳内お花畑状態の方を深刻に心配します。このまま黙って余生を送れば国民は「そんなやつもいたなあ」といずれ忘れてくれるのに、ここでリマインドのプッシュしてどうするよ。しかも、8年前クビになった当時は立憲民主党の議院やったのに今度は別の党から出馬するとはつまり、とにかく議員にさえなれれば政治思想や政策なんてどうでもいいというわけです。そんな政治屋さんは確かに多いけど、よく考えれば有権者をバカにした話ですよね。

 さらに、出馬しまーすって記者会見なんてやったら、まず8年前の説明責任についてコメントを求められるって、どんなバカでも分かることです。それを、終始肝心の質問には答えず「謝ってんやから済んだことはええやん」の姿勢を貫いたことで再び集中砲火を浴びる結果となり、哀れその命運は尽きました。まあ、よかった。

 心配するのはあのレンホーの動きです。山尾がガソリーヌならレンホーはブーメラン妖怪とでも言いましょうか。その悪辣、奇態ぶりはかつて何度も書いてきましたんで省きますが、都知事選で「2位もだめなんでしょうかーっ!?」と惨敗したのを最後に動きを潜めてます。「参院選、頼まれたら出てやってもええよ」とか思ってそうで、なんとも気持ち悪い。まあ、今回のガソの騒動を目の当たりにしたら手を上げることなんてないやろけど、なにせ正常な感覚を持ち合わせていないヤカラです。ひょとしたらガソと二人いっしょにN党あたりから顔を出すかも知れず、もしそうなったらそれはそれで面白い政治ショーになるかもー、とか思いながら梅雨空を見上げてる、今日この頃です。 

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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