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京都の忍者屋敷

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 梅雨近しということでしょうか、先週はしっかりした雨が降ったし気温が高い日が多かった。東北や関東では、夏日どころか早くも35℃以上の猛暑日となったとか。まだ5月というのに地球温暖化恐るべし。そんな陽気の中、昨日は恒例の京文化研究ツアー誘っていただき、知る人ぞ知る隠れたスポットを見学してきました。京都検定1級保持者である旧友の主催でこれまで幾度となく連れてってもらってるあのイベントです。

 今回は「二条城見学ツアー」と銘打たれ、御池界隈をてくてく歩いてきました。

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 まず神泉苑。もとは桓武天皇が遷都した際に作ったお庭で、その後真言宗のお寺になりました。昔、空海弘法大師が雨乞いしたとかで、その方面で名を成してるらしい。また下って源義経が静御前と出会った場所でもあるとか。「ふ~ん」

 その南側「二条陣屋」今回のツアーの圧巻でした。

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 何かと言われれば古い「京都の町屋」です。それが江戸時代、近くに京都所司代や町奉行があって、何らかの用事でそこを訪れる諸国の大名などエライ人たち相手に宿屋を始めたらそれが当たって大儲けしたらしい。20230521_014348945_iOS.jpg

 この町屋何がすごいって、まるで忍者屋敷なんです。隠し階段、隠し部屋、抜け穴、秘密の通路、秘密の監視窓などなど、よくもまあこんな凝った設計したもんだ。いまなら建築基準法に照らしてダメぜったい!の意匠を建物全体に組み入れてます。どうやら、大名など偉い人を監視するために、また何らかの手入れを食らった際に宿の主人が官憲から逃げおおせるための工夫やったみたいです。

 詳細なガイドをしてくれたのは現在の当主、今の持ち主さんですが、この方の説明が実に流暢でまた面白い。見学者にご夫婦と思しき外国人の方がいたのですが、通訳の人がお手上げ状態でした。重要文化財に指定されてるんで、補修など維持にも補助金は出てるんやろおし、ひとグループ定員1015組、見学料おひとり1,000円也、数えてみるといい商売やなと思った次第です。

 建物の中、どこをどう動いて今どの位置にいるのか、どっちに行けば外に出られるのか。同行のメンバーは「ここで一日かくれんぼしたい」と言ってました。きっとバラエティ「逃走中」ばりの大盛り上がりになるでしょう。希望者に特別料金で開放すればさらに大儲けできそう。

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 一行はその後二条城に入りましたが、ここは世界遺産の超メジャーなスポット。わたしも仕事で外国からのお客様を案内したりで、過去に何度も来てます。いつも思うのですがここ、とにかく広い。順路を辿るだけで相当な歩行距離になります。天守跡に登る階段で情けないことに足が攣りそうになってしまいました。

 大政奉還から王政復古、そして戊辰戦争へと続く歴史の大転換の舞台となった二条城、最後の将軍徳川慶喜の運命が時代に翻弄される様を改めて感じる空間であります。二の丸御殿の大広間には慶喜はじめ諸侯の人形が置かれてて、歴史上の重要な場面であるぞよという演出はなかなかに見ごたえがあります。教科書にも載ってて日本人なら必ず知ってる邨田丹陵の「大政奉還図」を再現してるわけですが、実際はこんな場面は無かったらしいと聞いて、まあそやろなと思います。歴史の名場面なんてのは、史実よりもイメージ重視なのです。

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 その後、ツアーの締めとして木屋町のスイーツ店で、なんとも巨大で攻撃的なモンブランを賞味しプログラム終了です。

 主催の友人にはいつもながら感謝です。昔から京都に親しみ、京文化を極めるために、今も週に何回かは京都に通い馴染みの芸妓も多いという彼の存在がなければ、このような体験はおよそできなかったといつもながら思うのです。そして何よりも、普段会うことがない多くの友人たちと久闊を叙する場として、大切なイベントとなっています。

 彼はさっそく次回の企画をこの秋にも実施すると力強く宣言されました。実に楽しみであります。

 コロナ以来久しく映画館なんて行ってなかったんですが、大ヒットした前作も観たし、テレビのオンエア待ってられんし、しかも映画館なら大画面で眼鏡かけて3Dで観られるし、ちょうど買い物のついでもあったりで先週行ってきました。

 avatar0.jpgだいぶ前にも書いたように思うのですが、わたし映画館では頭ン中空っぽにして楽しめる娯楽大作しか観ません。シリアスで考えさせられるのんとかまっぴらゴメンです。非日常への逃避こそが映画の醍醐味であり、現世と隔絶するためにわざわざシネコンに足を運ぶのです。ビールを片手にポップコーンを頬張って、久しぶりのレガシーな正統派娯楽のひとときを楽しみました。

 SF映画といえば、宇宙人の侵略に対して人類が団結して立ち向かい最後に勝利を勝ち取るというのが通り相場です。しかし「アバター」は逆で、資源を求めて宇宙に乗りだした地球人が他の星で平和に暮らしてた知的生命体を虐殺する侵略者として描かれます。観客は、邪悪なわれら人類が返り討ちにあい、ばったばったと殺されていくクライマックスに感動しカタルシスを得るのです。これはなかなか新しくて良い。かつて昭和の頃、ヤクザさんたちは「太陽にほえろ!」みて悪役に感情移入してるんやろかという話題がありましたが、そんなことは無くて、人類はすべからく正義の味方なのです。

avatar.jpg 前作同様にとにかく映像がキレイ。近年日本のアニメもキャラクターとともにその映像の美しさが評価されてますが、ハリウッド映画の映像の仕上がりはCG技術の進化のたまものです。想像を超えたイノベーションが知らず知らず進んでいるのですね。空想の惑星「パンドラ」の世界観を圧倒的なスケールで表現しており、これは感動ものです。

 昭和の頃は、映像美が秀でた作品というと実写でのカメラワークと編集の成果であったところ、CGが出てきてレベルが格段に上がりました。この点評論家サンたちが「マンガみたいになんでも作れてしまい、映画の価値が無くなった」と批判してた時代もありましたが、昨今聞かなくなりました。大昔、トーキー映画の上映に活動写真弁士たちが猛反対したそうですが、それに似てます。技術の進歩に抗ってはいけません。実写だろうが作り物だろうが、映像のできがよくてより楽しめればそれで良いのです。avatar2.jpg

 ストーリーも練られてて、クライマックスの長大な戦闘シーンは圧巻なれどそこに至る展開よりも、結局は家族の絆の大切さ素晴らしさを全編の中心に添えています。日本で作ったらきっと、男女の純愛だの愛憎だの何らかのラブ・ストーリーを絡めてくるのが目に見えてます。このあたり、しっかりアメリカ映画やなあと思いました。

 3時間12分の大作ですが、長さをまったく感じさせない。娯楽大作とはこうあるべきというお手本のような傑作でした。

 キャメロン監督はこれ5部作にするなんて言うてるそうです。楽しみができました。

 ウクライナ戦争の状況がいよいよ混沌としてきました。プーチンは国際社会からの非難をことごとく無視し、逆にこれに反発を強め違法な侵略、非人道行為をやめるどころかさらにエスカレートしています。メディア統制でロシア国民は正しい情報から遮断されてプーチンと戦争を支持しているうちに、国際社会からの厳しい制裁よって社会経済活動が崩壊し、悲惨で厳しい日常を強いられるはめになります。

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 ロシアはいよいよ大きな北朝鮮となり果てました。邪悪な侵略戦争を行った当然の結果として国際社会で孤立し、国家存亡の危機に瀕してはじめて国民はプーチンに騙されていたことに気づくのです。他国に戦車で強引に侵入し、建物を破壊し国民を殺戮するがごときは、いかなる理由をこじつけても絶対に許されることではありません。

 愚かにも戦争を始めた国家の行く末は、昭和の昔にボロ負けしたわが日本国民が誰よりも身に染みてます。悪いことは言わんから、即刻ウクライナから撤兵しなさい。

 さて、世界中が大騒ぎとなっている最中、平和な日常を満喫する日本国民のひとりである私はですね、大相撲三月場所(大阪場所)観戦、両親と家内とともに行ってまいりました。大阪場所はコロナ禍で一昨年は中止、昨年はなぜか大阪に来ずに両国国技館で開催されました。大阪での本場所開催は実に3年ぶりということになります。

 コロナ禍の影響未だ収まらず、4人用のマス席に2人ずつしか坐れません。ただもともと1.5m四方のマスは窮屈なんで、かえってゆったりと見物できるというものです。それはいいとして、なんとコロナ対応で館内食事・アルコール類禁止、お茶屋さんのお弁当も無し。これは辛い。3年前の観戦の際にはきゃあきゃあ宴会しながらの愉しいひと時でありましたが、今回は終始シラフで何も口にできずということで、ちょっと残念ではありました。しかしまあ、久しぶりのお相撲の雰囲気、国技の様式美を堪能することができ楽しかったです。

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 さまざまな情報発信機能が飛躍的に発達した現代にあって、遠い国で戦争が勃発し、その悲惨さと侵略者プーチンの悪辣ぶりが迅速かつ如実に国際社会に伝わっています。そのため、世界の人びとの関心は過去にないくらい高まってますが、考えてみればこれまでもベトナム、中東、アフガンやアフリカの内戦など、地球上で常に戦争は行われてました。wikiによると過去3400年間で人類がまったく戦争してなかった期間はわずか268年しかないそうです。少なくとも今生きてる地球人はすべて、どこかで戦争をやっている時代を生きてきたのです。にも拘わらず、遠い国では能天気にお相撲見物に興じている人がいるわけで、人類は戦争の完全撲滅にもっと知恵を結集すべきではないのか!などと、私が偉そうに言うのも面目ない話です。

 今や一人横綱となった照ノ富士ですが、結びの一番で負けたと思ったら、なんと次の日から休場してしまいました。もう一日早かったら、横綱土俵入りも見られんところでした。危なかった。

 幕下にはウクライナ出身の力士がいるそうです。ネットの記事によると、今場所ひときわ観客の声援が大きいとのこと。そらそうでしょね。祖国の人々が大変な目にあっている折、心中穏やかではないでしょうけど、頑張ってほしいと思います。

 先日終了した大学入試共通試験で、受験生がスマホで問題を撮影し外に送信して解答させるという大胆なカンニングをやったことを新聞テレビは連日伝えました。犯人はいわゆる仮面浪人の女子大学生で、他の大学に入学し直したいけど自信がなかったからやったんやとか。解答した東大生はハナからの共犯ではなく、共通試験の問題とは気づかず解答させられたといいますから、この犯人相当な手練れです。そんな企画力と遂行能力と度胸があるなら、大学なんて行かなくても充分に社会で成功できたのにと思ってしまいます。cunning_cheating.png

 カンニングと聞いて思い出すのは、またまた昭和のお話になりますが、青春ドラマの「飛び出せ!青春」です。わたし小学生の頃でした。最近のテレビはドラマに限らず視た内容をすぐに忘れてしまいますが、純粋無垢な子供の記憶に擦り込まれた印象は半世紀の時を経ても鮮明に覚えているのです。

 ある日の放送、サブタイトルが「やるぞ見ていろカンニング」でした。巧みなカンニングで成績トップとなったある生徒を主演の河野先生(村野武範)はことさらに咎めることをしません。自発的な改心を促すためでした。このことに反発したクラスの他の生徒たちが、そんなら俺たちもとカンニングが蔓延し様々な方法を企ててテストに臨みます。このあたりはコメディで、実に多様なカンニング手法が準備されます。そんな生徒たちに対して、河野先生は自分の教科である英語のテストに際してなんと、問題用紙と一緒に模範解答も配ります。カンニングをやりたいやつはやればいい、それならいっそ手間を省いてやるというわけです。

img_665166_33030634_0.jpg 現代のドラマなら、生徒の訴えによりテストは無効、保護者が騒ぎ出して河野先生は校長先生に怒られて謝罪の集会を...なんて展開になりそうですが、そこは昭和のコテコテ青春ドラマ、なんと最初に不正した生徒が突然改心し他の生徒に訴えます。「先生は、自分の卑劣さを自分自身が悟るまで見守っていてくれたんだ...」クラスの生徒全員が自分たちの愚かさに気づき「先生~!」あとはお決まりの感動シーンです。それまでにカンニングをした生徒たちが自発的に、サッカーのゴールでボールをぶつけられる罰を受けます。このあたりも、自発的とはいえ体罰うんぬんで現代ではNGでしょう。

 後年、発端となった生徒役のゲスト出演者がなんと若き日の水谷豊であったことを知りました。

 このドラマは「青春とはなんだ」にはじまり、「おれは男だ!」「われら青春」など名作を生んだ日テレ(関西では10ch読売テレビ)の青春ドラマシリーズの1作でした。コテコテの熱血路線の学園ドラマはこの「飛び出せ!青春」あたりがピークで、主題歌「太陽がくれた季節」はミリオンヒットとなるなど一世を風靡しました。しかし、現実にはおよそ起こらないであろうコテコテの青春賛歌は、ビートたけしに揶揄されてネタ扱いされたこともありその後廃れ、一気にリアリスティックなシリアス路線の作品へと変わっていきました。TBSの「3年B組金八先生シリーズ」などは学園ものというよりは社会派ドラマで、このあたりからわたしはドラマに興味がなくなりあまり視なくなりました。

 ところが、近年になって妻の影響もあり「ごくせん」などコミック原作非現実路線の昨今のドラマをチラ視するにつれて、電影マンガとして割り切ってみる分にはまあええか、なんて思い始めました。還暦を過ぎて、精神構造が遠き日の子ども時代に向けて退化を始めたのかもしれません。

楠公に祈る

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 20211231_230928683_iOS.jpgあけましておめでとうございます。

 2022年が始まりました。今世紀が始まって「ミレニアム」と浮かれていた頃から早くも22年経ったわけです。ついこのあいだ令和の世の中になって、既に3年半が経過しました。早い早い。時の過ぎ行く速さに愕然とする、新年の幕開けです。

 昨日元日は例年のごとく、年末からの続きでどっぷりとアルコールに浸かってました。んで、5日の仕事始めに向けて今年はひとつ正月ボケからのリハビリをいち早く始めようと初詣に出かけて先ほど帰ってきたようなわけで、その勢いにのってのブログ初めです。

 例年私は初詣は行いません。過去お参りした年にはあまり良いことがなかった経験によるものですが、もうよかろうと今年は思い立って近所の大きな神社に行ってきました。歩いて30分ほどかかりますが、お屠蘇をぬくのにいい運動になります。20220102_034022134_iOS.jpg

 四條畷神社といいます。明治23年創建の新しい神社です。明治政府によって南北朝は南朝が正当な皇統と決められたことから、南朝方の武将で「大楠公」と称された楠木正成が徐々に神格化され、その子楠木正行(まさつら)が「小楠公」として祀られたのが四條畷神社です。現在の四條畷市や大東市は、この神社の門前町として発展し今に至ることから、神社は「楠公さん」と呼ばれ親しまれてます。正行が戦死した「四條畷の戦い」ゆかりの飯森城がある近くの飯森山の頂上に正行の銅像が立っていることは、かなり以前に書きました。

 この神社が小楠公を祀るために建立されたように、他にも明治神宮は明治天皇、各地の天満宮(天神さん)は菅原道真公など、偉大な先人をお祀りするために建てられた神社がたくさんあります。なのに日本人はなぜかそこで自分の願いごとを叶えてもらうためにお参りするわけで、これは考えてみれば妙な話ですが、つまりそれぞれ祀られた人たちは亡くなってから神様となり、人を救済するお仕事が始まったことになります。おびただしい数のお願いごとを叶えなければならないんで大変ですよね。どうかひとつよろしくお願いいたします。

 20220102_060440345_iOS.jpg楠公さんは近いこともあってこれまでも何回もお参りしたことがあります。飯森山は自宅から歩いて行ける手軽なハイキングコースなんで、ついでと言うと非常に恐縮ですがまあついでにお参りしてきたわけです。いつもは山懐に抱かれた静かな境内が今日はなんとお参りの人が行列してます。こんなん初めて見ました。やはり日本人はお正月、初詣大好きなんやねーと改めて思いましたよ。厳かな雰囲気に合わせて、ウォークマンでチャイコフスキーのピアノコンチェルト聴きながら並んでたら、第1楽章終わった頃に拝殿の前まで進みました。さあ、神妙にお参りしますよ。

 コロナ禍の終息と世界平和、ご皇室の弥栄、家内安全、仕事の成功、その他もろもろお願いし、しめてお賽銭100円也。お値打ち価格でご奉仕いただきます。せっかくやからとおみくじもひいたところ「大吉」でした。なにやらいいこと起こりそうな期待に胸躍る2022年のスタートです。皆様今年もどうぞよろしくお願いします。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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