わりと物持ちがいい、というより、ものに執着する性質なので捨てるのが苦手、断捨離なんてムリということをかつて書いた気がします。これは性格的、メンタル面での捨てヘタという話ですが、今日は物理的、さらに社会的に捨てにくいという話です。
家のパソコンのモニターが壊れたわけですよ。デュアルにしてる片方が突然映らなくなったのです。パソコンのドライバ、ビデオボード、ケーブル、結線、その他考えられるすべての点検を経て得た結論がモニター自体の寿命です。つなぎ直したり、再起動したりする過程で一瞬キレイに表示が戻る瞬間があったりするんで、おそらくどこかごく一部の部品を替えると正常に戻ると思わせますがそんな技術ないし、買って十数年経つのでもう修理の対応年限も切れてるやろし、これはさしもの私も観念して買い替えを決意した次第です。
さて、代替機を買うのは簡単です。ヨドバシやアマゾンで、選んでポチるだけで早ければその日のうちに届けてくれます。どうせなら2台同じのんを並べたろと思って壊れてない方と同じ機種を探したところ、この種の製品は販売寿命が短く発売から1・2年もすれば廃版となり後継機種に交代します。その後継機、微妙にサイズが大きくなってて、先発と同じサイズはもうありません。無いものはしかたない。「ほぼ」同じ後継機を買って、翌日には環境が復活しました。
ふたつのモニター、微妙に色味が違います。新しい方が白がキレイ。既存の方は壊れた古いのんよりキレイやったけど新しいのんはさらにキレイ。経年で少しずつ劣化するのか、機種の仕様か分かりませんが、何しかキレイ。新品はいいもんです。
さて、買うのは簡単うやけど、問題は壊れた方の処分です。
これを燃えないゴミの日に出してはいけない、ぐらいのことは私も知ってます。調べてみるとテレビとパソコンのディスプレイはまた処分方法が違うくて、テレビの場合は家電リサイクル法に基づき、販売店や自治体に引き取りを依頼してリサイクル料金を払わないといけません。これが結構な金額で、ちまたでは買い替えの阻害要因にもなってます。経済の活性化よりも環境保護に重きを置いた政策です。
一方パソコンのディスプレイはパソコンリサイクル法の縛りで、パソコンと同様に企業に回収と処分が義務付けられています。買うときの代金に回収費用を上乗せしてるとかで、タダで処分してもらえます。しかし、量販店に持ち込むとさらに料金がかかるケースもあるらしい。
この対象となる製品には「タダで回収します」印の「PCリサイクルマーク」がついてるのですが、古い製品には一部ついていないものがあるということが分かりました。
私の壊れたモニターには付いてませんが、メーカーのHPで確認すると、リサイクル対象の製品であることが分かりました。この場合、企業が委託してる「一般社団法人パソコン3R推進協会」とゆうところからリサイクルシールを入手して貼っ付ける必要があると。そのうえで協会あてに宅配で発送して完了です。なんと着払いでOK。つまり、まったくタダで廃棄完了です。
しかし、捨てる手続きのまあ面倒なことよ。SDGs全盛で世界的に環境意識が高まってる現代社会を身近に感じます。今でもまれに、電柱の下に「こんなん回収でけません」と張り紙された古いテレビが残ってたり、公園の片隅の目立たないところに小さなテレビが捨てられてるのを目にすることがあります。不心得者の所業です。将来的には、捨て方に厳しいルールが課せられてる製品は、自動車みたいにすべての製造番号を管理して追及できるようなしくみができるかもしれません。そのためのコストは製品価格に跳ね返るでしょうけど仕方ありません。社会のルールは守りましょう。
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