眺める山

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PA161475.jpg 今日はお天気いい。来週、職員研修で久々の本格的トレッキング(といっても六甲山の縦断)をひかえているので、足慣らしにどこか出かけたかったのですが、風邪病み上がりで自重して家でごろごろ。ああ、もったいない。

 こんな昼下がりはモォツァルトのピアノソナタがぴったりです。

 さて、私は、山沿いというよりも、山峡(やまかい)で生まれ育ちました。家の裏は山。学校も山の中。通学路も山あいの川に沿った県道。遊び回ってたのも主に山ん中。だからかも知れませんが、近くに見上げる山があるとなんとなく安心するんです。

 今、自宅は大阪平野の東の端っこで、近くに飯盛山という山がありベランダからよく見えます。生駒・金剛の山脈の北端、西にちょっと離れてそびえる、といっても標高341mの低山です。

 

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 この山、休日寝坊して遠くに出かけるにはちょっと…というときに散歩気分で登ることがあります。なんせ家から歩いて頂上まで1時間ちょっと。運動不足の解消にちょうどよいのです。稜線の小径を歩いているとなかなか気持ちがよろしい。

 

 

 

 

 

 

 

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 頂上付近に楠木正行(まさつら)という南北朝時代の武将の銅像が建ってます。木々が冬枯れする時期にはJR学研都市線の電車から見上げてもよく見えます。

 楠木正成の子で、父正成と同様に南朝リスペクト、京都の足利尊氏方の兵相手にこの付近で戦って負けたとか。明治以降になって正当皇統である南朝関係の人たちの評価がぐぅんと上がって、正行を祭る神社まで建ってしまった(四條畷神社)。んで、ゆかりの地である山のてっぺんに銅像まで建っちゃったというわけです。

 ところが、この正行像のすぐわきに、もひとつ背広着た誰かの銅像(胸像)が建ってて、説明読むと正行像を造るのに尽力した(ようはお金を出した)人の銅像らしい。「この像ができたのはわたしのオカゲである。忘れんなよ。」ってことらしい。何だかなぁ。

 

 

 

 

 

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 頂上からは大阪平野が一望できます。実に眺めがよろしい。

 写真は先月登ったときのもので、この日は快晴。梅田のビル群を150mmズームで撮ったところ、そのときは気がつかなかったのですが、六甲山の稜線の左側になんと明石橋がウッスラと写ってた。目が悪いので肉眼では多分ムリだったと思います。

 

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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