ここしばらく寒さが緩んだかと思いきや、冷たい雨の日曜日の朝です。花粉が飛び出しそろそろ桜の開花速報が伝わり始めても、本格的な春はもうひと冷えしてからのようです。
しかし、ついこないだお正月に「おめでとう」と言ったところなのに、もう2カ月が過ぎ去っていきました。「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」とはよく言ったもんです。弥生三月は日本では別れと出会いの季節です。学校も社会でも年度は4月から3月。すべての仕組みは4月から始まります。小学校も中学校も4月スタート、3月で終わり。だから順繰りに大学生が3月に卒業するから、一斉に社会人デビューするのが4月。役所も企業も社会のすべての組織は4月から3月までが会計年度です。
世界中そうなんかなと思ってたところ、アメリカの会計年度は10月から9月。学校も9月に卒業し、在校生は夏休みが終わると学年がひとつ上がります。英国は日本と同じ4月‐3月が会計年度。フランス、ドイツや中国、韓国、台湾なんかは1月-12月で、暦年と一致してて分かりやすい。いっとき「日本も秋入学をもっと増やそか」なんて話がありました。留学する場合なんかに、時期的なギャップが無くなって都合がいいとゆうことやったけど、最近そんな話は沙汰やみになりました。やはり日本では何事も春のリセットが馴染むのです。
さて、最近国際情勢がややこしくなってます。ウクライナのゼレンスキー大統領とトランプの会談が喧嘩別れに終わったことが伝わり、世界中びっくりしてます。
ウクライナ戦争は、クリミヤ半島併合の頃には国際社会はまだ旧ソ連の内戦かぐらいに思ってたけど、さらに領土的侵略が続くにいたって「おいおい、ちょっと待てよ」となって西側諸国が対ロシアで一致して支援を続けてきたところ、アメリカのトップがトランプに代わってから妙なことになってます。
このままでは、力による領土侵犯と国境線の変更という、第二次大戦以降「やめとこうね」と一致した国際社会の原則がないがしろにされてしまいます。そして、その暴挙があろうことか国連安全保障理事会常任理事国のロシアによって行われたと。つまり、この戦争がこのまま現状の占領状態で停戦となれば、国際社会は、武力による国境線変更を認めることとなります。大戦以前の帝国主義時代の再来です。
そうなれば、わが日本もひとごとではない。中国やロシアは武力にものをいわせて日本に攻め込んできます。口実なんてなんでもいい。中国人留学生や神戸の中華街の中国人が不当な差別を受けているからこれを救済するために派兵する。在日中国大使館や中国関連施設を自分で爆破して、自国民救済のために日本に空爆を仕掛ける。バカなと思うなかれ、旧日本軍が日中戦争開始の引き金となった盧溝橋で実際にやったことと同じです。当然尖閣諸島は真っ先に最前線の激戦地となるでしょう。ウクライナ侵略成功で味をしめたロシアは同じ方法で北海道に上陸してくるでしょう。札幌のロシア料理店店主のロシア人が物価高で苦しんでいる。これは日本政府の無策が原因である。北海道はロシアの領土であるべきだ。虐げられている在日ロシア人救済のために、不本意ながら、やむなく北海道上陸作戦を実施すると。
今までそんな事態にならなかったのは、日米安全保障条約があったからです。しかし、先週のトランプとゼレちゃんの会談をきっかけに大きく状況が変わった可能性があります。アメリカはもう民主主義の盟主なんかではありません。世界の警察でもありません。よそんちのややこしい話へのイッチョ噛みをすべてやめて自国の利益になることだけに専念します。日本がロシアや中国に飲み込まれても、広い太平洋の彼方、遠い遠いところの話です。知っちゃこっちゃない。プーチンや習近平という、ワルやけど強いのんと友達になります。その方がアメリカにとって得やし。
平和ボケの日本人、現状の国際情勢はかつて経験したことがない事態であることを認識し、自国の防衛について抜本的に考え直す必要に直面したと言えます。
弥生三月恒例、「あと何回この桜を見られるかなあ」というお定まりのセリフ、日本人全員が今考えなければならないのです。
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