久しぶりに政治のお話を少し。
国会審議続く中で、石破首相が自民党新人議員に商品券を10万ずつ配ったとかで、違法ではないかと追及されてます。はっきりと違法とは言えないんやろけど、そんなことはどうでもよろしい。対象は15人でしめて150万円。ポケットマネーやったそうですが、怪しいもんです。なんせ国会議員には文書通信費や官房機密費など、領収証がいらないヤミ給与がたくさんあります。それらを含めて「私費」といっても、誰も確かめようがない。だから私費かどうかもこの際関係ないのです。

問題は、お土産に150万円分の商品券を用意できる金銭感覚の人が、国民の気持ちに沿って政治をやれるかって話で、国民が怒ってるのはこの点です。「このおっさん、ちょっと庶民的やと思てたけど、全然ちゃうやん」。案の定、内閣支持率ダダ下がりですわ。自民党はカネに汚い宿痾によって破滅に至るという法則の見本みたいなもんです。
もらう方ももらう方やと思います。また首相と同じ鳥取県の参院議員が「歴代首相も同じことやってた」と口が滑ってしもて、周りが慌てて塞ぎにかかるなんてコントみたいな醜態も見せてくれました。
「もう、この総理ではあかんな」そろそろ皆が思い始めました。ところが。
自民党はいまガタガタなんで、仮に石破ダメとなっても今の状態で後任の総裁となるのはまさに火中の栗を拾う覚悟が必要です。誰もがまっぴらゴメンです。さらに石破おろしやっちゃったら石破さん開き直って「商品券なんて、〇〇も○○も○○派でもずっとやってきたことやんけ。なんで俺だけ言われなあかんねん⁉」となります。誰もが自分に火の粉が飛んでくるような党内政局なんてやりたくない。一方、野党にしても「石破ヤメロ!」を言わない。だって、近々ある参院選は、このトンデモ首相が自民党の選挙の顔であってもらった方が都合がいいのです。
そんなこんなで石破首相はチロチロと延命して行きます。おそらく次の参議院選挙で惨敗した責任をとって総裁辞任となることでしょう。次の総裁が首相に指名されるかは微妙です。ひょっとすると政権は烏合野党の連立に移行するかも知れませんから。
政治家さんたちには、場外乱闘みたいなカネがらみの足の引っ張り合いはやめて、政策論争をしっかりやってほしいもんです。そんな中、高額療養費の引上げが話題になってます。
日本は皆保険制度で、誰であっても高度な医療が受けられます。保険のおかげで一定の金額を払えばそれ以上はいくら莫大な費用がかかっても保険が支払ってくれます。その一定の負担割合を上げるという話です。財政的に厳しい中放っとけば、長期的に保険料の引き上げにつながるからやむを得ないということは言えます。しかし、そんな将来のことよりも今、現に高額療養を受けている人にしてみれば切実な問題です。なんだかんだあって結局、やっぱり一旦先送りしますと。
まあ、上げても止めても、それはどっちでもいいんですけど、気になったのは国民民主の主張です。曰く「療養目当てに来日して、多少の保険料払うだけで何億円もかかる高度な治療を受けて帰ってく外国人を先になんとかしなさい。現役世代が苦労して支払ってる保険料は日本人の治療のために使用するべきやろ」。至極もっともなお話です。しかし、手土産に150万円をポンと出せる人の心にはこんな訴えは、まるで響かないことでしょう。
この主張に対して朝日新聞がかみつきました。曰く「そんなフラチな外国人は限定的で、割合にして1.15%にすぎない。外国人を除外しても日本人現役世代の負担はほとんど減らない。だから外国人受益者のことを気にする必要ない」と。
1.15%もいることも驚きですが、問題は金額の話ではありません。ごくわずかでもそんな不届きな外国人がいることをなぜ黙認せないかんのかってことです。わずかな負担で何千万円という高額治療を受けてトンズラする輩のことを、「そんなん、ほんのちょっとの数やから気にするな」と言うのが朝日の主張です。日本の殺人事件発生率は、0.0000023%。朝日は、こんなわずかな事案しかないんやから、刑法に殺人罪なんて条文は必要ないというのでしょうか。
朝日新聞よ、聞き飽きたやろけどもう一度言う「お前ら、本ッ当に、どこの国の新聞なん?」
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