パリ・オリンピックが終わってしまいました。始まったときにわたし「日本は金メダル十数個か、それでもりっぱなもんです」と予想しました。ところが、なんと目標の20個をみごとにクリア。国別の金メダル獲得数で米国と中国に続く世界第3位と、すごい成績で帰ってきました。
なんということでありましょうか。いつの間に日本はこんなスポーツ大国となってしまったのか。ドイツやイギリスなど欧州の強豪国、そして開催国のフランスをも上回るなんて、いったい誰が予想したでしょうか。しかも、当初期待されてた柔道やバレーボールや水泳などが振るわなかった中でこの結果です。もし有力種目で期待どおりの結果が出てたらと思うと、日本のスポーツ界のポテンシャルは、ほんとに高まったと言えます。経済が落ち込んで国力が低下する一方で、野球だけでなくさまざまな種目が世界で通用するレベルに達していることはなんとも嬉しい。失われた30年の後遺症に苦しむ日本社会にあって、これほどの感動と勇気と希望を与えてくれた日本代表の選手たちに最大限のアッパレをあげたい。この調子でパラリンピックもメダルラッシュを期待したいと思います。
さて、お盆の連休も今日でおしまいですが、皆が仕事休んでるさなかに岸田首相が突然「もう、やんぺ」と会見しました。次の自民党総裁選挙に立候補しませんと。オリンピックが終わったタイミングで満を持して表明した格好です。
つまり、日本の総理大臣がまた交代するということです。岸田さんは3年ほどやってたそうです。そんなになるか。安倍さんみたいにぐいぐいくるリーダーシップは感じませんでしたが、凋落著しい自民党にあって海千山千の党議員の統率を3年間もこなしてきたわけで、それはそれで大したもんです。
どんな場合でも、選挙は現職が強いのは世の常です。岸田さんも総裁選に立候補すればおそらく勝ってたでしょう。しかし、現下自民党に対する国民の目線はなかなかに厳しい。この状態で総選挙になったらおそらく惨敗する。その場合の風当たり考えると、このタイミングで次の人の責任にしてしもたほうが利口やと。まあ、正しい判断と言えます。そもそも、自民党が今の窮状に陥ったのは、共産党にすっぱ抜かれた例の裏金問題のせいです。これは、連綿と続いてきた党の金権体質、カネに汚い自民党議員共通の習性の為せるわざであって、なにも岸田さんのせいではありません。しかし、そこで政治とカネの問題に国民が少しでも納得するだけの策を打てたら首相を続けられたのに、自党のカネの亡者たちに対してそこまでのリーダーシップは発揮できなかったと。仕方ないところです。まあ、お疲れ様でした。
突然の政局に、例によって野党や左派マスコミの言いようがひどい。在任中は「やめろやめろ」と大騒ぎしてたくせに、辞めますと言ったらこんどは「なんでやめるのか、けしからん」ですからまったく馬鹿にした話ですわ。朝日新聞なんかは「高校野球やってる最中に表明しやがって。野球の記事減らさんとあかんやんか」といったところか。朝日に対するいやがらせは奏功したわけで、この点は岸田さんナイスです。
さあ、そうなると次の総理総裁がいったい誰がなるのか。現職が出ないわけですから現総裁に対する遠慮が全く要らない、本命不在の混戦です。逆にいえば立候補が取り沙汰されてる連中みなが大したことなくて、どんぐりの背比べやとも言えます。いろんな人の名前が上がってますが、皆さんいきなり棚から牡丹餅が降ってきたわけで、お盆休み気分も吹っ飛んでアドレナリン出まくり状態でしょう。
党の総裁は公職ではありませんから、その選挙は、道義的にはダメでも法的には買収でも恫喝でもなんでもアリなんです。実弾攻撃は当然のこと「私を推してくれたら、おたくにもおいしい役職を約束しますぜ」こっちの方が効きそうでうすね。まあ、ドングリが何人出てくるのかまだ分かりませんが、しばらくいい夢みてください。
辞めるといえば、秘書の給与名目で公費をネコババしてた何とかいう参議院議員もとうとう白旗を挙げて議員辞職するとか。まあ、犯罪に手を染めたらどう転んでもただ離党しただけでは済まない、はじめから分かってたことで、時間の問題でした。
一方、パワハラとおねだりで多方面から完全に愛想を尽かされた兵庫県の知事はまだ頑張ってるみたいですね。少しでも我慢すればその期間の分だけ退職金がじわじわと増えるからです。「有権者の付託を受けて当選したからには、簡単に辞めるわけにはいかない」とか言ってますが、延命の苦しい口実に過ぎません。有権者が現時点で自身に期待しているかどうか、フタクなんてもんが今あるのか無いのか、このバカにももう分かってるはずなんです。百条委員会など周りの仕事が増えるだけなんで、これ以上迷惑をかけないうちに、みっともないからさっさと辞めておしまいなさい。

その昔は日射病と言ってましたが、最近では呼称が変わりました。直射日光だけが原因ではないということか。そういえば、気象予報で熱中症警戒アラートや大雨洪水などの気象警報も、かつては「発令されました」と言ってたのに、いつのころからか「発表されました」へと変化しました。これについては、わたしは非常に違和感があります。警報はやっぱり、発表やなくて発令するものです。

お試しをということで、「ブック放題」というサブスクをちょっとやってみました。