富士と日の丸

| コメント(0) | トラックバック(0)

IMG_0370.jpg 先週、都内で某省庁主催の協議会に出席しました。
 
 さすが政府のイベント、演壇にはきちんと国旗が据え付けられていました。
 
 社会の一員であることの矜恃と主権国家国民であることの認識は、憲法に保障された国民の権利と義務を享受するための前提です。国民の圧倒的支持と適正な法令に基づいて日の丸を国旗と定めるわが国においては、国の象徴である国旗に敬意を払うことは、別に誰に強制されているわけでもなく、人間としての自然な感情の現れです。
 
 学校の式典で日の丸掲揚反対だの国歌斉唱拒否などという愚かな話はあまり聞かなくなったように思います。当然のことを当然として受け入れられるように、社会と民度が熟成してきたのであればいいのですが。
 
 とは言うものの、マレに「日の丸がキライ」という人がいるのは仕方がないことです。思想・良心にも個性は必要ですから。けれど社会の一員としての、自分の存在根拠を否定する考え方しかできない人は、可哀想やなぁと思います。

 

 IMG_0377.jpg

 帰りの新幹線で夕闇に沈んでいく富士を眺めながら考えました。
 
 明治の昔、新都東京と京都を結び国家建設の中核とする幹線鉄道の敷設にあたって、内陸(中山道)か、海沿い(東海道)か議論があったけど、結果的に東海道線にしよってことになったそうです。これは良かった。その後、昭和の東海道新幹線へと続いていくのですが、何が良かったって車窓に富士山がある。過去、明治の近代化、大正の民主主義の成長から昭和にはあの戦争からの奇跡的復興、その間、日本の大動脈を担った東海道線、東海道新幹線の車窓から、延べ何百億という国民が富士を眺め、この国の尊さ、偉大さと国民である誇りをその深層心理に植え付けてきたのではないか…
 
 今あらためて書いてみるとどうにも妙な話ですが、疲れとトロンとしたほろ酔いの中でこの日、確かにそんなことを考えてました。

情念大集合

| コメント(0) | トラックバック(0)

P3023475.jpg

 久々に京都に出かけました。
 
 摂南大学が京都国際ホテルとのコラボレーションで実施した、「京の大ひな祭り」というイベントです。
 
 大学のPBL(Project-Based Learning 課題解決型学習)プログラムの一環として学生たちが主体となって企画・実施したプロジェクトのひとつで、全国からいらなくなった雛人形を集めて一堂に展示するという企画です。国際観光都市京都で、海外からの観光客に日本の伝統行事をアピールします。
 
P3023460.jpg 電車などの広告やHPでの呼びかけに応じて、全国から送られてきた雛人形は総数2,000体以上。それがせ~ので飾られます。これほどたくさんのお雛様いっぺんに見たのはおそらく初めてです。壮観。

 展示場の竹製の壁面や丸い飾りなども学生の手製です。企画や交渉などとともに地道な作業も時間がかかったやろうと思います。お見事。
 
P3023456.jpg 雛人形はセットものなんで単体の人形にくらべて規模がデカイ。日本では昨今おうちも狭くなり女の子もいないってことになると飾ることもなくなり、いわば邪魔になってきた、しかし先祖代々受け継がれて想い出や家の歴史がつまってて簡単に処分できない。どうしよ~…ということになります。そこで、今回これだけ多くの人たちから送っていただけたのでしょう。イベント終了後はきちんと供養するのだそうです。安心ですよね。
 
P3023447.jpg しかし、おびただしい数の人形、どれもお顔、衣装とも大変キレイで新品かと見まごうほどです。傷があったり汚れたりしてるのは出してないのやろか?
 
 人形は玩具の一種ではありますが、そもそも原型が人間そのものなのでちゃんと心をもってるような気がすること、また、純朴な子供が長~いあいだ持ち主になることで思い入れがとっても強い。そんなこんなで、人形には怨念や情念がこもる、とはよく言われます。代々受け継がれたものならなおのことココロが宿っているのではと思ってしまいます。髪が伸びたり、位置が昨夜と変わっていたりする人形の話もよく聞いたもんです。
 
 そんな人形がここにはこれほどの大集合です。きっと一日終わって灯が落ちたあとは、皆さん降りてきて好きに動き回ったり楽しく宴会など始まったり…
 
 願わくば、夜明けにはちゃんと昨日と同じ位置に帰っていてほしいもんです(^^;)
 
 今日の京都はお天気良かったのですが、北風が強く寒い一日でした。帰りの駅のホームでは雪が舞ってました。 

瀬戸は日暮れて

| コメント(0) | トラックバック(0)

IMG_0334.jpg 仕事の関係で広島への出張がとても多い。
 
 先週も出かけました。就職するまではまったく無縁の土地でしたし、勤め先が彼の地に進出して事業展開するまでは、あまり訪れることもありませんでした。
 
 それまでの広島のイメージというと、核廃絶の崇高なシンボルとして世界平和を希求する国際都市ヒロシマというもの、また、「仁義なき戦い」の舞台として日々血の雨が降っているような印象しかありませんでした。しかし、職場の一部となって頻繁に出向くにつれて、広島県という土地と人々の気質がそれまでの想像とはうらはらに実に穏やかであることに気付きました。それが瀬戸内独特の気候と歴史が育んだ県民性であるという人もいます。大阪出身の同僚には、広島愛が高まり彼の地に居を構え完全に移住した人もいますが、気持ちは分かります。
 
 日々緊張して勤務する中でたまに広島に出張して、職場の特に若い人たちと話すと確かにホッとすることが多いのです。厳しい事業環境にあってもこの独特の気質だけは変わらずにいてほしいと思います。
 
 ところで、よく行く職場は広島といっても最寄り駅は新幹線の東広島なのです。広島のひと駅手前。大阪-広島だと1時間半もかからないところ、ひとつ手前の東広島だと「こだま」しか停まらないので岡山か福山で乗換えとなり、たっぷり2時間以上かかるのです。もう慣れましたが実に不便です。この東広島という駅、実にローカル色たっぷりで、
列車は1時間にほぼ2本。新幹線の駅でありながら、乗降客数はおそらく京阪電車の各停停車駅より少ないのやないでしょか(^^)。

 ひと仕事を終えて大阪に帰るのはいつも夕暮れどき。上りホームから眺める中国地方特有のなだらかな丘陵が遠くまで夕日を浴びて、なんとものどかです。
 
 先週の業務は呉市まで足をのばしました。ここからの帰りはJR呉線でいったん広島までバックして新幹線に乗り換えです。この呉線が単線で、また遅い。広島まで1時間以上かかります。対向待ちする停車駅で車窓から眺める瀬戸内海の夕暮れが旅情にうったえます。先週の広島は山も海も実に穏やかでした。

鳥のこと

| コメント(0) | トラックバック(0)

PA202807.jpg 毎朝通る公園で群れるカモやユリカモメ見ながら考えたこと。 

 子供の頃、街にはまだ野良犬がうろうろしてましたが最近とんと見かけません。猫はたまに出会うけど、たいていは飼い猫で、まったくのノラネコはほとんどいないのではないでしょか。それにくらべて「鳥」はやたらいます。スズメ、ハト、カラス、ムクドリ、たまにサギ、あと名前知らないいろんな中型の鳥など、家と職場を往復するあいだにそれこそ何百、何千羽という鳥たちを目にします。

 あいつら、あたりまえのように空中で行動します。地べたを歩のはトテトテとまったく下手くそなくせに、ひとたび飛び立つと3次元空間を自由自在に移動しよります。誰に教わったわけでもないのに、生命の神秘、大自然の意志のすごさを感じます。IMG_0346.jpg

 もっとも、鳥に言わせれば、凶暴で恐るべし人間たちは不思議なことに地面を離れて動こうとしない。何とも奇妙な連中やということになるのでしょう。

 もし、鳥が地球上にいなかったら人間は空を飛ぶことなど思いだにしなかったでしょう。人類は叡智を結集して飛行機や宇宙ロケットを開発し月や他の惑星まで飛んでいく時代になりましたが、この調子で自然の意欲と宇宙の真理にどこまで立ち向かえるでしょうか。すべてを征服するよりも人類の滅亡の方がおそらく早い。核戦争で自滅するか、異星人の侵略か、一昨日ロシアに落ちた隕石のもっと大っきいのんがやってくるか(伊坂幸太郎「終末のフール」)、それが何十年後か、何億年先かは見当もつきませんが、願わくばヒトの知性がヒトの愚かさよりもほんの少し勝っていることを期待したいものです。

  最近読んだ本のうち、マイ・ランキング上位の1冊です。 「ダック・コール」(稲見一良) ヒトと鳥の関わりをモチーフにしたアンソロジーですが、「稀に見る美しい小説」という評に偽りない、傑作でした。

IMG_0333.jpg

 確定申告の時期になりました。と言ってもわれわれサラリーマンの場合、還付申告だけなら別にこの時期でなくてもええのんですけども、何か忘れそうなんで、風物詩として毎年やってます。
 
 今年は「e-Tax(電子申告)」とゆうのんでやってみることにしました。何だかおもしろそう(^^)
 
 去年までは、国税庁のHPでちょいちょいと入力して作った申告書をプリントして、証憑書類(源泉徴収票とか寄付金の証明書とか)貼り付けて所轄の税務署に持って行ってました。しかし、平日の昼間、開いている時間帯に窓口に出かけるのは相当な難行なのです。
 
 e-Taxだと申告内容をネットで送信できるので、わざわざ行かなくてよい。これはいい。郵送するのもなんだかメンドいなぁとか思てたけど、それも必要ない。なんと、証憑書類は自分で保管しておけばいいということらしい。なんと。なんと。
 
 お上はいつからそんなにアバウトになったのか。
 
 「もう提出せぇとは言わんけど、あとで調べに行くかもよ。そんときウソの申告なんか見つけたらどーなるか分かっとるやろなぁ...」ということらしい。けど、よほど珍妙な内容でなければ確認なんてないそうやし、やっぱり寛容になってきたのかしら。
 
 さて、そのe-Tax。入力内容をネットで送信するまでにいろいろ手続きが必要です。
 
 送信した人が本当に申告者本人であるという確認がやっかいなのです。そのために利用するのが行政が発行する「電子証明書」。書類ではなく「住民基本台帳カード」に電子データとして格納されるので、まずこの住基カードを作らねばなりません。さらに、申告内容と合わせてカードの証明内容を送信するのにICカードリーダーを買ってきてパソコンにつなぐ必要があります。なんか大変。

 1 住基カードをつくるぞ。市役所のHPから申請書をダウンロードして記入→申請は代理人(委任状)でもOKなんで、奥さんにお願い。しかし受け取る際は本人が行かねばなりません。結局、平日昼間都合せねばならんのですが、最初の年1回だけやし、しゃぁないか。手数料500円。
 2 作ったカードで早速、電子証明をもらいます。手数料500円。
 3 カードリーダー買ってきました。ヨドバシ梅田で2,650円。

 なんやかんやでいろいろ費用かかりますが、この準備にかかる経費相当額として最初の年だけ3,000円、税金負けてもらえます。ちょっと足りませんが(^^)、カードリーダーひとつあればPiTaPaやICOCAのチャージ残高や使用履歴を確認したり、おうちでチャージもできたりするんで、まぁ損した気はしません。

 国税のHPはよくできてて、さほど悩むところもなくさくさく記入できます。最後に送信して今年の確定申告は無事に完了。寄付金控除で帰ってくる還付金は約10万円でした(^^)v

前の5件 131  132  133  134  135  136  137  138  139  140  141

WELCOME

CALENDAR

PROFILE

IMG_0227_2.jpgのサムネール画像のサムネール画像

katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

月別 アーカイブ