確定申告の時期になりました。と言ってもわれわれサラリーマンの場合、還付申告だけなら別にこの時期でなくてもええのんですけども、何か忘れそうなんで、風物詩として毎年やってます。
今年は「e-Tax(電子申告)」とゆうのんでやってみることにしました。何だかおもしろそう(^^)
去年までは、国税庁のHPでちょいちょいと入力して作った申告書をプリントして、証憑書類(源泉徴収票とか寄付金の証明書とか)貼り付けて所轄の税務署に持って行ってました。しかし、平日の昼間、開いている時間帯に窓口に出かけるのは相当な難行なのです。
e-Taxだと申告内容をネットで送信できるので、わざわざ行かなくてよい。これはいい。郵送するのもなんだかメンドいなぁとか思てたけど、それも必要ない。なんと、証憑書類は自分で保管しておけばいいということらしい。なんと。なんと。
お上はいつからそんなにアバウトになったのか。
「もう提出せぇとは言わんけど、あとで調べに行くかもよ。そんときウソの申告なんか見つけたらどーなるか分かっとるやろなぁ...」ということらしい。けど、よほど珍妙な内容でなければ確認なんてないそうやし、やっぱり寛容になってきたのかしら。
さて、そのe-Tax。入力内容をネットで送信するまでにいろいろ手続きが必要です。
送信した人が本当に申告者本人であるという確認がやっかいなのです。そのために利用するのが行政が発行する「電子証明書」。書類ではなく「住民基本台帳カード」に電子データとして格納されるので、まずこの住基カードを作らねばなりません。さらに、申告内容と合わせてカードの証明内容を送信するのにICカードリーダーを買ってきてパソコンにつなぐ必要があります。なんか大変。
1 住基カードをつくるぞ。市役所のHPから申請書をダウンロードして記入→申請は代理人(委任状)でもOKなんで、奥さんにお願い。しかし受け取る際は本人が行かねばなりません。結局、平日昼間都合せねばならんのですが、最初の年1回だけやし、しゃぁないか。手数料500円。
2 作ったカードで早速、電子証明をもらいます。手数料500円。
3 カードリーダー買ってきました。ヨドバシ梅田で2,650円。
なんやかんやでいろいろ費用かかりますが、この準備にかかる経費相当額として最初の年だけ3,000円、税金負けてもらえます。ちょっと足りませんが(^^)、カードリーダーひとつあればPiTaPaやICOCAのチャージ残高や使用履歴を確認したり、おうちでチャージもできたりするんで、まぁ損した気はしません。
国税のHPはよくできてて、さほど悩むところもなくさくさく記入できます。最後に送信して今年の確定申告は無事に完了。寄付金控除で帰ってくる還付金は約10万円でした(^^)v
日本の中高生は毎年夏休みの社会科の宿題として
「税の作文」をかかされています。
人権作文や生活作文(国語科)などはエッセイですから
テーマもみつけやすく、お茶の間ブロガー程度の筆力で
簡単に綴れるのですけど、税の作文は難物です。
税に懐疑的な内容は困るのです。
ありきたりでない体験談をエピソードに含めて
税制度を賛歌するような内容で1200字。
親戚に中高生はいませんか?
その話をプレゼントしたら喜ばれると思います。
あいうえだぁ様
私は、税に対する不満や悪口罵詈雑言なら、きっと止めどなく
書き続けることができます。
でも、賛歌するなんて、とてもできそうもありません。
というか、中・高生の頃には、あるものをあたりまえと感じるのでなく、
批判する視点を養うべきです。懐疑的大いにけっこう(^^)
そんな作文を課してるから、今の若者は課題発見能力が低いのでしょう。
これもゆとり教育のお土産でしょうか。