がんばれナレッジ

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IMG_0527.jpg 仕事の関係で、グランフロント大阪のナレッジキャピタルの見学会に行ってきました。

 実はグランフロントオープンからしばらく経ったゴールデンウィーク中にも出かけたところ、大変な人出に恐れをなして早々に引き上げてきたということがありました。今回はゆっくりと見学できました。
といっても、普段お出かけする商業フロアではなく、大学がサテライトとして運営するオフィスエリアやったのですが。

 それでも平日の昼間、ゆっくりとあちこち見学できてラッキーでした。

 新しくてキレイです。しかしサテライトとして特に斬新な設備などはなく、売りはとにかく駅に近いことですね。それも難波、京橋、天王寺ではなく大阪の玄関、梅田に直結ということがなによりの強みでしょう。

 それはそれで結構なことですが、このナレッジキャピタルという施設、早くから様子が分かっているわれわれやと「こんなとこや」とイメージできますが、何のことか全く知らない、例えば東京の人に「それ、いったい何?」と聞かれてうまく説明できない。ウェブで探しても「こんな施設が入っているところです」という説明はあるけど、ひとことで説明した定義が見当たらない。

 しいていえば「文化的色彩を兼ねた複合商業施設」とでも言えばいいのでしょうか。

 企業や大学のショールームや劇場、カフェや専門店などが並んでます。これまでになかった概念のエリアを目指しているということで、既存の言葉で片付けてほしくないのかも知れませんね。

IMG_0528.jpg 運営母体は、不動産会社やゼネコンなんかが出資した複合組織みたいで、案内してくれた人は「おおやけの関与がなくて、これだけの事業はあまり例がない」という意味のことを言うてはりました。

 開業記念イベントとして1階のイベントラボというところで「THE 世界一 展」なるものが開催されてました。「日本が世界に誇る知の数々(技術・製品・プロジェクトなど)を、全国各地から集めて展示」する展示会です。昭和の高度成長に思いを馳せ、これまで日本が世界に誇ってきた商品や技術の数々は、なるほど懐かしさとともに先人の遺業を感じることはできました。しかし、何だか企業のショールームという印象が強すぎます。われわれは店子のヨシミでご招待いただきましたが、ホントは入場料1,300円だとか。悪いけどこれだけの展示でこの金額、大阪の人はまず納得しないと思います。
 
 開業記念のイベントでこれでは、先行きの運営はなかなかシンドイと思いますよ。大阪をなめてはいけません。

毛虫と世界遺産

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P5053713.jpg 朝、目覚めるとお天気がすこぶるよろしい。でかけることとしましょう。
 
 連休真っ盛りのこどもの日、どこも人が多いやろなぁ・・・で、山に行きます。
 
 奈良盆地の西の端、生駒市から大和郡山、斑鳩町にかけて矢田丘陵というなだらかな里山がひろがっており、県下の市街地からも近く、気軽に自然を体験できるエリアとして親しまれてるそうですが、行ったことない。新緑がまぶしい今時分が野山を歩くのに今は年間でもっともいい季節でしょう。職場の健康診断に向けて少しでも運動不足を解消しておこうという思惑も手伝って、今日のハイキングとなりました。IMG_0513.jpg
 
 近鉄生駒線南生駒駅に降りたち、住宅地を抜け矢田丘陵へと向かいます。この季節、新緑はいいのですが木漏れ陽とともに木々から虫たちが糸にぶら下がって下りてくるので油断なりません。常に視線を前方に定め、緊張感とともに歩かねば、気がつけばからだのあちこちにイモ虫や毛虫が無賃乗車している、なんてことになります。これはちょっと勘弁。
 
 久し振りに長距離のハイキング、鈍った身体にはいい刺激になりました。疲れた。

 矢田丘陵は北から、矢田寺、松尾寺ときて、丘が果てた南には斑鳩の里が広がります。いわずと知れたわが国最初の世界遺産。超々メジャーな世界的観光スポットです。狭いエリアにわが日本の黎明期の貴重な文化財がてんこ盛り。量、質的ともに極めて重厚なラインアップが揃います。古来勢力を誇った奈良市内の寺社は、その勢力ゆえに時代が下るとともに平重衡、松永久秀といった愚かな武家連中の焼き討ちにあって、貴重な古の遺産がことごとく焼き払われてしまった。しかし斑鳩は政局の中心から地理的に若干の隔たりがあったことが幸いし、当時の姿が比較的よく残っているとか。特に法隆寺西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群。現代の鉄筋コンクリートがたかが100年もつかどうかあやしいというのに、この世界最古の木造建築は、七世紀前半というから千二・三百年の間、その姿を留めていることになります。まさに人類の叡智、未来への遺産。
 
 この法隆寺は過去何回も訪れてます。中学校の遠足でも来たっけ。近くにある藤ノ木古墳は、1985年の発掘時の公開や最近の特別公開の際にも来ました。おとなり中宮寺の弥勒菩薩は好きな仏像文句なしのナンバーワンです。これは日をあらためて書くことにします。

 なんせ、今日は・・・ 疲れた。(^^;)

実はまだ使えた。

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IMG_0491.jpg 1999年の7月でした。ノストラダムスが予言した恐怖の大王が結局現れなかったこの月に、私は初めて携帯電話を契約しました。爆発的に普及し始めて、「ケータイ」といえば携帯電話機のことという新たな日本語も始まった頃で、持った時期としては人よりも特段早くも遅くもなかったと記憶しています。

 爾来すでに14年、この間にケータイは電話機から通話機能付きの小型PC端末へと進化し、技術の進歩を追いかけるように現代人の生活様式も変わってきました。皆、出かけるときは財布や定期券(今ではICチップの入れ物と化した)忘れても、ケータイだけは絶対に離さない。電車の中を見渡すと10人中7・8人はケータイいじっている。新聞や本を読んでる人はあまりいない。

 かくいう私も、仕事に趣味に生活に欠かせなくなっていますが、最近思うのは「通話が減った」ということです。愛機のiPhone5使う頻度を考えると、メール(LINE含む)が圧倒的に多い。以下写メ、たまにネットで検索(FaceBook含む)という順かな。あ、シーズン中はラジコで阪神戦聴くか(^^)。いずれにしても通話は少なくて週に2・3回あるかな、という程度です。

 さあ、そんな世の中になるにつれて存在感がキハクになっているのが自宅の電話。ケータイの普及とともに、かつてなかった「固定電話」なんて言葉も世に出てきました。最近は家電(イエデン)ともいうそうですが。

 ほとんど使わない。FAXもそう。書類のやりとりはほとんどPDFでパソコンやケータイに電子メールやし、たまに業者からの広告FAXが入るくらい。留守電のメッセージなんてここ数年聞いたことない。

 家族が家内と二人きりということもあるのか、外とのコミュニケーションはまず99%ケータイで済んでしまいます。はたしてイエデンの存在意義は??

 …という状況の中で、わが家の電話機が壊れました。

 きっかけは家内の友人からの「あんたんとこの電話、ヘンくない?」というご指摘でした。繋がらないらしい。鳴ってるけど誰も出ない。留守が多いなあ、と思われてたみたいなので会ったときに話すとどうやらそういうことらしい。試してみると、なるほど発信はできるけど受信ができない。いったいいつからこうなのか??別段何も困らなかったところがおもしろい。

 さて、ここで考えたわけです。この機会にイエデン無くすこともありか?

 結果、たいして熟慮もせず買い換えることにしました。ほとんど使わなくてもやっぱり固定番号もってたほうが社会の一員っぽい気がするし、万一の災害のときも比較的安全ぽいし。
 
 ところが、ヨドバシで「おたっくす」の最新機種買ってきて設置したところ、なんと、やっぱり受信が鳴らない。そう、電話機の故障ではなかったのです。ネット機器配線の接触不良だったようで、いじくってるうちに直りました。とんだ早とちりやったわけですが、元の電話機は古くて給紙の部品壊れてて爪楊枝挿して補強してたりで、早晩買い換えの時期やったので、いいとしました。小型でカッコイイのに変わったし。

 ポジティブ・シンキング。

IMG_0487.jpg これは、はっきりと覚えてます。高校に入学したときに塾の先生からお祝いで頂いた品ですから、かれこれ35年以上使い続けてます。

 「塾」といっても、現代のいわゆる学習塾ではなくて、高校の先生が自宅に近所の子どもたちを集めてアルバイトで勉強のめんどうをみるという、アットホームなものでした。月謝もきめられた額があるわけではなく、なにがしかの「謝礼」を渡していました。田舎だったので事業としての学習塾などなく、こんなのを「塾」と称しており、あちこちにいくつかあったように思います。

 そんな塾のひとつで数学を教えてもらってたのですが、おかげさまで志望校に合格することができた際に、お祝いということでその先生にいただいたのがこのシェーファーの万年筆です。ワインカラーの軸で、シェーファーの証、ホワイトドットが付いた、流線型でシンプルなデザイン。細字のペン先がなかば軸と一体化しており、なかなかシャープな感じがします。ブランド名と「MADE IN U.S.A.」の文字が書かれてますが、それ以外は何も表記がないので型式など分かりません。

 買い物にはよく当たりハズレがあります。クルマや家電など耐久消費財は、何十年も変わらず作動し続けるものもあれば、保障期間が切れると同時に故障するのがあったりで、日本の優れた工業技術をもってしても製品の出来にムラが生じるのは避けられないのです。その点、この万年筆、いただいた品ですが「アタリ」でした。

 実にインクの出がいい。長く書き続けても常に一定、変わらないペースでインクがペン先に供給されます。安心して書き続けられる。これまで使ったことのあるいろんな万年筆では、書き続けるにつれて色が薄くなったり、稀に文字がかすれてしまって振らないとインクが出てこなかったり、はなはだしきは軸をあけてコンバータやカートリッジを絞って手動でインクをペン先に送らないとまともに書けない、なんて経験を何度もしました。  その点、このシェーファーは何日も放っておいたときでも、書き始める際に最初の接地からまったくのロスなくインクが出てくる。当たりまえのようでなかなかこうはいきません。ペン先の先の先まで全く乾いていないから可能なわけで、単純やけど高性能やと思います。

 さらに書き心地がいい。ペン先が紙の表面の微細な凹凸に心地よく刺激されてて、ペンを動かすほどにストレスなくいくらでも書き続けられる。

 万年筆はデリケートな筆記具で、メンテナンスを怠ると一定の変わらないペースで書き続けたいという要求をすんなりきいてくれない場合があります。このシェーファーは持ち主に従順な優等生なのです。

 入手したいきさつからしておそらくそんなに高級品ではないと思います。しかし、おそらく一生使い続けることになるでしょう。

 つまり「アタリ」です。先生、どうもありがとう。

山の歌人

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 先々週、年度の最終日が日曜でしたが、OBP(大阪ビジネスパーク)のツインビルで古本市があり、出かけてきました。いろんな古書店がブースを出してて、広い会場内に様々な分野の本、雑誌から、古いポスター、絵はがき、音楽CDまで、夥しい量が並んでます。端からゆっくりと眺めていくと普段はあまり気にもしないジャンルの本の数々が実に興味深く、飽きることがない。時間もあるし、ゆっ~くりと楽しませてもらいました。

 あちこちで開催される古書市の情報を得ると、機会があれば行くことにしています。  お目当ての書籍や掘り出し物を探しあてるためには、時間がたっぷりないといけません。なんせ新刊書のようにジャンルや作者別に整理されていない。興味があろうが無かろうが端から1冊ずつチェックしていかなければなりません。根気のいる作業です。事前ににトイレを済ませておくことも必須です(^^)。

 長時間の探索の後、この日何冊か買い求めた中の1冊、前 登志夫 著「吉野紀行」です。

 30年近く前に書かれた、ひと言でいうと紀行・案内書です。国のまほろば大和にあって、奈良の都から南に下ること約50キロ、古より日本の歴史の舞台として何度も登場してきた吉野について、その魅力を綴っています。 

 先日、故郷下市町の広橋梅林を訪れたことを書きましたが、実はこの本の著者である前氏はこの広橋に生まれ、ずっと住んでおられた方です。

 故郷下市、吉野そして奈良を愛し、その魅力を和歌に託して世に知らしめてこられた、郷土の誇る文化人です。惜しいかな、5年ほど前に鬼籍に入られました。

 世界遺産の吉野は知名度バツグンですが、となりのわが下市は観光資源という点ではやや厳しい。しかし自然豊かで人情味あふれるいい処です。過疎化、少子化が進み街の勢いは衰退著しい、何とか頑張ってほしい。そのためには前氏のような素晴らしい方が、ずっとこの地から発信を続けていただきたかった。 

 あらためて、今回求めた著作を拝読すると、永年在住の方ならではの愛情に満ちた視点から、奈良から吉野に至る広い範囲の郷土について、日本語の豊かで美しい表現にのせて語られています。知らなかった伝統やビューポイントなど発見があり、また、歩いてみようという気になります。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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