前にも書きましたが私は奈良県吉野郡の出身で、幼少の頃は電車といえば近鉄吉野線の単線軌道しか知らずに育ちました。大阪市内に出てくるときは大阪あべの橋が玄関口で、必然的に天王寺ターミナル界隈が馴染みの街でした。
その頃からなぜか世間では、大阪の繁華街はキタよりもミナミの方がガラが悪いような印象ができあがっていたような気がします。子供のころからの遊び場でもあったデパートにしても、あべの近鉄よりもなんば高島屋、さらに阪神/阪急の方が上品な感じがあったと覚えてますが、きっと刷り込まれたステレオタイプに従順やっただけでしょう。今訪れてみると、そんな雰囲気はまったくありません。

そんなミナミのさらに南、「大阪のディープサウス」になんとニッポンいち高いビル「あべのハルカス」がデーンと出現し、先週デパートがオープンしたそうです。遠く離れたわが家のベランダからも偉容がよく見えます。周りになぁんにもないもんやから目立つこと。
去年の夏でしたか、まだ工事中に近くを通ったときに撮ったのが2枚目の写真ですが、わが国最高の超高層建築のすぐ周辺に、まだ電柱がたくさん立ってます。近未来と昭和が同居しているところがなんとも天王寺しています。
昨今、たまに帰省する際は愛車を駆ってというパターンが増え、懐かしの近鉄吉野線に乗る機会がめっきり減りました。
それでも年に何回かは、古くからの友と一献交わしたり、恒例となった吉野山への花見に出かけたりという際にはクルマというわけにはいかず、近鉄特急を利用することとなります。先日久々にアベノ橋駅から吉野へと向かったときのこと。

懐かしき近鉄特急の新型と思しき車両見て(゚д゚)びっくり。これは、スズメバチやないですか!
色といい、大っきな両目の具合といい、するどいアゴまで忠実に再現しています。
近鉄、果たしてねらったのでしょうか。だとしたら意表をついたつもりが微妙にはずしてる。蜂は電車には向いてません。
ハルカスは果たして・・・・
先日、居酒屋で友人と話しているうち「最近、何読んだ?」という話になったとき、「宮部みゆき」と言うと、
南海トラフ巨大地震が起こる確率は、30年以内に60%~70%です。もっとも政府発表はあまり信頼してませんが。万一起こったときの言い訳が楽やから大げさに言っているキライが見え隠れするのです。「ほらね、やっぱりきた。だから言ったでしょ」。東日本の「想定外」以来、政府もバカなりに学習してるんです。しかし、来る恐れが大きいということは本当でしょう。今回は津波への対応を強化した訓練内容でした。
そんな中、わたしたちが参加したのは、土のうを作って積み上げるお稽古でした。単に土を袋に入れて積み上げればよいというものではありません。土の入れ方、袋の口の縛り方、積み上げ方、ちゃんと理にかなった作法があるのです。教えてもらって、しっかりと自家薬籠中のものとしました。これでもう、いつ淀川があふれても大丈夫なのです。
これも古く入手したものですが、覚えています。同じく高校入学祝いの品として叔母からもらったものです。当時万年筆は入学祝いの定番だったのですね。「筆記具の王者」