朝、目覚めるとお天気がすこぶるよろしい。でかけることとしましょう。
連休真っ盛りのこどもの日、どこも人が多いやろなぁ・・・で、山に行きます。
奈良盆地の西の端、生駒市から大和郡山、斑鳩町にかけて矢田丘陵というなだらかな里山がひろがっており、県下の市街地からも近く、気軽に自然を体験できるエリアとして親しまれてるそうですが、行ったことない。新緑がまぶしい今時分が野山を歩くのに今は年間でもっともいい季節でしょう。職場の健康診断に向けて少しでも運動不足を解消しておこうという思惑も手伝って、今日のハイキングとなりました。
近鉄生駒線南生駒駅に降りたち、住宅地を抜け矢田丘陵へと向かいます。この季節、新緑はいいのですが木漏れ陽とともに木々から虫たちが糸にぶら下がって下りてくるので油断なりません。常に視線を前方に定め、緊張感とともに歩かねば、気がつけばからだのあちこちにイモ虫や毛虫が無賃乗車している、なんてことになります。これはちょっと勘弁。
久し振りに長距離のハイキング、鈍った身体にはいい刺激になりました。疲れた。
矢田丘陵は北から、矢田寺、松尾寺ときて、丘が果てた南には斑鳩の里が広がります。いわずと知れたわが国最初の世界遺産。超々メジャーな世界的観光スポットです。狭いエリアにわが日本の黎明期の貴重な文化財がてんこ盛り。量、質的ともに極めて重厚なラインアップが揃います。古来勢力を誇った奈良市内の寺社は、その勢力ゆえに時代が下るとともに平重衡、松永久秀といった愚かな武家連中の焼き討ちにあって、貴重な古の遺産がことごとく焼き払われてしまった。しかし斑鳩は政局の中心から地理的に若干の隔たりがあったことが幸いし、当時の姿が比較的よく残っているとか。特に法隆寺西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群。現代の鉄筋コンクリートがたかが100年もつかどうかあやしいというのに、この世界最古の木造建築は、七世紀前半というから千二・三百年の間、その姿を留めていることになります。まさに人類の叡智、未来への遺産。
この法隆寺は過去何回も訪れてます。中学校の遠足でも来たっけ。近くにある藤ノ木古墳は、1985年の発掘時の公開や最近の特別公開の際にも来ました。おとなり中宮寺の弥勒菩薩は好きな仏像文句なしのナンバーワンです。これは日をあらためて書くことにします。
なんせ、今日は・・・ 疲れた。(^^;)
疲れたと思います。
何キロ歩きました?
あいうえだぁ様
おはようございます。
距離にして10kmちょっとでしょうか。
ほぼゴルフ1ラウンド、カートなしで歩き通したのとおんなしぐらい。