大阪都構想の住民投票が、来週の日曜日に行われます。
「大阪市を廃止し、5つの特別区に分割するための『特別区設置協定書』についての是非を問う」ということですが、ようは「都構想に賛成か反対か」ということです。
この「都構想」、橋下さんが維新の会を率いて勢力を拡大し、それなりの支持を得てここまでもってきましたが、確かそれ以前にも話はありました。もう前世紀になりますが、横山ノックがセクハラ騒動で知事をクビになって、そのあと知事さんになったのが、太田房江でした。大阪にまったく縁もゆかりもない官僚の落下傘候補でしたが、何故か当選して知事やっているとき、確かこの都構想があったことを覚えています。当時大阪市は比較的財政安定、一方府の方は火の車。じゃあ一緒にしたら府が助かるやんってことで言い出したところが、当時はほとんど誰からも相手にされませんでした。例の石原都知事にしても「都(みやこ)は国にひとつに決まってるだろ、何をバカなことを」とか言ってたもんです。それが今や橋下さんがエラくなると、国政でも維新の党をいっしょにやるようになったんやから面白い。
さて、賛成派、反対派入り乱れて宣伝してます。テレビCMまでやってる。通常の選挙ほど運動の規制がないとかで実に騒々しくなってます。大阪市内はさらにやかましいことでしょう。宣伝カーが「住民投票では反対と書きましょう」なんて叫びながら走りまわってる。細かいことはいちいち説明しません。都構想がなぜ必要なのか、あるいはなぜダメなのかということを訴えるべきなのに、有権者はどうせ分からんやろからとにかく反対(あるいは賛成)と書いとけばええんやという趣旨で、これはきわめて失礼な話です。
といっても、私は大阪府民ではありますが大阪市民ではないため今回は投票できません。これも、どうもおかしい。影響は府民全体におよぶはずなのになぜ市民以外は投票できないのか。もし実現すれば空前絶後の改革なのであって、その歴史的な大イベントには是非参画したいのに。「住民投票」なんて、長い人生でただの一度もやったことありません。なんとかやらせてもらえないもんかと思うのですが、どうもダメみたいです。
そう。実は都構想なんてどうだっていいんです。イベントには参加したいというだけの、いつもながらのミーハー精神炸裂なのです、私は。
橋下さんは大阪の活性化のため、二重行政を廃止するため、と言ってます。一方反対派は「住民サービスが低下する」と言ってます。
はて…。住民サービスってなんでしょかって話です。
インフラの利用という意味でしょうか。電気もガスも水道も使った分だけの料金を別途きっちりと徴収されてます。子供がいないので小中学校タダの義務教育の恩恵も受けていません。市役所やなんかの利用はそれこそ何年に一度しかないし、府庁に行ってサービス?受けたのはパスポート作ったときだけ。確かそのときも安くはない手数料とられたと記憶してます。図書館が近所にありますが、最後に行ったのはいつやったかもう覚えてません。20年以上前この街に越してきたときに作った貸出カード、まだ使えるんやろか。これらを指して「住民サービス」と言ってるのなら、今の私にはほぼ全てが必要ないということになります。
したがって、それが悪化しようが手数料が何倍になろうが、まったく影響がありません。むしろ受益者の手数料をもっと高額にして、その分有無を言わさず搾取されてる住民税を大幅に減額してくれるんなら、大賛成です。
つまり住民サービスの向上、低下がポイントというなら、結局どっちでもいい。強いていえば議員や職員の数を減らして経費を削減し財政を好転できるんなら、都構想賛成ということになるのでしょうか。
いずれにしたって私はカヤの外、投票できません。したかったなあ。
先週は、訪米した安倍首相が議会で演説したことが大きな話題になりました。例によってわが国のマスコミは、絶賛する論調からこき下ろすものまで評価はさまざまです。英語が下手とか、カンペに頼りすぎとか、まあ政治家さんですから聴衆に訴える能力は無いよりあった方が褒められるのは確かですが、演説の内容は良かったと思いますよ。


さて、バカな議員は関西発と決まってるわけでもないのでしょうに、西宮の号泣市議の記憶も薄れたころに今度はなんと代議士さんの登場です。比例区で滑り止め当選した女性議員ですが、国会会期中に飲み屋をハシゴしたあげく翌日の本会議をズル休みし、すぐにその翌日から恋人の男性秘書と旅行に出かけてたとか。それがバレたあと、当の秘書ともどもマスコミ対応にしくじって各方面から大バッシング。とうとう親分である維新の党、橋下徹共同代表の逆鱗に触れて党除名と。絵にかいたようなマヌケぶりです。いったん辞職して次また出直したら、と代表に諭されたそうですが、誰が考えてもこいつに次なんてない。あるはずがない。そんならせめて資格があるうちはまわりから何と罵倒されようが生き恥を晒していこうが、議員の厚遇は享受したいということで辞職はゼッタイしません、と。

先日、恒例となった旧友たちとの京都花見行に参加しました。この集い、花見といいながら最近は料亭での宴席が主体で、桜があってもなくてもさほど影響がなくなっとります。しかし、やはり日本人としては単なる宴会よりも「花見」と銘打ったほうが春爛漫の雰囲気が充満し、盛り上がるというものです。

そして昨日、今度は中学校時代の旧友に会うべく帰省し、吉野山で花見してきました。なんだか最近春になると毎年吉野山に登ってます。去年も一昨年も。京都よりも南都奈良リスペクトの私には「京都やとぉ~??南朝はどした南朝は。」という後醍醐天皇の声が心に響き渡るのです。