コンサート二題再び(その1)

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 今年もあと半月あまりとなってきました。

 スケジュールは公私ともビッシリです。師走の忙しさはいつものことですが、今年はなんだかいちだんとヒドい。どっかで段取りが狂ってるみたいですが、仕方がない。すべて自分でまいた種です。忙しい忙しいといいながら昨日、今日と一泊忘年会兼ねてのゴルフ合宿に出かけて先ほど帰ってきたというようなわけで、今時分のブログ更新となりました。

 出発前は「寒気が南下して西日本でも山間部は積雪が見込まれる」と絶望的な天気予報でした。もし雪でクローズになったら、遠い岡山県北部のコースまででかけて、宴会だけやって帰ってくる羽目になるところでした。車にタイヤチェーン積み込んで祈るような気持ちで出かけましたよ。ところが、さすがに気温低く風強く今年初めて経験する壮絶な寒さではあったものの、雪は我慢してくれました。2日目の今日に至っては寒さもじゃっかん弛み風もなく、それなりに楽しめたゴルフでした。

 さてコンサートの話ですが、どうも演奏会に出かける機会は毎回2回ずつセットで巡ってくるみたいで、今回も2週続きました。geidai.jpg

 いずれも大阪中之島のフェスティバルホールで、先週は大阪芸術大学の特別演奏会にご招待いただき、今週はフジコ・ヘミングとスロバキア放送交響楽団の共演、こちらは早くからチケット買って楽しみにしてた公演です。

 フェスティバルホールは、ちょうど2年前の杮落とし以来、行ってみたいと思いながらなかなか果たせずにいたところ、はからずも2週連チャンとなったわけで、何ともタイミングが合えばこんなもんです。

 いっしょに行ったうちの奥さんは、以前にフェス一度来たことがあるんです。STAP芸人の小保方さんとならんで、ある意味今年の顔となった佐村河内守のシンフォニー「HIROSHIMA 」の演奏会です。私も一緒に来るはずが、仕事が入ってやむなく断念したのでした。その時はのちにあんなドラマチックな展開になるなんて、思いだにしませんでしたが(^^)。

 さて芸大の演奏会。演目はフォーレのレクイエムです。数あるレクイエムの中でも人気のある曲です。曲のはじめから終わりまでホンワカした独特の雰囲気に包まれる、不思議な曲です。

 レクイエムは「死者のためのミサ曲」と訳されるけど、そいやミサ曲とレクイエムってどう違うんでしょ?まあ、どっちもキリスト教の教会音楽ってことで細かいことは気にせんとこ。お祈りの歌といえば、あと讃美歌やゴスペルなんかもあります。以前にも書きましたが、宗教は音楽の発展に大きく寄与してきました。人の心にうったえるところが大きい音楽の力を、宗教が利用してきたともいえますが。

 今回の芸大のレクイエムです。指揮者の大友直人さんがカッコイイ。長身痩躯、長髪のイケメンで実にミバがよろしい。女性ファンが多いのも道理ですね。

 肝心の演奏ですが、なかなかに見事でした。例によって音楽性に関しての難しい理屈は分かりませんが、素人の私にとっては実にすばらしい演奏でした。オーケストラもプロと遜色ない。芸大生の管弦楽団のはずが、中に明らかに学生やない、どう見ても60過ぎてるやろ、というおじさんたちがいたのはご愛嬌、多分助っ人さんでしょね。

 いつも招待チケットを手配してくれる芸大の知り合いに感謝しつつ、終演後に飲んだワインの酔いも手伝ってホンワカした心地のまま家路につきました、少し寒さの緩んだ夜でした。

 この項、続きます。

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

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雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

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