2019年10月アーカイブ

反社会極左暴力集団

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 昨日、今日のテレビニュースは千葉県の豪雨災害の様子をしきりに伝えています。台風15号、19号に続いての集中豪雨ということで、住民の方たちならずとも「なんで千葉ばっかし」と思います。関東地方は過去、豪雨災害にはあんまし縁が無かったらしいですが、ひとたび起こるとこのありさまとなります。被害者の人たち本当にお気の毒です。公民ともどもさらに災害への備えを考える契機にしないといけません。

 さて、先週、即位礼正殿の儀が執り行われ、祝日となりました。30年前の上皇陛下の即位礼の日は祝日ではなかったと思いますが、記憶違いかもしれません。何にせよ新しい天皇陛下が即位を内外に宣明する儀式で、国民のすべてがこぞってお祝いする、実におめでたい日であることに変わりはありません。

 即位の礼に伴う「饗宴の儀」は日をおいて4日間も行われるそうです。1日目は国賓や国家首長夫妻、2回目は国家首長夫妻、大臣、元皇族の方々、3回目は国会議員や地方自治体関係者、4回目は駐在大使夫妻、各国幹部などが招待されるんやとか。内外多くの人が日本と日本人の象徴、君主である新天皇陛下のご即位をお祝いするにふさわしい規模であるとは思いますが、両陛下はじめご皇族方はこの4日間すべてに出席されるのでしょうか。もしそうだとしたらこれはなかなかの重労働やとは思いますが、まあわたしみたいに飲みすぎて次の日しんどいなんてことはないのでしょう。

 ところで、国会議員でも共産党の連中は、あろうことか招待された一連の儀式を欠席したそうです。志位委員長いわく「憲法の国民主権と政教分離の原則を厳格に守る立場から出席しない」ですと。アホかと。

 立憲君主制という日本の国体を明確に規定しているのが日本国憲法です。憲法は第1条で天皇の地位を日本国民の総意に基づくと規定しています。そして第7条で天皇が国事行為として行う事項が定められており、今回のような重要な儀式もそれに含まれます(第10項)。それをないがしろにする共産党の暴挙はすなわち、憲法で定められた天皇の位置づけをはっきりと否定するものであり、天皇制のみならず、憲法そのものを否定するものにほかなりません。共産党って護憲政党ではなかったのですか。いつも「9条を守れ」と喚いているのが共産党ではなかったのですか。

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 共産党はかつて国会の開会式も「天皇が来るから」と欠席してました。国会を召集することも天皇の国事行為です。ずっと以前から憲法不服従を体現してきたのです。最近は世情に阿(おもね)って「国民の総意に基づいて天皇制が存在している」とか言い出して出席するようになりましたが、そんなはじめから分かってることを持ち出して態度を変えるがごときはまったく意味不明です。

 つまり共産党は、自らは護憲の立場であるといいながら、憲法をすべて遵守する意識はさらさらなく、その邪悪な野心のために利用できるところだけをつまみ食いし、都合が悪いところは無視しているのです。今回の行状でそんな醜い正体が一層露呈したといえます。

 共産党は決して護憲政党などではなく、暴力革命により民主憲法を破棄し、天皇制の廃止と世界の共産圏に歯向かう自衛隊の解体、そして国民の私有財産の否定という、結党以来の党是を現代においても厳然といただく反社会極左暴力集団に過ぎないということを、日本国民はもっと認識する必要があります。

 いまなお共産党は破壊活動防止法に基づく公安調査庁の調査対象団体に指定されてますが、そんなことでは手ぬるい。国民の生命・財産の安全、わが国の将来の発展と安寧を真に目指すのであれば、日本の素晴らしい伝統と日本人の心が蹂躙・破壊されないうちに、共産党一味を暴対法に基づく特定危険暴力団体に指定して、徹底的に壊滅を図っていくべきやと思います。

マラソンのこと

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 台風19号の想像を絶する被害の全容が、徐々に明らかになってきました。台風15号での千葉県の大規模停電に続き、今度はもっと深刻で、全国で大水害が発生し死者・行方不明者80人以上という大災害になってしまいました。南海上にはさらに台風20号、21号が発生したそうです。もうたくさんですわ。

 この災害について自民党の幹事長が「まずまずの被害に収まった」と発言し非難されて謝ってましたが、こいつは言葉を選び間違えただけで言いたいことは伝わります。気象庁は台風が来る前から、ルートや規模が死者・行方不明1,269名という甚大な人的被害を生じた昭和33年の「狩野川台風」に似ており同様の被害が想定される、と発表してました。また、かの伊勢湾台風では犠牲者5,098人など、かつてインフラ整備が未熟な時代は、ひとたび大型台風が上陸すると現代とは比較にならない甚大な被害をもたらしたのです。その頃に比べれば日本社会は台風に対して確かに強くなりました。しかし、それでも「まずまず」は、話すことを生業とする政治家としてはお粗末でしたな。

 台風が行ってしまえばカラッと晴れた秋の空が広がってほしいもんですが、ことしは残暑が長引きこれまで秋らしい爽やかな日が少ないように思います。ようやく秋の使者キンモクセイの香りが公園や街角に漂い始めた今日この頃。先週は久々に気の置けない連中とゴルフを楽しんできました。暑くなく寒くなく風もない快晴、実にリフレッシュできました。

 さて、ラグビーワールドカップの盛り上がりを横目に、来年の東京五輪に関して、おもしろい事態が起こっています。IOC国際オリンピック委員会が「東京はめちゃ暑いんで、マラソンは涼しい札幌でやることにした」と言い出したのです。「んなアホな」と思ってたら、どうやらそういうことで決まりらしい。びっくりぽんです。

 先月末にドーハで行われた世界陸上のマラソンで、真夜中にスタートしたにもかかわらず過酷なコンディションに耐えきれず女子選手の4割が完走できませんでした。今も語り継がれるロス五輪でのアンデルセン選手状態です。驚いたIOCが国際陸連と相談して「こりゃあこの暑さ、東京でもムリなんちゃうの?もっと涼しいとこに変更やな」ということらしい。

furafura.jpg 確かにマラソンは、まず冬のスポーツです。気温10℃前後が最適の条件と言われてます。ドーハでは夜間で日差しは無いとはいえ気温33度、湿度も73%。これはマラソンなんてやったらあかん日よりです。日本陸連の関係者は「昼間やったら死者が出てた」と言ってたとか。8月の東京のお昼は同様の過酷な状態になることが容易に想像でき、IOCがビビるのも無理はないってもんです。

 じゃあってことでIOC、開催都市の東京に相談すれば問題なかったところが、勝手に決めて事後通知やったということで、小池都知事がヘソ曲げてしもて「そんならいっそプーチンに頼んで北方領土でやったらいい」なんてまるで拗ねた子供みたいになってます。これはこれでおもしろい。

 また、突然のご指名があった札幌にしても、もう開催まで1年を切ったこの時期に準備はじめて果たして間に合うのかという問題があります。大丈夫でしょうか。まあ、そこは日本のこと、きっと何とかするのでしょう。

 私はジョギングやマラソンとはあまりお付き合いがなく、心安くありません。市民マラソンに友人を応援に行ったことはありますが、自分は決して走りません。

 今を去ること30年以上も昔の学生時代、都心と郊外にキャンパスがある大きな大学に通ってまして、当時、ひと晩かけて両キャンパス間約50kmを歩き通すというイベントがありました。嬉々として参加したものの、ただ歩いただけやのにゴール直後に足が痛くて動けなくなり、その後2・3日ひどい筋肉痛に苛まれたことが、青春の苦い思い出となってます。以来、歩くだけでも死ぬ思いをする距離を走り続けるなどわたしには絶対にムリと身のほどを知り、無茶はしていないというわけです。短距離走は速い方で、運動会では常に1等賞、リレーにも必ず選ばれてたのに長距離となるとまるでアカンのです。得手不得手はあるもんです。

 そういや、競走に限らず仕事でも趣味でも「おまえは瞬発力はあるけど持久力に問題がある」とよく言われてきました。じっくりと時間をかけて支度して万全の態勢で余裕をもって臨むのではなく、適当に準備して本番で火事場の馬鹿力を発揮することでことを成してきたように思います。

 同年代の友人には、フルマラソン完走するコがたくさんいます。私にとって彼ら彼女らは超人で、超リスペクトの対象であります。運動不足解消のため「走ってみたら」と、まれに言われますが、走れる足腰をじっくりと作り上げるにはもはや気力が足りません。これからも体力維持はゴルフとハイキングで賄っていくこととします。

いじめはあかん。

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 大型台風の直撃で、日本列島は連休どころではなくなりました。関東地方としては数十年に一度の規模らしいです。一夜明けて被災状況が明らかになるにつれその猛威に愕然とします。先ほど、河川の氾濫は雨が上がってからも下流域で拡大すると専門家の人が言うてました。中継で多くの住宅が濁流に浸かった様子を見るにつれ、どうか早く収束し被害が少ないことを祈らずにはおれません。

 新幹線やJR東はまたぞろ大規模な計画運休。実をいうとわたしもこの連休中に私用で上京の予定やったんですが、あきらめて家でおとなしくしています。taifu.png

 台風はもちろんやって来ないにこしたことはないけど、今回のように休日やと仕事や学業への影響が少ないということで、これは不幸中の幸いというべきなんでしょうか。しかし、なんせ3連休、行楽予定の人たちは無念でしょう。いろんなお祭りやイベントが集中するこの季節、ホテル・旅館も軒並みキャンセルで、実にお気の毒です。プロ野球のCS、F-1日本グランプリ、何より、最高に盛り上がってるラグビーのワールドカップも史上初めて予選リーグの一部の試合が中止となりました。日本代表の決勝T進出がかかる運命の大一番、今日のスコットランド戦が実施か中止かはもうじき決まるそうです。どうせなら、ケチがつかないかたちで悲願達成といきたいところですが、どうでしょか。

 さて、そんな中先週来、神戸市のある小学校で、あろうことか教師の間でひどいいじめ事案があったことが発覚して大きな話題になってます。生徒・児童に「いじめはあかんよ」と指導すべき立場のセンセイたちが率先垂範して弱いものいじめをしていたということで、轟轟たる非難が起こってるのです。当然です。

ijime.jpg 子どもたちのいじめは、人間の成長過程においてことの善悪を正しく習得していない段階でのいわば若気の至りという面があります。厳しく指導して正しく導くことが必要で、その一端を担うのが学校の教師です。一番やっちゃいけない立場の人間がやっちゃったわけで、そういう意味でいくと今回の事件、かつて起こった制服警察官による勤務時間中の強姦殺人事件に匹敵する大スキャンダルといえます。

 良識、分別をわきまえた大人のいじめは状況により「パワハラ」とも言われ、その内容、程度によっては犯罪を形成します。言い訳はできないし決して許されません。社会的に厳しく処断されます。近年、セクハラ・パワハラを払拭しようという気運の高まりによって「女性活躍・ハラスメント規制法」「労働施策総合推進法(パワハラ防止法)」など、法整備も進みました。その結果「やってはダメ」という意識は確実に社会に浸透していっています。

 そんな中で起こった今回の教員による衝撃的ないじめ事案、これはもう人々の学校教員に対する信頼を根底から揺るがす事態です。次々に明らかになっていく想像を絶する陰湿ないじめ行為の数々、胸くそ悪くなります。校長が会見して泣いてましたが、泣いてる場合やないやろ。「(加害教員たちを)うちの小学校の子どもの前には二度と立たせない」なんて言ってるあたり、犯人たちこれからもヨソでは教員を続けるってことで、起こった犯罪についての認識がまったく甘い。前任の校長ともども、しっかりと責任とってください。

 強殺警官のときは、時の警察トップの警視総監と所轄の警察署長が引責辞任しました。さて今回、兵庫県の教育長は、どう落とし前をつけるつもりでしょうか。

消費税増税?

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 ラグビーのワールドカップ盛り上がってます。暗い話題が多い昨今の日本で、代表の活躍にいっとき国民こころを一つにして熱狂できるのは実に幸せやと思います。このまま勝ち進んでほしい。

 一方でプロ野球セ・リーグのペナントレース終盤、奇跡の6連勝でCS出場を獲得したわが阪神タイガースがCSファーストステージでこれまた6点ビハインドからの逆点勝ちと、昨日は一日興奮さめず実にビールが美味しい夜でした。

 さて、10月の声を聞き、いつまでも暑いとぶつぶつ言ってるうちに、消費税が上がりました。

 報道によると、なぜか野党が一斉に反発を強めており、先週召集された臨時国会で追及を強める構えということです。あり?

 消費増税を10%に決定したのは2011年当時の民主党政権です。増税を決めたのは菅直人元総理で実行したのが野田佳彦元総理。立憲民主党の枝野幸男党首は、増税を決めた時の官房長官です。その後、自民党政権が経済情勢をこうりょして、決まった増税を今年まで何度も延期してきて、今回やっと実現したのです。

 それが与野党の立場が変わると増税反対を叫ぶとは、忘れてるのか覚えてて開き直ってるのか。自分たちが決めた政策を自民党に実現してもらってるのに、三原じゅん子議員ならずとも「感謝しこそすれ反対するとは全くの常識外れ、愚か者の所業、恥を知れー!」と叫びたくなります。

 基本的に増税されてよろこぶ国民はいません。だから増税があった際にとりあえず反対することは、ポピュリズムの基本です。社会保障充実の財源に充てるという大義など関係ありません。野党が足りない頭で考えるのはこのあたりが限界ということで、責任とらなくていい間はなんだって言えます。現在、外交施策と同様に経済政策においてもまともな対案を出せる野党は存在しません。こうやってこれからも自民一強多弱の時代が続いていくのです。

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 ところで、今回の増税は軽減税率の制度によって税率8%と10%が混在することから、各方面でややこしいと話題になってます。贅沢品以外のどうしても必要なものは税金を安くすることで低所得者を救済することが軽減税率の意義とされてます。しかしですね。

 その対象品目は、主に食料品と新聞購読料です。食料品はお金持ちも低所得者も同様に消費するからやそうですが、外食は軽減されません。コンビニで食べ物買ってイートインは10%、持って出て食べたら8%です。仕事忙しくて家に帰れずイートインで食事する労働者は、おうちに帰ってゆっくり食べられる人よりも贅沢しているとみなされるのです。どうもおかしい。

 もっとおかしいのは、ほかにも数多くある消費支出のうち、なぜに新聞代のみが軽減されるのかということ。実に奇妙です。一説には、連立与党の公明党が増税で聖教新聞が売れなくなるのを恐れて無理やりねじ込んだと言われてますが、真偽は分かりません。

 所得差を考慮した結果とするならば、新聞代なんかより所得に関係なく誰もが消費する水光熱費がなぜ一律軽減されないのか。水道水は10%でミネラルウォーターは8%です。低所得者には水道など贅沢品、毎日水汲みに何時間も歩くアフリカの人を見習えということでしょうか。下水道料金も軽減なし。低所得者はトイレで水を流すのも贅沢ということなのでしょうか。そうか、ミネラルウォーターで流せばいいんか。

 などといつもながらブーブー言ってますが、わが家では、奥さんは増税などどこ吹く風で、「多少の買いだめしたところで何年ももつわけでなし。食べ物はけーげん税率で値段変わらんし~♪」

「ビールは上がるよ」

「しもた。ビールは買いだめするべきやった。なんで言うてくれんかったんよ!」

 知らんがな...

WELCOME

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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