妙な台風よりも

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 東から西に動く、変な台風が日本列島を横断中です。

 昨夕は恒例の貴船の川床での宴席があり台風の影響が心配されましたが、なんとか雨も風も気にならないうちに家に帰りつくことができました。台風一過の大阪はいいお天気が戻り、セミが鳴き始めました。昨夜の暴風雨の際、このセミたちはどこに避難してたんやろ。kifune.jpg

 さて、最近、社会の動きが激しい。いろんなことが起こって新聞はネタに困らない。事実は小説よりも奇なりで、立て続けに起こる出来事が珍妙な台風よりもよほど面白い。

 通常国会が幕を閉じ、焦点となった働き方改革関連やカジノなどの重要法案は安倍内閣と与党自民党が当初目論んでいたとおりに成立しました。野党は惨敗を喫し、その無能力さを白日の下に晒しましたが、これも当初の予想どおりで、あまつさえ拗ねた子供のように会期中18日間も審議を欠席したことを国民から誹られる始末です。モリ・カケと騒いでみても「いつまで言うてんねん」という世論が耳に届いているのかいないのか、野党最大シンパの朝日新聞も社説で「加計問題も森友問題も決して終わっていない。」とイタチの最後っ屁みたく断末魔の雄叫びを残して白旗を上げました。初めから概ね予想できた展開ではありましたが、まあ情けない話です。

typhoon2.jpg かくして安倍一強は揺ぐ気配なく、有力な対抗候補も出てこない自民党総裁3選へと突き進んでいくのです。

 社会面もにぎやかで、オウム死刑囚13人が処刑されました。リベラル系マスコミは、わが国では8割以上の国民が死刑を支持している状況の中で「死刑反対!」とはっきり書くと反感を買うことからトーンを抑えてます。朝日はかつて、執行を命じた時の法務大臣を「死神」と書いて読者・国民から猛烈な抗議を受け謝罪に追い込まれた黒歴史があります。したがって、今回は反対論者らの抗議を掲載したり、「一方国際社会では...」という論調を展開し控えめに批判的な姿勢を示しています。論調を変えずブレないと評価するよりも、批判を恐れて言いたいことをはっきり言わない姑息な手段に舵を切ったわけで、ここに関しては慰安婦問題での大失態の反省が活かされ多少は利口になったとみるべきでしょう。今回の大量執行を受けて死刑存廃論議が存置派、廃止派それぞれの側からまた提起されそうです。

 また、文部科学省ではまた汚職が発覚しました。裏口入学でおなじみの東京医科大学がイベント講師にJAXSAの宇宙飛行士を派遣してもらえるよう画策する過程で、文科の官僚に接待を繰り返したというものです。「接待されたら収賄」なんて言うてたら、官僚のみならず大半の役人は収賄犯になってしまいますけど、金額が多すぎて単なる接待とは考えられない場合に立件するらしく、総額100万円超えたらアウトらしい。それにしても、職務権限があったのかとか、なんでバレたのかとかよく分からんことも多い事案です。しかも立て続けに発覚しているんで、これはやはりちょっと前に書いたように陰謀の匂いがします。多分、前回同様に見えない大きな力が働いており、気づいた人を次々と... おや、また誰か来たようだ。こんな時間に誰やろ...

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katsuhiko

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