陰謀のアポロ計画

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 昨年に続いて、人が移動しないゴールデンウイークが始まりました。大阪では感染者数が連日最多を更新しています。事態は昨年のG.W.よりも明らかに悪化しています。かすかな希望はワクチンが普及し始めたことでしょうか。それにしたって当初予定よりも供給が遅れてるみたいです。さあ、オリンピック果たしてどうなることか。

 さて先週、NASAの宇宙飛行士、マイケル・コリンズ氏の訃報が伝わりました。1969年、アポロ11号で人類初の月面着陸の偉業を成し遂げた3飛行士のうちのひとりです。

 当時小学校の低学年やったわたしも、かすかにテレビのニュースで視た記憶があります。アームストロング、オルドリン、コリンズの3人の名前は日本の小学生でもみな覚えてたように思います。

 アームストロングといえば、これも昭和の時代一世を風靡した「巨人の星」で星飛雄馬の大リーグボールを打ち砕いたアームストロング・オズマがまず思い浮かびます。このオズマの幼少期の場面で母親がオズマに「ねえ、オズマ」と話しかけるのを視て「いや、それはおかしいやろ」と突っ込んだ思い出があります。

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 話逸れました。wikiによるとコリンズ氏は、月面には降りずに上空の宇宙船で待機し、月面活動を行った二人を回収して無事に帰還したという、いわば裏方のお役目やったとか。まあ、そういう人も要るんでしょうけど、なんだか気の毒な気もします。日本ならば「せっかくやから」と交代してあげてみんなで月面に、となるところでしょうな。

 今思うと、NASAはいったい月に何しに行ったのかということを思います。当時のアメリカは宇宙開発の分野でもソ連との競争に腐心しており、とくに人類初の有人宇宙飛行でソ連に先をこされた敗北を払拭すべく、そのわずか8年後という突貫作業で月面着陸を成し遂げた。しかし、月には宇宙人の基地も無かったしウサギもいませんでした。つまりアメリカは「人類初」の称号を得るためだけに月に行ったわけで、実質的な成果はなんら無かったわけです。以降ひとりとして月面には降りたっていないことが、実は行く必要なんか無かったことを表しています。

 しいて言えば月の石を持ち帰ったことで、翌年の大阪万博において展示の目玉を作ったという点は日本人にとっては成果といえば成果でしょう。しかし、それだけです。

americakan.jpg そうなると、いまでも「アポロ計画陰謀論」を信じる人が大勢いることも納得できます。「ほんまに行きよったんやろか、言うてるだけちゃうか」というわけです。私が愛してやまない桂枝雀さんも生前「行けるはずがない。あれはスタジオで撮影したに違いない」という説をとなえていたことは、かなり前に書きました。わたしもどちらかというとこのスタジオ説に賛成です。

 このプロジェクトのために当時NASAが使っていた巨大なスーパーコンピューターより、現代のスマホ1台の方が高性能やといいますから、スマホ1台あればみんな月に行けることになってしまいます。

 1969年というと、梅田と新宿に日本で初めて銀行のATMが設置された年やそうです。一方アメリカ人はすでにして月面に立っていたと。戦争でボロ負けしたハンデがあったにせよ、日本とアメリカ、当時果たしてそんなに差があったのでしょうか。真珠湾攻撃、数々のUFO騒動、ケネディ暗殺など、陰謀論がごろごろ存在するアメリカという国のこと、アポロについてもやっぱりスタジオ撮影の疑惑はぬぐえません。

 その辺の河原で適当に拾ってきて展示した石ころをひと目見るために、のべ6,000万人が連日4時間待ちの行列を作ったということになれば、これは何とも恐るべき滑稽な事態といえるでしょう。

 緊急事態宣言でどこにも行けずお家にいると、およそ壮大な空想の世界に遊びがちな、2年目のコロナ連休巣ごもりのひとときです。

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