今日は朝から涼しい風が吹き込んできます。気が付けばすでにして9月。小学生たちは2日間のロスタイムも今日で終わり、2学期がスタートします。
どうも変な夏でした。歴史に残るような猛暑が続いたかと思えば、変な台風がいっぱいやってきて全国各地に甚大な被害をもたらしました。とか思ってたら、今週また来るそうです。今回は「過去四半世紀で最大の勢力」やそうです。なんだか気象庁さん、台風くるたびにいろいろと恐ろしいキャッチフレーズ無理に考えてる気がします。洋画のロードショーみたいですが、これはきっと警戒意識を高めるための策なんでしょう。
なんとも激しい夏でした。しかし、温暖化だか何だか人類の愚行が地球環境におよぼす影響をこのままのスピードで放置し続ければ、将来にわたってこんな夏が当たり前になってくるのかも知れません。
夏のわが家では、いつも西側のベランダにアサガオのグリーンカーテンができます。プランタの土に水だけ撒けば種を蒔いてもいないのにマルバアサガオが勝手に生えてきて小さな花が咲くのです。しかし、今年は主体的に「大輪アサガオ」の種を蒔いてみたところ、当初思った以上によく育って、ベランダの手すりは大変な状態になってしまいました。おかげで強烈な西日は効果的に遮られるものの、今年の猛烈な暑さで、日に3回は水やらないと萎れてしまうのです。奥さんがぼやくこと。手すりの上の例年にも増して厚塗りされたアサガオが枯れるのを待って種を集めるころには、秋もすっかり深まっています。
さて、職場にいる旅行が趣味の同僚のことは何回か書きました。イタリア、中南米、夏休みには必ず長期の海外旅行に出かけてて、たいがいの国はもう行きつくし毎年旅行先に悩んでいる兼高かおる(古っ)みたいな人です。今年はどこに行くのかななんて、傍でみてても楽しみな、そんな彼女が今年選んだ旅先は中央アジア・ウズベキスタンでした。
最初聞いたとき、「ウズベク何それ、美味しいの?」と情けない反応の私でも「青の都サマルカンド」と聞けば、拓郎の歌にもあったし何となくシルクロードの雰囲気が漂ってきて納得したようなわけです。
彼女曰く、イスラム教国で自分たちが訪れてたのがたまたまラマダン中(8月半ばから1カ月間)やったもんやから、ほんとは飲酒はNGなんやとか。しかし観光客に対してはそんなにシビアには求められないらしい。
旅人たるものやっぱり旅先では、酒飲んで羽目を外してというのがないといけない。国としてもワインも生産してるんやから買ってもらって外貨を稼ぐことも必要ということでしょう。
で、お土産いただきました。「メルロー」というそうです。ウズベク産のワインなんて初めて知ったけど、癖のないオーソドックスな味わいでなかなかのもんです。喜太郎の「絲綢之路」をBGMに遥かなるシルクロードに思いを馳せながら、中央アジアの青い空と砂漠の雰囲気のおすそ分け、美味しくいただきましたよ。
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