しょっちゅうというわけではないですが、よく海外旅行に行く友人がいて、嬉しいことにその都度たくさんお土産をもらいます。時期によっては長期休暇がわりと取りやすい職場環境の恩恵もあって、彼女、これまでにもうかれこれ数えきれないほどの国を旅してます。ヨーロッパ、アジア、アメリカ、オーソドックスな旅先はすべて行き尽くして、最近では、今年はどこ行くの?と聴いたときに、 一瞬 「それ、どこやったかな」 と考えるような国名が返ってくるようになりました。往年のテレビ番組「兼高かをる世界の旅」を地でいってます。
今回の夏休みはメキシコやったそうです。かろうじてよく知っている国です。もちろん行ったことはありませんが。
彼女、チチェン・イッツァとゆうところにかねて行きたかったのやとか。調べてみるとマヤ文明の遺跡やそうです。何か、見たことある。
お土産はチョコレートひと袋、トマトブイヨン1箱、そして何だか辛そうなスパイスソース1瓶。太陽の国メキシコの雰囲気たっぷりのラインナップでした。うしろにある飲みかけの山﨑ウイスキーや電話の子機なんかは、もちろん関係ありません。
メキシコといえば、1968年、私がものごころついて以来はじめてのオリンピックがあった国です。小学校1年生のみぎり。リアルタイムでテレビで見た記憶があります。その4年前の東京オリンピック当時はまだ2歳やったのでまったく覚えてません。そして、その56年後となる2020年のオリンピック開催都市が明日の未明に決まるそうです。様々な憶測が伝えられてますが、果たして東京は当選するでしょうか。招致の賛否や反対運動などいろいろありましたが、ここまで来たからには何とか悲願を達成したいもんです。1964年、前回の東京五輪は日本の高度成長期のハシリに開催されて、戦争でボロ負けした日本人が自信を取り戻していく中で、シンボリックな一大イベントとなりました。
その後の驚異的な日本の発展も今や昔。今では政治の体たらくに加えて、近隣諸外国からはイジメのような理不尽な圧力、さらには度重なる未曾有の自然災害と東京電力による亡国の所業により、すっかり元気がなくなってしまってます。再びわが国が希望と活力をとりもどすために、何としても今回のオリンピック招致、成功することを願ってやみません。
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