節分と新型コロナ

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 いいお天気になりそうです。しかし先週は仕事が忙しく土曜日も出勤し最近になく長い勤務時間を費やしましたので、今日はおとなしく休養の日曜日といたします。

 少しずつ日が長くなり、毎朝家を出る時間の明るさが増してきました。年取るとほんとに時間の経過が早く感じられます。つい先日、年越しだかがみ餅だと騒いでたのに、あっという間に一月が今日で終わり明日から二月ですわ。二月といえば節分、豆まきです。

 節分は「季節を分ける」ので、立春、立夏、立秋、立冬それぞれの前日すべて節分なのですが、江戸時代以降は特に立春前日つまり冬の終わりを指すようになったそうです。陰暦では一年は春に始まるので、特に重要な意味がある節分ということで定着したとか。確かに立夏前日に豆を撒いたところで様になりません。G.W.の最中でみんな出かけてて誰もいません。

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 ところで今年の立春は2月3日なので、節分は2月2日やそうです。なぜに立春が1日早いかということです。

 地球が太陽の周りを1回周る間に365回と少し自転します。この「少し」が約6時間弱で、4年経つと1日ぶん余計に周ってしまうんで4年に1回うるう年入れて1日足す調節するんですけど、そうすると今度は「弱」の分(約45分)余計に足しすぎてしまうんで、積もり積もって1日分になったときに逆に引いて調節すると。それが今年にあたるとか。暦はややこしい。

 しかし、大自然の営みがすべて計算どおりにいくとは言えないわけで、例えば恐竜を絶滅に追いやった巨大隕石が地球に当たる前と後では、自転の速度も微妙に変わったはずやし、こんな大きなインパクトでなくても地殻変動や人間はじめ生物の営みによって地球の動きに多少なりとも影響はあるのではないでしょか。 いったい誰が調べて、決めてるんでしょうか。そもそも地球が太陽の周りを1周する間に365.2422回自転するなんてよくまあ調べたもんです。体感では絶~っ対に分かるはずがない。

 それを、天文学的何らかの手法でもって計算し、例えば「次に日本で皆既日食が見られるのは2035年9月2日です」と分かってって、それが誤差もなく実際にそのとおりになるのが実に不思議、もうね、見事というほかありません。東日本大震災で日本列島が何センチ動いたなんて話も聞きました。「なぜ、それが分かるのだ!」人類の真理探究の蓄積、科学の発展は実にあっぱれであります。

 しかし一方で、この1年、新型のコロナによって人類が天敵のウイルスに対しては実に脆弱であることを露呈しています。近い将来コロナ禍を克服したときにまたひとつ自然科学、社会科学的に人類は進化を遂げるわけです。一刻も早くその日がくることを希う、今日この頃であります。

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katsuhiko

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