かがみもち

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 あけましておめでとうございます。

 わたしの部屋は窓が東に向いてるので、この季節この時間カーテン開けてると上る朝日が部屋中を直撃します。起きたらすぐに朝日を浴びることは、体内時計のリセットが効いて快眠につながるそうです。お正月休みのグダグダ生活からそろそろ本格始動に向けて心身を活性化させたいところです。20201231_231053000_iOS.jpg

 さて、新しい年が始まりましたが、コロナ禍は終息の兆しが無く、緊急事態宣言の発出が検討されはじめました。

 第1波の際に緊急事態宣言出してお店全部閉めて学校も閉鎖したら、確かに感染者は減りました。ところが、もうそろそろいいかと解除したら、より大きな第2波、第3波が襲ってきました。コロナ禍対策は結局、感染防止と経済活動の抑制、どこで折り合いつけるかということに尽きます。伝染病なんやから極端な話、全国民外出禁止、電車バスも一切運行しないことにすれば多分すぐに終息に向かうでしょう。中国では、共産党の強権が人民を自在に統制しているから、いち早く感染が収束しました。しかし、人権を尊重する民主主義国家ではなかなかそんなわけにはいきません。自由経済活動の制限をどう補償するかということになります。

 この折り合いの見極めに失敗しているのが、わが国の政策の現状です。経済への影響を懸念して思い切ったことができない。アベノマスクは失政の極みとして日本史に刻まれるでしょう。小手先の対応ではあかんのです。ここはひとつ、ガースーが政治生命かけて、お正月明けから1カ月間、食料品の買い出しや通院など生命維持に必要な活動を除いて、国民全員外出禁止!その間、第2次定額給付金のひとり10万円で食いつなぎなさい、ぐらいのことやってみたらどうでしょか。治療には痛みが伴うもんです。

 そんな異例づくしの年越しの中で、今年は自分の部屋にも鏡餅を飾ってみました。

20201230_022950711_iOS.jpg 調べてみると御鏡の様式は、大小のお餅二段重ねということ、上にみかんを載せること、基本的にここだけ押さえればあとはいろんなバリエーションがあってわりと自由です。裏白があったり無かったり、昆布や干し柿をアレンジすることもあります。三宝に乗せるのが一般的ですが、お盆でもいいみたい。

 急に思いついてやってみたんでなんとも違和感満載です。SNSで公開したところ、友人から、小さいおもちにはシークヮーサーがフィットするとのアドバイスをいただきましたが、あいにくと持ち合わせてません。まあこのアンバランスさが自分らしくて良いと思います。

 年の初めに「明けましておめでとう」とお祝いするけど、そもそもお正月はなぜにめでたいかというと「歳神様をお迎えする」からです。神様が来てくれる、こんなめでたいことはありません。んで、わが家においでになった歳神様がこの「鏡餅」に宿るんやとか。

 古来日本には八百万の神様がおわします。すべてのものに神が宿るのやから日本人の生命の源であるお米、お餅に神様が宿るのは当然ちゃ当然です。鏡餅を割って、いただくことで歳神様の運気を分けてもらって一年の無病息災を願う意味があるとのことです。神様食べちゃうわけにはいかないんで、鏡開きまでにお帰りになってるんでしょう、きっと。

 鏡餅の御利益でもって、コロナ禍、少しでも早く終息に向かってほしいもんです。先が見通せない一年のスタートとなりましたが、今年もどうかよろしくお付き合いください。

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katsuhiko

男 

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

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雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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