「...その後」その後、その後

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20190813_012437118_iOS.jpg 台風一過の今週、蒸し暑い猛暑日が続きます。長い長いお盆休みが続いています。今週は前半に恒例の下賀茂神社納涼古本市に出かけてきました。そして、今日明日に予定されてた職場の大規模親睦旅行が台風の影響で中止となり、お盆休みの終盤にポッカリと予定が空いたことから土曜日にブログを更新しております。

 さて、前回のエントリーで「表現の不自由展・その後」のドタバタのこと書きましたが、その後今週になって朝日新聞がまたぞろ、「展示できなくなった作品を見せる企画から、新たな「不自由」が生まれてしまった。」などと不満タラタラの記事を書いてますので、そのことを少し。

 今回の件に限らず、美術館での展示を政治的なクレームなど外からの圧力によって撤去に至る例が増えていることはイカン、というのが記事の主旨です。国益を損なう反日イベントを公金で補助すべきでないという主張に対して、有名な美濃部達吉博士の天皇機関説事件を例に挙げて、どんな展示内容であっても公金を使うなという主張は危険だ、と批判しています。美濃部博士は例に出すけど、例えば作家の百田尚樹氏の講演が反日左翼の横やりで中止に追い込まれた一件には全く触れていないあたりを大目に見るとすると、まあ言っていることにはいっけん一理あります。しかし、朝日が今回のことで記事にすべきは、そんなうわべのことではないやろとわたしは言いたいわけです。

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 そもそも日本と、戦後民主化なった韓国との関係が正常に推移していた頃、大多数の両国民は「慰安婦」のことを歴史の事実として知ってはいても、特段の問題を感じてはいませんでした。ところが朝日新聞が、吉田某という稀代の大ペテン師と共謀し、従軍慰安婦は日本軍が強制連行したなどという虚構を作り上げ、日本悪し憎し、世紀の大反日キャンペーンを繰り広げ日本人の心を傷つけ、国連まで巻き込んで日本の名誉を徹底的に貶めたのが一連の慰安婦騒動の実態、全容でした。

 朝日がこのような反日策動を行うことがなければ、現代の日韓関係の壊滅的な悪化もなかったし、あの醜悪な慰安婦像が大量生産されることも、もちろん今回の展覧会に出品にされることもなかったのです。いったい誰のせいで、慰安婦像なんかが美術品として展示される事態になったと思っているのか。

 例えばのはなし、建物に爆弾を持ち込んで「触ったら爆発するどー」と大騒ぎし、爆発したら触った人を悪者にして攻撃する。糾弾されるべき犯人は、触った人ではなくそんな物持ち込んだ奴やろという話です。

 朝日新聞が、自身の責任には今回もまったく触れずして、他人事のように「誰が、美術館から作品が消える社会をつくったのか」などと、鼻くそをほじりながら斜め上の主張を書くその態度、姿勢には、およそ公器たる新聞という自覚の片鱗をも見ることはできません。「サンゴの朝日」いまだ健在です。

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