生命の不思議

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 大阪工業大学が近畿学生野球リーグで131季ぶりの優勝を果たし、来週月曜日から神宮球場などで開催される大学野球選手権大会に出場することになりました。なんと66年ぶりの快挙ということで、欣喜雀躍して明日から応援にでかけるようなわけで、土曜日にブログを更新しております。

 さて、普段気にもせず見逃していることについてじっくりよくよく考えてみると実はものすごいことやったなんて、この歳まで生きてくるとままあるわけで、その究極が生命の不思議です。

 例えば植物。なぜウリのツルに茄子が生らないのか、きちんと説明しろと言われたら、わたしにはできません。「そういうものなのだよ」で納得するしかないのです。space.jpg

 ましてや地球を支配する究極の生命体「人間」ともなると、もっとすごいことになってます。科学の最先端でもって、DNAがどうのゲノムがどうのとか言われて、理屈はなんとなく分かるけど、人工的な造作がいっさい関与しない自然の営みの中で生命存続の仕組みが確立していることは、幽霊やUFO以上に神秘的な現実です。地球が誕生してわずか数十億年しか経っていないのに、いったい誰が頑張ってここまでもってきたのか。それこそ人智の及ばない神の造形にほかなりません。最大の不思議。

 さらに、地球上に数十億人のヒトの個体が生息してて、その身体の構造はほぼすべて同じなのです。もちろん人種などの個体差はたくさんあるけれど、みんな基本的に目は二つで鼻と口はひとつずつ、手足二本ずつで行動します。サイズも「規格」がほぼ決まってて、人類の歴史上身長が5mあった人はおそらくいなかったと思います。スターウォーズみたいに大きさもかたちも多種多様な生命体が社会を形成しているわけではあないのです。これがまた不思議。

 BSプレミアムの「コズミックフロント」が好きでよく視てます。壮大な宇宙に思いを馳せると日々のストレス(そんなにあるわけやないけど)から解放されて癒されていくわけなんですけど、我々は今のところ広い広い宇宙の中で、生命体の存在する星を自分たちの地球しか知りません。スピルバーグの「未知との遭遇」は"We are not alone."がキャッチコピーでしたが、現実には"We are still alone."なのです。

 学生時代に習ったところによると、生命とは子孫を残DNA.jpgす仕組みそのものと定義されるらしいです。そこで、「宇宙人」といいますけど、これは地球外の生命体が、環境によってかたちや仕組みに多少の違いはあっても、われわれと同じような進化を遂げたことを前提に考えています。われわれと同じようにアミノ酸の集合体によって形成される物体こそが生命体であるというわけです。果たしてそう決めつけてよいものでしょうか。

 もしかしたら、ある地球外生命体は物理的な身体をもたず「意識」だけで存在できるかも知れません。そうすると彼らの生命には質量が無いわけですから、宇宙空間を移動するのにエネルギーが必要ありません。ひょっとしたらすでに時空を超えて地球に到達して人間には感知できない状態で地球上に存在しており、地球征服の機会を虎視眈々と窺っているかも知れません。

 昨今、アクセルとブレーキを踏み間違えたり、虐待でわが子の命を奪ったりと、人類の進化の過程でおよそ考えられない行動をする個体が報告されてますが、ひょっとすると、彼らの意識はすでにしてその宇宙人にとり憑かれているのかも。

 どうも、先週来、昔の児童向け不思議本をパラパラとめくって以降、子供の頃の純真な感性が復活してきたようです。

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katsuhiko

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