電車に乗る機会が多い。わたしだけやなくて、日本人の電車利用頻度は高い。世界の年間旅客輸送人数、日本ぶっちぎりの首位。(wikipediaより)
日 本 24.93億人(2017年)
イ ン ド 6.52億人(2008年)
ド イ ツ 1.91億人(2009年)
中 国 1.86億人(2011年)
イ ギ リ ス 1.24億人(2009年)
フ ラ ン ス 1.14億人(2009年)
ロ シ ア 1.13億人(2009年)
韓 国 1.02億人(2009年)
イ タ リ ア 0.64億人(2009年)
ス ペ イ ン 0.58億人(2009年)
南アフリカ 0.53億人(2007年)
乗客数の多い駅のランキングでも、新宿駅がダントツの世界最大はまあ分かるとして、なんと世界ランキングの上位23位までが日本の駅なんやとか。
1位 新宿駅 2位 池袋駅 3位 渋谷駅 4位 大阪駅(梅田駅含む) 5位 横浜駅 6位 北千住駅 7位 名古屋駅(名鉄・近鉄含む) 8位 東京駅 9位 品川駅 10位 高田馬場駅...
国土が狭いところに人口が多いからこんなことになるんでしょけど、それでもこんだけ圧倒的やと、鉄道というものの概念、使い方が他の国と根本的に違ってるのかなとも思います。逆に他の国の人、どやって通勤・通学してるんやろか。
大阪駅のホームにひっきりなしに入ってきては出ていく電車と、乗降するおびただしい人の群れを眺めてると、皆さんごく何気なく動いてるけど、考えてみればこれはものすごく統制がとれた行動です。ほんの少しリズムが狂うとたちまちホームに人が溢れあちこちでトラブルが発生し怪我人出ても不思議ではない混雑です。しかし、そうはならない。大きなトラブルで完全ストップ、列車立往生となったときでさえ乗客が勝手に線路を歩きだしたり、コンコースで暴徒が騒ぎだしたりなんて、ついぞ聞きません。乗客の一人ひとりにルールとマナーが浸透しているからです。しかも日本の鉄道は時間が極めて正確。JRの運行誤差は1列車平均1分以下で、私の部屋の時計よりよほど正確です。つまり、日本の鉄道の姿は、高い民度と成熟した都市型社会システムの極致といえるでしょう。畏るべしニッポン。
仕事に行く日は、いちにち2回は必ず乗ることになります。わが国では職住接近で徒歩や自転車、なんならバスだけで通える幸せな境遇の人の方が少ないわけで、通勤にはクルマか電車、それも圧倒的に電車通勤が日本のサラリーマンのスタンダードな生き方といえます。高度成長以降の発展を思うとき、新幹線はいうまでもなく、世界各国の水準と比べて超大量、超正確のわが国の鉄道が果たした役割は極めて重要であったといえます。
そんな素晴らしいわが国の鉄道システムですが、ひとつだけ乗ってて不満に思うことがあるのです。すなわち「次、降りるんやけど、どっち開くの」ということ。
車内のアナウンスで「お出口は右(左)側です」と教えてくれるのはたいがい到着の直前です。も少し早い時点でこの情報を伝えてくれないかなと思うのです。
例えば新幹線の場合、停車駅が近づくとまずチャイムが鳴って女性の録音音声が「まもなく〇〇、〇〇です...」そして英語で「Leadies and gentreman,we will soon make a brief stop at 〇〇... 」それが終わると車掌さんが地声で「まもなく〇〇に着きます」そしてようやく「右(左)側の扉を開けます。✕番線の到着です...。」遅い。
つぎ停まったら出口はどちらということは、前の駅を発車する際に教えといてほしい。これは在来線でも同じです。電車が駅についてから自分はどう動けばいいか、どのドアに向かって移動すべきかということは、早く知っとくほどスムーズに動けるし、気持ちに余裕ができます。車内が混雑してて開くドアが遠い場合は急いで人を掻き分けて進むことで周りに迷惑にもなります。
毎日乗ってる路線やと、どちら側が開くか概ね分かります。それでもたまにフェイントくらって「えっ」てなることもあります。
車内放送では、優先座席の案内や駆け込み乗車禁止など、様々な要らぬお世話的な放送ある中で、ホントに必要な情報伝えてほしいもんです。
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