改元の年

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 明けましておめでとうございます。

 今年のブログ初め、景気よくスタートしたいところですが、なんと正月早々インフルエンザにかかってしまい、なんとも情けない年の初めとなりました。

 sanga.jpg元日に花園ラグビー場での高校ラグビー観戦が効いたか、年末に知り合いのお葬式に参列したのが悪かったのか、いずれにしてもほんの少しの油断が祟りました。

 かかりつけの医院で女医さん、検査の結果見て「出ました!A型っ」て嬉しそうに。すぐに点滴してもらってインフル自体の治療はこれで終わりなんやとか。ほんまかいなと思ってたら、確かに一晩寝たら熱も下がってずいぶん楽になってきました。素晴らしきは医療の進歩。けど、法令に沿ってあと二日間は自宅待機せよとのことなので、今年はスタートダッシュが遅れることとなりました。やれやれ。

 さて、そんなドタバタで始まった今年、巷間「平成最後の...」がしきりに言われています。天皇陛下は今年4月30日に退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位され、平成が終わり新しい時代が始まるのです。新元号は4月1日に発表されます。おそらくはもう決まってるんでしょう。

 この元号という制度の存廃について、何かの調査で国民にアンケートした結果、存続と廃止がほぼ半々という結果が出たとか。存置派が多数かと思いきや意外な結果でした。確かにグローバリズムが浸透した現在において西暦との併用は混乱を来すことが多いし、不便といえば確かに不便ではあります。しかし伝統と文化を尊ぶ日本人としてはここは残してほしいところです。

 西暦は単なる数字の積み重ねに過ぎませんが、明治、大正、昭和、平成という区切りには歴史的な意味があります。「昭和〇〇年生まれ」とは、昭和天皇の御代の〇〇年に生まれたという意味で、個々の人生と時代との関わりが凝縮して現れています。日本は古来、天皇を中心とした神の国であるという伝統が、元号を通じて個々の国民にも浸透しているのです。日本人としての重要なアイデンティティーのひとつであり、日本人の誇りを感じられる制度といえるでしょう。とっくの昔に元号を廃止してしまった大陸や半島の国々との違いが際立ちます。

 「国民がこぞってことほぐ中で天皇陛下のご退位と皇太子殿下のご即位がつつがなく行われるよう万全を期していきたい」とは安倍総理の言葉ですが、まったく同感であって、日本が憲政史上初めて経験する盛大な祝祭を盛り上げていきたいと思います。そのためには、まずしっかり体調を戻さねば。

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