ビデオのこと

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 どうもHDDレコーダーの調子が悪い。6・7年前から使ってるSONYの製品です。2つの番組が同時に録画できるはずが、きちんと録画予約しても片方が録画されてないという事態をうちの奥さんがうったえはじめました。はじめは、予約設定を失敗したんやろと言ってたけど、繰り返し起こるので、どうやら機械か奥さんの脳ミソのどちらかに不具合が生じているらしい。しばらく検証を続けて、幸いなことにおかしいのは機械の方やと判明しました。
 
 さらに、予約の際に表示される番組表がおかしくなりました。ある局の放送予定だけが表示されず空白になる。もちろんそこにあるべき番組の録画予約はできません。これは困った。
 
 マーフィーの法則によると、デジタル家電は5年間の製品保証期間が切れるのを待って故障することになっており、今回の事態もまさにそんな感じです。
DIGA.jpg
 完全に動かなくなったのではなくて番組ひとつだけなら録画できるんで、まだ使い方によっては十分使えるし大枚叩いて修理するのは得策ではない。いつか書きましたが、家電などの耐久消費財は使用期間が長いので、買い替えると新しいのんは機能、性能とも著しく進化しています。しがって今回も、買い替えるというよりも新製品を買い足すことが得策と判断しました。ひさしぶりの家電購入です。
 
 さっそくヨドバシで買ってきてセットしました。Panasonicの「全自動DIGA」BRX4000という機種です。全自動というだけあって、キャッチコピーによると「チャンネルを選ぶだけであとはすべて自動で録画できるため、番組ごとに予約することなく、見逃した番組も録り逃した番組も、過去にさかのぼって再生でき」るらしい。これはすごい。容量も大きい。機械自体は壊れたSONYよりも一回り小さくて軽いのに、ほんとにこれだけの高機能が入ってるのかと思ってしまいます。
 
 これまで見たい番組が重なったとき、テレビについてるHDDにひとつとレコーダーに2つの計3つ以上は録画できませんでした。これからは、「この番組は上(テレビ)でいれて、これとこれは下(レコーダー)でいれるからもう予約満杯。これ以上は、寝ずにリアルタイムで観て」なんて言われずに済みます。それにしてもほんの数年でこの技術革新。なんとも恐れ入ります。
 
 半分壊れた古いSONYは、寝室のテレビにつながれて余生を送ることとなります。新参機が超強力やし古い方は有料放送の契約もはずすんで、今後こちらで録画することはほぼないでしょうけど。
 
IMG_6222.jpg 思い起こせばテレビ番組を録画できるビデオデッキを初めてみたのは小学生の頃、授業の一環としてテレビ番組観るのに、放送時間帯と授業時間割が合わないからと録画で見せられたときでした。丸っこいブラウン管の白黒テレビと同じくらい大きい、オープンリールのごっつい機械でした。テープレコーダーですら珍しかった時代に、純真な少年はテレビ放送を保存しておいていつでも観ることができるということに衝撃を覚えたもんです。
 
 その後しばらく経って田舎の電機店にも家庭用のビデオデッキが登場したものの、まだまだ高価な代物でした。そして高度成長の波に乗って家庭用ビデオもいっきに普及が進み、バブルに向かう時代の流れの中で、伝説となったVHSとベータの戦争によってさらに価格が安くなって、いよいよわが家にもビデオデッキがやってきたのは、私が大学を卒業した年のことでした。山のように増えていくビデオテープの収納に困ったもんです。
 
 爾来30年以上が経過し、デジタルの世の中になってテレビとレコーダーの飛躍的な高機能、高性能化とともにソフト、コンテンツの多様化も急速に進み、今や誰もがお手軽、気軽に超絶キレイな映像・音声で、さまざまな番組を楽しめる時代となっています。
 
 テレビ周りはもう進化しつくしたのかなと思ってたら、ハイビジョン映像の4K、8Kと技術革新は未来を見つめてまだまだ進んでいくのやそうです。
 
 人類の叡智は「あったらいいな、できたらいいな」を次々と実現していきます。

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

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