あけましておめでとうございます。
今年は全国高校ラグビーにわが学園の2高校が出場しておらず、久しぶりに花園に出かけないお正月となりました。年末の開会式には昨年の優勝旗を返還するため、主将だけが参加しました。可哀想なもんです。来年は是非とも雪辱を果たしてほしいものです。
さて、年の瀬も押し迫った12月30日大瀧詠一氏死去のニュースが伝わりました。
30数年前、私は1年間の大学浪人時代を終え、晴れて大学生となり希望に胸膨らませて上京したのですが、今思い出してみると、その学生生活開始の号砲となったのが、大瀧の最大ヒットであり一世を風靡した名盤 「A LONG VACATION」でありました。当時ラジオでも街中でもしょっちゅう流れていました。アルバイトしてた喫茶店でも有線放送で毎日かかってました。「君は天然色」の弾けるようなイントロを聴くと10代最後の懐かしい日々が脳裡に甦ってきます。
アルバムの最後を飾る「さらばシベリア鉄道」ははじめ太田裕美が歌い、あとで大瀧がセルフカバーした曲です。哀愁を帯びたメロディーがなんともいいですよね。よくカラオケでも歌った大好きな曲でした。
その後大瀧さん、ドラマの主題歌やなんか出してたそうですが、よく知りません。私が知らないだけで、いろんな音楽活動されてたのでしょうけど、やはり大瀧詠一といえば「A LONG VACATION」ですよね。青春時代の印象は強烈です。
LPレコード持ってたような気がしてたのですが、探してもこれがない。つまり、貧乏学生生活の中ではやはり買うことができずレンタルレコード経由でカセットテープで聞いていたのでしょう。そう。その頃はCDレンタルではなく、なんとLPやEPのレコードもレンタル店があったのです。よく利用してました。発売直後の新しいレコードはいいのですが古いレコードはしだいにキズが増えていき、使用に堪えなくなるものも出てきます。返却のときに店員さんが一応チェックしますが、かたちだけやったように思います。
音楽産業のかたちもずいぶんと変わってきました。媒体がレコードからCDへと変わり、いまではダウンロード販売が増えてきています。書籍と同じく出かけなくても好きな曲を入手できる便利な時代になりました。はたしてCDやビデオのレンタル業もこの先どうなっていくのでしょうか。
天然色に輝いていた日々に思いを馳せ、「シベリア鉄道」あらためて聞きながらのブログはじめとなりました。
ラグビーがなかったいつもと少し違う穏やかな正月も過ぎ去り、普段どおりの日々が戻ってきます。今日は日曜日やというのに仕事始め、経済団体恒例の賀詞交換会に出席します。
本年もどうかよろしくおつきあいください。
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