3連休中日の今日、梅田のナレッジキャピタルで催された「大学フェア」に出かけました。多くの大学が一堂にブースを連ねて、受験生にアッピールするイベント。
もちろん、わが家に受験生がいるわけではなく、わが学園のブースを含めて見学に行ったわけです。
ナレッジキャピタルはオープン以来何度か訪れる機会がありましたが、休日は相変わらず壮絶な人の波です。
大阪駅のすぐ北側に隣接して超便利ではありますが、立地はさておきこの人の多さに圧倒され、会場にたどり着くまでにかなりの労力を要します。受験生諸君や親御さんたちも大変でしょう、どうもご苦労様です。
広い会場をうろついてみると、やはり国公立大学の人気が高く、相談の順番を待つ長蛇の列ができています。
あと、全国から出展しているとはいえやはり開催地優勢で、首都圏の有名大学よりも関西の中堅私学の方が人気があるっぽい。
かつて国公立大学はこういった催しとは無縁でした。受験生を対象としたサービスなどとは無縁の領域で「受験したければ、させてやる」と君臨していたものですが、いまや独立行政法人化され、国や地方公共団体の直接の庇護から離れ、かつての威光もどこへやら。国からの運営交付金も削減され、自分とこの食い扶持は自分で稼がねばならなくなってしまった。それだけに危機感を募らせてそれこそ私学なみに志願者の獲得競争に挑んでいます。私学との学費の差もかなり縮まってきたし。
ただ、親方日の丸でなくなったとはいえ、そこはやはり国公立のブランド、人気は今もって絶大です。日本の受験生諸君、「できれば国公立、ダメなら私学」という指向は現在でも変わっていません。
18歳人口の減少が続く中、多くの私学は知恵を絞って特色を打ち出し、志願者獲得のために果敢にイベントを打っていきます。そこにビジネスチャンスを見いだす受験産業の勢力もこれあり、これらのイベントは年々規模が大きく、派手になっていきます。そして、その裏側では、私学の生き残りをかけた熾烈な権謀術数が繰り広げられているのです。
それはさておいて、大学の選択は人生を左右する一大事です。受験生諸君、どうかベストマッチのご縁がありますように。
ぜぇーんぜん縮まってないです。
国立大に通わせている人に我が家の学費を打ち明けると、
「えーっ、たっかぁー」と仰天され
実はそれは半期の学費だとわかると、再び「えーっ!」です。
ところで、わが母校の野球部の躍進と合格倍率の高騰をみて、
高校の受験生増加に野球部の活躍が効果的だと
あらためて思い知りました。
大学における受験生増加のカンフル剤は何でしょうね。
あいうえだぁ様
あくまで相対的なお話ですよ。
昭和50年頃、私学平均/国立平均=5倍以上でした。
ところが、国は51年に大きく値上げし、平均で2倍ちょっとになりました。
この水準が長く続き、今世紀に入ってからさらに国が値上げして、
ほぼ1.6倍で推移してます。
けど、相対的な推移のお話なんで、金額の体感温度がかなり違うことは…
わかります (^^:)