オランダのモナ・リザ

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 神戸で開催中の「マウリッツハイス美術館展」行ってきました。
 レンブラントなど、オランダ・フランドル絵画のコレクションですが、観客の目当てはなんといってもヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」またの名「青いターバンの少女」。

 フェルメールといえば、1年前のヨーロッパ出張の際、アムステルダム国立美術館で「牛乳を注ぐ女」に会って以来の対面です。今回の来日、東京の開催で何度かチャンスがあったのですが果たせず、本日成就しました。

 予想はしていましたが、すんごい人出。チケット売り場から長蛇の行列です。会場の神戸市立博物館はあまり広くないので、係の方が大汗で場内整理しています。

 ルミナリエといい、どうも神戸というと行列に並ぶという印象があります。博物館の裏側では異人館のカフェに大勢並んでたし、南京町でも特定のお店に大勢並んでました。神戸の人は並ぶのが好きなんやろか?

  

  

 

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  それはさておき、

 少女の絵は特別扱いで、1室使ってます。入り口に『Girl With a Pearl Earring』の文字があったので、なるほどここを曲がると絵が掛かっているのか、と思いきや。入ると薄暗い部屋中に人の頭が。皆さん、仕切りロープに沿ってくねくね、ゆっくりと進んでいます。部屋の前方、絵が掛かっていると思しき壁まで直線で7・8m、しかし行列の長さはざっと50mくらいか・・・(;´∀`)

 

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 並ぶことおよそ20分。真正面にきてじっくり観ることができました。う~ん、感動。

 フェルメール活躍の17世紀半ばのオランダでは、特定の人を似せて描くのではなく、人物の表情や性格のタイプを表現するために頭部を描く「トローニー」という習作が流行したそうです。この少女も誰かの肖像画というわけではないのです。誰でもない少女ですが、瞳で射すくめられ、引き込まれるような何ともすごい魅力を感じます。「オランダのモナ・リザ」の二つ名はダテではありません。

  会場出口のお土産屋さんで思わず手が出てしまいました。青いターバンのミッフィーですわ。

 ミッフィーの故郷ユトレヒトも昨年訪れた街のひとつでした。これは買わねばなりますまい(^^)

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

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雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

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