広島でシンポジウムがありました。
「支援技術が支える高齢者・障がい者の当たり前の生活・社会参加」
医療福祉系のわが大学に「総合リハビリテーション学部」が新設されることから、特別協賛してます。
http://chu1000.net/hirokokusympo/
弱者に対する支援のあり方、リハビリテーションとはどうあるべきか考える集まりで、数名のパネリストはそれぞれ専門家でしたが、難しい話ではなく心に響く、残る言葉がたくさんありとても勉強になりました。
行ってよかった。
「Life」という単語には3つの意味がある。「生命」「生活」「人生」
それぞれのレベルで支援することが求められる。痛みや苦しみを
直ちに除くこと、日々の暮らしの不便を除くこと、そして社会参加し
て生きがいを作り人生を創っていくこと。
今着ている服、自分で作った人いますか?ひとりひとり自分が出
来ることで他の人ができないことを補い合い、社会は出来上がって
いるのです。要支援者が必要とすることをそれが可能な人が補うの
は、社会の成り立ちと同じで、極めて当たり前なことなのです。
なるほど、ですよね。
特に義肢装具メーカー「川村義肢株式会社」社長さんの、仕事にかける情熱に圧倒されました。起業家、企業家というのはこうでないと!松下幸之助翁の「企業は社会の公器である」を実践されていると見受けました。
中国に商機がある、儲かりそうや、ではうちの社員全く動きませ
ん。中国で困っている人がいる、と聞くとムズムズ意欲が湧いてく
るんですわ。
「これでどうですか」 という上から目線では、障害のある方の目
線には合わせられません。「understand」は、Under & Stand。
下に立って初めて「理解」できるんです。
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