これでもかと、桜のお話もう一発。
円山公園、吉野山ときて、おしまいに昨晩、造幣局で通り抜けてきました。
なぜか今年は関西の桜の王道を制覇し、日本の春を堪能いたしました。タイミングに恵まれたということでしょう。
造幣局桜の通り抜け、今年は珍種含めて129種・354本、メジャーのソメイヨシノやヤマザクラが散ったころに咲きはじめるのがミソです。
ぱぁっと散ってしまったあと、その儚さに虚しさと淋しさが募った頃に、「まだ桜ある!それも超ハイレベル!見に行こう!」という心理で皆さん集まってくるのでしょう。
わたしがそうです。
↑ 天満八軒家浜船着き場 通り抜けのスタートちてん。
造幣局は、多くの品種の中から「今年の花」を選んでます。
前日に職場の友達が 「今年の花は、コデマリよ 」と教えてくれました。行ってみると入り口近くにそのとおり看板が出されてました。ボールみたいな花房が枝の先に開くタイプの桜です。
昼間、ずっと雨が降ってて「どうかな」と思いましたが、うまい具合に上がりました。しかし、もう陽も落ちたというのにスゴイ数の人です。京阪天満橋駅から延々と行列が続いています。平日の夜でこんななら、週末の昼間はさらに大変な混雑になるでしょう。
わずか1週間の期間限定というのも混雑に拍車をかけます。「好評につき、今年は20日間に延長します。」というわけにもいかない。花は待ってくれません。
「ちょーじかん立ち止まらないで、歩いてくださーい」
係の人がハンドマイクで叫んでいます。花見というよりは、パンダやコアラの檻の前みたい。どっちも行ったことないけど。
それでも皆さん、何とか位置どりを確保し、苦労して記念撮影に勤しんでおります。
「ライトアップ」というには貧弱なボンボリがたくさん立っていて、その光でなんとか鑑賞できるという感じ。
夜空をバックに浮かび上がる桜も風情がありますが、やっぱり昼間、燦々と陽を浴びる花を観たかったですね。写真もキレイに映るし。
うぃきぺによると「通り抜け」は明治16年開始というからすでに130年近く、太平洋戦争中の4年間を除いて、えんえんと続けられているそうで、もう、伝統行事の域。
域内の管理・整備も大変でしょう。しかし、そこは国のお役所のこと、予算はふんだんにあって使い放題。 まあ、これだけ見事な状態で公開を続けていることやし、楽しませてもらったし、許すとしよう。
世界一美しい自然と、四季折々の情緒に富んだ気候に恵まれた我が国にあって、その自然の中で遠い昔から育まれてきた日本人の心の、桜は象徴と言えます。まさに国花の風格。
日本人に希望と元気を導いてくれる特別な存在です。被災地復興にも、多くのプロジェクトで桜が関わっている所以でしょう。
来年もきっと、今年以上に素晴らしい桜の花を楽しく観られることを願います。
昼間、高校生の子供を共に従えて通り抜けたことがあります
私は花見の王道を通り抜けることに酔いしれ
てんこ盛りの桜にかなり喜んだのですが
子供は造幣局の外のいい匂いのほうに興味があったみたい
人ばっかりで何がいいのかわからんと言っていました
昨日はたしかシーツを洗濯しました
少し風がありましたが、お天気は上々だったのではないですか?
あいうえだぁ様
そいや、道沿いの露天もチカラ入ってますよね。
「はしまき」の屋台に興味津々
お好み焼き大好きなんでいちど食べてみたいのですが、
この日は、あとにディナーという約束あり、
ツレに却下されました。