デジタルな世

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PB201570.jpg 先日、ノートパソコン買ったのですが、つらつら考えてみるにちゃんとしたパソコンの製品を購入したのは、実に17年ぶりとなります。

 その間、使ってないというのではなくて、常にほぼ最新の性能の機械を毎日使ってきました。つまり、 「パソコンの製品」というところがミソで、この十数年、常にパーツだけ買って自作機を組んできたのです。今回、家内用に生まれて初めてノートパソコンを買ったのが、それ以来の「製品」というわけです。

 わが家にというか、私が初めてパソコンを買ったのは前世紀末の1994年、当時最新製品だった富士通「Deskpower」。カタログ残してますが、なぜか高倉健さんのドアップです。このころはカタログに「希望小売価格」がはっきりと入ってます。

 懐かしいですね~。「ドスブイパソコン」。メモリもHDD容量も今の1/1000なのに、この威風堂々とした姿。

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 「インターネット」という言葉もまだハシリの頃で、モデムを電話線につないで「ピ~ヒョロロロロ」。ニフティの「パソコン通信」に、時間いくらで接続料金がかかった時代でした。

 今ではインターネットのインフラも整い、パソコンは家電としてすっかり普及しました。すさまじい技術の進歩。便利になったもんです。

 いちばんの変化は得られる情報量の増加でしょう。日常生活の範囲なら知りたいことはほぼすべてネットで即座に調べられます。世界中津々浦々の交通機関の時刻表、運賃、運行状況、いろんな施設の営業時間、行事予定、今やってる試合の経過、欲しいものがいちばん安い店、ホテルの評判口コミ…。買い物なんて出かける必要もなくなりました。かつては温泉旅館選びで、あたりはずれは当たり前でしたけどね-。

 しかし、社会からなだれ込んでくる情報が多いということは、情報を発信する側も、受ける人の管理が容易になっているわけで、わたしの個人情報がどれほど多くの組織やお店なんかに保存されているかを考えると、あまりぞっとしません。ITインフラ駆使し情報利用を使いこなしていい気になってるうちに、自分の情報が変な風に流出していないとも限らない。そうならないように祈るしかないのかなぁ、なんて思うこの頃ではあります。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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