下呂温泉懐石宿にて

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 湯治に行ってきました。

 毎年9月のはじめ、小学生たちが学校へと帰っていき行楽地の喧噪がなくなった頃を見計らってガラガラの温泉地に行くことが恒例だったのですが、今年はその時期に長期の出張があるため「今年はなし」と思ってました。ところが、2日前に「やっぱり行こう!」急に思い立って急いで予約して出かけたわけです。

 下呂温泉1泊の旅。下呂はもう何回来たかなぁ。大阪からクルマで約4時間。走り慣れた高速ですが、行くたびに新しい自動車道が開通していてルート取りでちょっと戸惑います。先日ナビを入れかえたところなので、今回はその指示どおりに走って正解でした。

 今回のお宿は「懐石宿 水鳳園 悠佳亭」といいます。いつもどおり「じゃらん」で適当に選んだ宿ですが、よかったです。新しくきれいな別館、和洋2室ツインベッド、庭の露天風呂も広くてほぼ満足。ゆっくり休めました。

 年に何回か温泉に出かけますが、うちの相方は「部屋に露天風呂があるところでないとダメ」というわがままなので、選択肢はそれなりに少なくなります。直前の予約、それも土日。空いててラッキーでした。

 「懐石宿」というだけあって、お料理自慢のお宿です。

2011menu_08.jpg 温泉宿ではまず100%和食懐石料理ですが、最近、この和風フルコースがちょっとしんどくなってきました。

 量が多いのです。

 いっせーので一気に食べれば胃に収まらないことはないのですが、んなことすると、お料理とお酒楽しむことができず懐石の意味がありません。順に出される凝ったお料理の説明をひとつひとつ聞きながら、お味を楽しんでこそ料理の醍醐味でしょう。

P8200797.jpg 

 近年どうしても全部食べきれない。これはどこのお店でいただいても同じなんです。コース半ば、揚げ物あたりで箸がピタッと止まってしまいます。昨夕もそうでした。メインの飛騨牛ステーキはもったいなくも半分以上残してしまった。仲居さんに話すと「たいがいのお客様は全て平らげて、ご飯もおかわりされますよぉ(^^) お客様、小食ですね~」と笑われてしまう始末。世はそんなにギャル曽根みたいな健啖家で満ちているのか!!

 きっとワインだのビールだの飲み過ぎるから、お料理の入る場所が少なくなるんでしょね。

 一夜明けて飛騨路は今朝から土砂降りの雨でした。で、部屋の露天に何回も浸かって、10時前に宿を後にし、1時半には家に帰り着きました。温泉旅行というよりも「外食で息抜き」ぐらいののりですね。しかしお肌はスベスベになりました。

 さあ明日からはそろそろ頭と身体を本格的仕事モードにしていかねば!

 

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コメント(2)

どうして和懐石では、脂ののったステーキが最後にくるのでしょうね
よしんば食べられても、すでに美味しく味わう域ではありません
かといって最初にもってこられると次の入るところがありません
胃袋から加齢が始まるとは想像もしませんでした。

料理自慢のお宿は、チェックアウトんとき「ありがとう」でも「お世話になりました」でもなく、「ご馳走様でした」と言ってあげると、一番喜ばれます。
 といっても、当然、自分が満足できてこそのことですが。
 昨日の宿は…OK! なかなかのもんでした。

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katsuhiko

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奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

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