昨日は古い友人たちと奈良市内のビアホールで暑気払いだったので、少し早めに行って、久しぶりの奈良公園を散策してみました。しかし、
暑い。
夏休みの日曜日にもかかわらず、予想したほど人出がごった返してないのも、この暑さのせいと思われます。
猿沢池越しに見る五十二段と興福寺五重塔。「ザ・奈良」という感じです。
今「燈花会(とうかえ)」というのをやってるそうです。京都の花灯路(はなとうろ)の奈良版みたいなもんかな。蝋燭によるライトアップらしい。
よく見るとあちこちに蝋燭を入れるカップみたいなのがたくさん準備されてます。
駅から興福寺、東大寺に至るメイン通りはそこそこの賑わいですが、少し歩いて飛火野までいくとまったく人影がありません。鹿たちも木蔭に集合して休憩中。
真夏の昼下がり、一日で一番暑い時間帯に炎天下出歩くのは、人であれ、鹿であれ、変わったやつということでしょう。
てくてく鷺池まで歩いて、浮見堂です。琵琶湖・堅田のは「浮御堂」ですな。
鹿さんとおさまると絵になります。
さて、大盛り上がりのビアホール宴会終了後、皆と別れて駅に着いたけど、例によってJRは本数が少ない。近鉄で帰ろうと三条通りを酔い醒まし兼ねてふらふら...。
遅れついでに、せっかくやから「燈花会」少し見て帰ろっと思い立ち、昼間の猿沢池まで行ってみました。五重塔ライトアップと、池の水面に映る無数の灯火、キレイです。でもやっぱり酔ってて写真ちょっとブレてますね。
浅茅ヶ原でもやってると聞いてたので、よし、行ってみよう!てんで、道ばたに立っているスタッフらしき人に聞いたら、9時45分で消してしまうとか。
ちょっと早くない? 今から歩いてたんではもう間に合わん。
で、登大路引き返して県庁前で点いてたのを撮りました。
一か月に二、三度、奈良公園を縦断して
東大寺を見下ろす奈良阪へ通っていますが、
夕方になると国道を普通に歩くシカさん、国道に飛び出してくるシカさんに
驚かされることがしばしばあります。
ならシルクロード博以来、奈良公園の日陰が減りましたよね
あのときたしか、
会期が終わったら植樹はもとに戻すからという約束だったのに
奈良公園は明るい陽光がさす公園と化してしまいました。
それで人が集まるのならよいとしましょうか。
公園の芝は、鹿さんたちのおかげでよく刈り込まれてて、その辺のゴルフ場のフェアウェイよりもキレイです。アイアンがよく飛びそうですが、もちろんそんな不埒ものはいません。もしやったとしたら、ボールと一緒に夥しい黒豆も飛び交い、大変なことになるでしょう(^^)