恒例の「京文化研究会」今年も行ってきました。これまでも春になると繰り返し書いてきましたが、かつて京都在勤であった友人の計らいで行われる、芸妓さんつきの宴会です。
今年は桜が早く散ってしまって、祇園円山公園をはじめ数ある京都の桜の名所を楽しんでというわけにはいきませんでした。木屋町通の川辺にわずかに残った桜に外国人が大挙群がっていました。なに、花があろうとなかろうとわれわれの目的は宴会と芸妓であってなんら支障はありません。ふだんあまり会うこともない友人たちとの、いつもながらの楽しいひとときでありました。
さて、相変わらず国会が騒々しい。
森友で財務省の書類改変スクープが出て「やたー!これで安倍政権も終わりや!」と意気込んだ野党、マスコミでしたが、佐川前理財局長の証人喚問やったところ思ったような効果もなくて、世論ももういい加減飽きてきて「モリ・カケ、もうええよ」感が漂ってきました。そこで焦ったマスコミが「モリがダメならもいっかいカケでいこう」というわけで「首相案件」の大合唱が始まってます。
加計学園の経済特区申請に際して首相秘書官が愛媛県の担当者に対して「これは首相案件」と発言しましたと。はて?
経済特区の話ですから、はじめから首相案件に決まってます。安倍首相が中心となって、既存の権益を排除し自由で活発な経済活動を創設・支援するため岩盤規制を突破する画期的な政策が経済特区です。「首相案件ですよ。それが何か?」という感じですが、朝日新聞をはじめとする反政権勢力は何かそれがいかがわしいことのように大見出しを打って印象操作を行っているのです。テレビにしても、朝日新聞の劣化コピーのようなテレビ朝日「報道ステーション」のこのはしゃぎっぶりをご覧ください。嬉々としてセット設えたんでしょうね。バカかと。
朝日は社説で「真相解明に後ろ向きな政権の姿勢が、事態の混迷を招いている」としてますが、そうではない。事態の混迷はひとえにマスコミの不適切な印象操作とその尻馬に乗った野党の無用のドタバタの結果です。森友にしても加計にしてもまったく問題がない、またはあっても騒ぐ必要もない些末な事柄をさも世紀の大スキャンダルのように騒ぎ立てて政権攻撃の材料に仮装しているわけです。やりかたが実に下品でみっともない。情けない。
野党も実はそのへん分かってて、安倍さんのクビが取れるなんて、これっぽっちも考えてません。それより後半国会もモリ・カケで時間を使い果たして、他の重要法案は成立させないという魂胆なんでしょう。正々堂々と論戦を挑んだら総理にはとても敵わないから、審議すべき案件とは関係の無い話でお茶を濁してしまおうと。こちらもまあ情けない話であって、こんな野党の国会議員たちにも血税から歳費が与えられていることを思うにつれ暗澹たる気分になります。
私は別に安倍さんの支持者でもなければ、自民党を積極的に支持するつもりもありません。しかし、本来国会で行うべき審議、論戦に真剣に取り組まず、政敵の揚げ足取りだけに腐心するクソッタレ野党の姿を見せつけられるにつれて、もうほんまにええかげんにしろよという思いが募ってきてるわけです。同じ思いの国民は多いのではないでしょうか。
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