食べたくはないけれど

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 今日もいいお天気ですが、先週はやや動きすぎたし昨日休日出勤したこともあり、一日休養と決め込みました。珈琲を何杯もいただきつつ好きな音楽に包まれ、まったりとブログを書いていくこととします。

IRUKA.jpg 先週、腹立たしいニュースが伝わりました。

 ワザっていうから何の技かと思ったら、WAZA「世界動物園水族館協会」のことやそうです。いろんな協会があるもんです。で、この団体が和歌山県太地町のイルカの追い込み漁に言いがかりつけてきて、この漁で獲ったイルカ買うな、でないと協会除名にして動物園の動物の取引できなくするぞと。日本に対する嫌がらせです。

 ことクジラに関してはわが国は世界中から目の敵にされています。悪者のレッテルを貼られてから久しいわけですが、こんどはイルカというわけです。

 反捕鯨国は、自国以外の国について、その文化、地理的条件、歴史や伝統、地域経済など様々な背景を一切無視し、自らの劣悪な感情のみに基づいてクジラを獲るな、イルカ漁は残酷やからやめさせろとの主張を続けています。

 牛や豚を屠殺して食料とすることは一向にかまわないけど、クジラやイルカはダメとする理由は何なのか。日本人の多くが抱くこの実に簡単でもっともな疑問に対して、納得のいく回答をいまだ聴けたことがありません。曰く「牛や豚はもともと人に食べられるために神様が創った家畜やから」「イルカは可愛いやんか」「将来宇宙人がやってきたとき、クジラが言葉を通訳してくれるかも知れないから」なんてのもあります。MICHIRU.jpg

 日本を攻撃する国々の、自らの価値観と相いれない存在を理解しようとしないなんとも恥ずべき所業、その愚かさに気づかないのはいったいなぜなんでしょうか。捕鯨国は日本だけではありません。北欧のノルウェー、アイスランド、デンマークや、カナダ、ロシアなど多くの国が捕鯨を続けています。アメリカにしてもアラスカの少数民族は捕鯨を続けています。自国民の捕鯨には目をつぶり他の捕鯨国を非難する姿勢は日本を非難する勢力の中でも最もタチが悪いと言えます。

 私自身はイルカなんか食べたことないし食べたいとも思わないんで、捕殺禁止になっても一向に差支えないわけではありますが、古来よりイルカ漁をなりわいとしている漁師さんたちがいるということはそれなりの需要があるわけでしょう。結局、人とイルカのどっちが大事やという話です。

 今回WAZAは、太地町のイルカを問題視するくせに、それを自国の水族館に輸入している多くの国々に対しては何らの言及もありません。日本に対する悪意が根底にあることは明らかです。わが国は戦後一貫して自由、平等、基本的人権といった人類の普遍的理念を遵守し、国際社会に対する貢献を続け今日の地位を築いてきました。いうまでもなく世界平和へのため各国と協力し協調していこうという強い意思にもとづくものです。しかし、だからといって理不尽な非難に屈することがあってはなりません。

 今後日本もカナダのようにIWC(国際捕鯨委員会)を脱退することも視野に入れて、諸外国からのいわれなき中傷に対峙していく必要があります。偏見に満ちた悪名高き記録映画『ザ・コーヴ』、観た人は素直に「日本人はなんて残酷なんやろ」と思ってしまいますよね。結局は政府の発信力が重要になってくるのです。しっかり仕事してくださいな。

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コメント(2)

こんばんは
なぜイルカはだめなのか?
それは世界にはびこるユダヤ人の宗教観からくるのではないでしょうか。
ユダヤ教(旧約聖書)ではウロコのない水棲生物はタブーです。
イルカのみならず、タコ、イカ、ウナギもだめ。

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katsuhiko

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