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聴力とは

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 昨日、九州北部、中国、四国が早くも梅雨入りしたそうです。大阪も雨模様の日曜日の朝、緊急事態宣言継続中ということもあり、今日も一日自宅でまったりと過ごします。

 さて、先だってWALKMANを新調したことを書きました。

 日々快調に作動しており、ミュージックライフを楽しんでます。そんな中で思うに、これほどDIGITAL技術が進歩した現代にあっていい音を聴くためには、機械よりもむしろインターフェイスに重きを置くべきということです。すなわちWALKMANのような携帯オーディオの場合は「イヤホン」です。20210512_022110022_iOS.jpg

 そもそも屋外、特に通勤電車という雑音の洪水の中で聴くわけですから、室内やコンサートホールの音質を求めるわけではありません。いかに雑音を遮断し聞きたい音だけを鼓膜に届けてくれるかが重要な課題となり、ノイズリダクションという技術がこれに応えてくれます。しかし、わたしの場合、もっと大事なことがあります。

 ずっと以前から気になっていたのですが、微妙にボーカルが中央に決まらない。すなわち左右で音量に差がついているのです。音源に問題がない限り、再生の過程でバランスが狂うことはまずありません。従って、イヤホンから音が出た後、鼓膜に到達する間に問題が生じていることになります。つまりは、イヤーパッドの不具合です。

 インナー型のイヤフォンはそのフィット具合が音の伝わり方に大きく影響します。イヤパッドはもちろん左右おんなじ形なので、どうやら私の耳たぶから外耳道入口の形が左右で微妙に違うことが原因のようです。これが積年の悩みで、実にいろいろな種類のパッドを試してきましたが、なかなか満足のいく結果が得られなかったところ、このたびめでたく解決に至りました。

 20210515_102406172_iOS.jpgこれまで使ってきた多くのシリコン製のイヤパッドは、装着するとどうしても耳管との間にごくわずかな隙間ができてしまい、結果左右の環境が違って音量にも差が生じます。ところが、最近「低反発ウレタン」という素材の製品を試したところ、これが実によろしい。一見、劣化して固くなったスポンジのような外見と手触りですが、装着すると耳道の入口をほぼ完全に埋めてしまい、結果左右まったく同じ条件となります。このパッドに変えてから左右の音のギャップがほぼ無くなりました。

 耳の形が左右違うことでイヤホンの音量で悩むなんてことは、普通の人にはあまり縁のないお話でしょう。しかし、わたしにとっては切実な悩みでありました。

 考えてみると、視力に左右差があるのと同様に、厳密にいえば聴力も左右に差はあるんやないでしょか。毎年の健康診断で聴力検査がありますが、測定結果は視力のように細かく数値化されることがありません。ピーッていう電子音が聞こえるか、聞こえないかで、聞こえたら「異常なし」です。これがもっと精緻に「聴力左1.2 1.5」なんて測定できて、それを例えばオーディオ機器もそれに合わせて左右のバランスを調節できるような機能があれば、なんて思ったりもします。

WALKMAN 再び

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 大阪はとうとう今日から3度目の緊急事態宣言が発令されました。G.W.期間中の人の移動を極力縮減しウイルスの蔓延を断つ目論見です。いっそヨーロッパみたく半月から一カ月完全ロックダウンとした方が、痛みも大きいけど効果も大きい気がしますが、どうなんでしょうか。個人的には何が変わるものでもなくて、引き続き感染しやすい状況を極力避けることをしっかり意識していくだけです。

 さて、SONYのWALKMANを買いました。長らくiPodを愛用してきたことは以前にも書いたことがあります。何ら支障なく通勤中に音楽を楽しんできたところ、電池がいよいよヘタってきました。10年以上使ってきたので、この種のギアとしては異例の長持ちであったと評価できます。しかし一晩フル充電しても数十分使うと電池切れとなるに至り、もはやこれまでと判断しました。ひょっとすると電池交換できるかもですが、おそらくコスト的に新品買った方が利口というわけで、長年連れ添ったiPod nanoは引退となりました。walkman.jpg

 さて新しいのんをと調べたところ、なんと現在iPodは、大きめのiPod touch以外は全て生産終了となってます。つまり電池の交換なんてそもそもできないわけです。そいや最近量販店の売り場を歩いても、かつての、マッチ箱より小さいiPod見かけなくなってました。iPhoneの性能が向上したので、音楽もスマホでどうぞというのがappleの方針らしい。しかしわたしとしては、バッテリーのことを考えるとすべてスマホで賄うのはやっぱり違う気がします。かといってiPhoneとおんなじ大きさのiPod touchを持ち歩くのはちょっとというわけで、後継機はWALKMANに決めたわけです。

 いざ買うとなると、ひとくちにWALKMANといってもやはりピンからキリまでいろんな種類があるもんです。最上位のいわゆるフラッグシップ機種はなんとお値段30万円以上。んーなのは庶民が通勤時間に手軽に楽しむという用途においてはお呼びではありません。それに、その音質を売れ筋の機種と比べても、悲しいかなおそらくわたしはその違いを認識できないでしょう。

 というわけで、そこそこのグレードのんをゲットしました。嬉しい。

 さすがに最新機種です。音質はiPodとそんなに違いませんが、機能的にはよほど進歩しています。内臓メモリの容量は16GでiPodと同じですがSDカードを挿せばさらにたくさんの楽曲を搭載できます。ハイレゾ音源対応、FMラジオも聴けます。Bluetoorhでワイヤレスイヤホンが使えます。前のiPodはなんせ10年以上前の機種なんで有線しか想定しておらず、トランスミッターを挿してワイヤレス化してました。邪魔でしょうがなかったので、この点は一番うれしい。

 思えば、iPodを持つまでにいくつものWALKMANを愛用してきました。初めて買ったのが大学生時代、2代目の「WALKMAN II」でした。その後ワイヤレスWALKMAN、と言っても現代のBluetoothではなくてレガシーな電波のやつ。斬新さで飛びついたところ、ラジオの放送が混信するなど性能も使い勝手もいまいちで、もっぱら有線で使ってたのを覚えてます。その次がいわゆるDiscman、カセットテープからCDに替わったのですが、これがまあ歩いてると音が飛ぶ飛ぶ。CDを再生しながら持ち歩く行為は、人としてとるべき態度ではないと認識しました。そしてiPodに乗り換えて以来10年以上の時を経てWALKMANへと回帰した次第です。

 おりしもコロナ禍でテレワークが増えてはいるものの、通勤が全く無くなるわけではありません。ややもすれば苦痛に感じる移動の時間を、好きな音楽を楽しめる貴重な時間に転換昇華するためWALKMAN、これからも大いに活躍してもらいます。

セーフ

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 寒い日が続いています。テレビのニュースは、寒気の南下で北国や日本海側が記録的なドカ雪となってる様子を伝えています。わたし明日は、奈良女子大学で行われる、ふるさと奈良県下市町関係のシンポジウムに出かけるんで、土曜の晩にブログを更新してます。

 クリスマス・ウィークです。

 部屋で夜聴く音楽も、ひっきょうキリスト教関係のものが多くなります。今日も朝からフォーレのレクイエムやバッハのクリスマス・オラトリオをずっと鳴らしてました。1日中、部屋ん中が教会みたいになってます。20201219_121906943_iOS.jpg

 音楽は宗教の発展に大きく貢献してきました。グレゴリオ聖歌の昔から教会には常に讃美歌が流れてました。神父さんがごにょごにょ説教するよりも合唱と楽奏で訴えるほうが効果が大きくて、音楽の力でもって信者を獲得し神の教えを浸透させてきたのです。また逆に、宗教が音楽の発展に大きな貢献をしてきたとも言えます。バッハの3大宗教曲「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「ロ短調ミサ曲」、モーツァルト「レクイエム」「大ミサ曲」、ベートーベン「荘厳ミサ曲」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、ドボルザーク「レクイエム」「スターバト・マーテル」、チャイコフスキー「晩祷」、そしてもちろんヘンデルの「メサイア」などなど。人類の至宝ともいうべき大曲だけでも枚挙にいとまがありません、小さなミサ曲やモテットなども含めると、膨大な数の宗教曲が今に伝わっています。キリスト教が無かったら、これらの仕事は生まれていませんでした。その昔、作曲家たちはもっぱら教会のために曲を書いていたのですから。

 わたしはまったく無宗教ですが、音楽の発展に貢献したという一点をもって神様に感謝しています。

 さて、コロナ。

 東京では新規感染者数が4日連続で600人超え。わが大阪でも5日連続300人超えです。全国の累計感染者19.4万人。当初、発表される感染者数にダイヤモンド・プリンセス号を含むとか含まないとか断りがついてましたが、今やそんなもん誤差の範囲となってしまいました。日本人の500人にひとり以上が感染したことになります。

 そんな状況を反映して、苦しい中で飲食店や観光地を救うために経済を回そうと始まった「Go To 」キャンペーンが、とうとう休止に追い込まれました。

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 ガースーが「宿泊を伴う旅行については、12月28日(月)から1月11日(月)までの間の宿泊を旅行日程に含む場合は、割引しないことにしたよ」と言うのを聞いたとき、「どっひー!そら、ないで」とのけぞりました。

 実は、27日から伊勢の定宿への温泉保養行を予約していたのです。「Go Toでお得に行ける。しめしめ」と思ってたのに、二日目の28日はしっかり旅程に含まれててアウトやん。

 しかし、その後詳しい公式サイトで休止の内容が明らかになるにつれて、「なお、12月28日(月)チェックアウトの場合は割引対象となります(地域共通クーポンも同日まで利用できます。)」という説明を発見しました。セーフ、ほんとに、ぎりぎりセーフ!

 これはきっと、わたしの日ごろの行いが良いから神様が救いの手を差し伸べてくれたに違いありません。これからは、素晴らしい音楽を鑑賞するだけのエエとこ取りではなく、も少し神様を畏れて感謝を捧げることとしましょうか。

孤高の天才

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 毎日通る最寄り駅への道沿いの大きなおうちの庭に金木犀の大木が立ってて、秋にはいつもむせ返るような芳香を周辺に漂わせます。しかし、今年は常時マスクしてたんであまり感じないうちに、もはや花の盛りを過ぎたようです。

 20201019_212035760_iOS.jpg深まりゆく秋、大阪では昨日木枯らし第1号が吹いたと伝わりました。観測史上タイの早さやそうです。そんなに寒かったかな。ついひと月前はまだ真夏日があったというのにもう冬の訪れとは、近年だんだんと春と秋が短くなってます。いずれ日本の四季は夏と冬の二季になってしまうというのであればそれは実に悲しい。そうならないことを希う晩秋の土曜日の夜です。

 さて、明日日曜日は朝から出かけるので、秋の夜長にじっくりと音楽の話題を書いてみます。ここに一枚のレコードと、同ジャケットデザインのCDがあります。モーツァルトのピアノソナタ集で、レコードの方は40年以上前に中学校の音楽の授業で聴いたことをきっかけに買ったもの。CDの方は、時は流れて10年ほど前、たまたまCDショップで見かけて懐かしくなって衝動買いしたものです。

 このCD、デザインが同じなのでずっと昔買ったレコードと同じものと思ってました。ところが昨日、ふと思い出してレコードを引っ張り出したところ、入ってる曲が違います。何十年の時を経て明らかになった真実です。

 音楽の時間に聞いたのは、ピアノソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付」。モーツァルトの楽曲の中でも超絶ポピュラーなナンバーです。ですから学校の教材にもなったわけで、当時の私はこの曲が欲しくてレコードを買ったわけです。

 演奏はグレン・グールド。カリスマ的な人気を博した偉大なピアニストです。全盛期の名声は指揮者のカラヤンを凌ぐ勢いで、一時代を築いた天才といえます。アメリカのNASA が打ち上げた無人惑星探査機ボイジャーには、異星人に向けてのメッセージとして地球上の様々な声や音を録音したレコードが搭載されましたが、人類の文化的傑作としてグールドが演奏するバッハの「平均律」が載っているそうです。

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 天才ゆえにその音楽は独創的な解釈や奏法で有名やったそうです。よく知られているのが、演奏中に「歌う」ことです。このわたしのレコードでも弾きながら気持ちよさそうにメロディーをハミングするグールドの声が入ってます。こんなピアニスト他にいません。

 もちろん中高時代の私がグールドなんて知るはずもなく、欲しい曲のレコード買ったらその演奏がたまたまグールドやったというだけなんです。とろこが、その後今に至るまでこのグールドの演奏を超える11番K.331を知りません。超メジャーな曲だけあって、数えきれない奏者の演奏を聴いてきましたが、どれもダメ、及ばない。例の第3楽章トルコ行進曲、たいがいの奏者は「どうよ私のテクニック。こんなに速く弾けるんよ」という攻撃的な演奏が多い。ところがグールドの演奏は、実に緻密で繊細で、まさにおもちゃの兵隊がとことこ行進して行く様が眼前に蘇ります。トルコ行進曲はこうでないといけない。

 グールドはのちに演奏会を否定するようになり、後半生はコンサートを一切行わずもっぱらスタジオ録音で音楽活動を行ったとか。天才の考えることはよく分かりませんが、演奏が素晴らしくて、その他大勢の演奏家とは一線を画していたことはなんとなく感じました。だからその後、何かピアノ曲を買う際にはグールドの演奏があれば選ぶようになりました。ようはファンの一人ということです。

 どんな分野であれ天才は往々にして孤高であり、他人の目を意に介さず媚びることがない。それでいて人を惹きつけるものなのです。

あの年この歌

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 先週のある日から一斉にセミが鳴きだしました。いったい誰がどこで指揮を執っているのでしょう。梅雨明けも近いのか。人の世はコロナでいつもと違う夏を迎えていますが、長い地球の歴史の中で、自然は揺らぐことなくなすべきことを繰り返していきます。

 さて、最近のテレビ周辺機器の充実は目を瞠るものがあります。初めてビデオデッキを買ったのはまだ昭和の時代、アナログ放送を磁気テープで記録してました。機材も記録メディアも今思えば実に隔世の感があります。令和の現在ではビデオ機器も格段の進化を遂げ、「これ、観たいのとちがう?」なんてAIが勝手に予約したりします。それが当たってたりするから微妙に嬉しかったり腹立ったり。そんな先進機器の使い方として、毎週決まって放送される番組をすべて録画しておくことなんてごくありふれた機能です。勝手に録画のストックが溜まっていくのです。

anotosi.jpg BSジャパン(現在のBSテレビ東京)でかつて放送されてた「あの年この歌~時代が刻んだ名曲たち~」という番組がありました。いちど気になって録画したところ、視るのをうっかり忘れてて、ビデオデッキは知らないあいだに毎週毎週きちんと録画し続けて、気が付くと50本以上勝手に録画されてる。録画済リストに「まとめ」なんて一行で表示するもんやから、こんなに溜まってるとは気がつかなかった。

 まいったなあと、ちょっと観始めたところ、なんとこれがツボにはまって面白い。1960年代以降のある1年にスポットを当てて日本のフォークソング、歌謡曲の中から特定の楽曲を切り出し、当時の懐かしい映像とともにパーソナリティの坂崎幸之助や高見沢俊彦が曲のエピソードや時代背景を語る、というどおってことない進行なんですけど、解説の音楽評論家富澤一誠氏の博識とアルフィーの二人(片方ずつの出演ですが)のトークが深くて飽きない。番組のパターン、スタイルが一貫して変わらない。他局なら「今日は○○からお送りしてます」だの「今日は○○さんをゲストに...」とベタな演出に走りそうなところ、出演者固定、座る位置も固定、進行固定。「ブレないテレ東」の面目躍如です。そして肝心の内容、時代がわれわれかもう少し上の、元気な昭和を駆け抜けてきた世代にドンピシャで、懐かしくて実に親しみがあります。これは好番組です。

 わたしは最近に至るまですべての録画を観ずに放ってあって、最近気がついたというわけです。今年に入って放送は終了したらしい。まあ、毎回1年ずつ取り上げてたらいつかは終わりがくるのは道理なわけで、残念ですが仕方がない。幸い、放送終了に至るまでほぼすべての回が録画されてるんで、最近は毎日夕食食べながら何本かずつ観てます。まだしばらくは楽しめます。

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katsuhiko

男 

血はO型

奈良県出身大阪府在住のサラリーマン

生まれてから約半世紀たちました。

お休みの日は、野山を歩くことがあります。

雨の日と夜中はクラシック音楽聴いてます。

カラオケはアニソンから軍歌まで1000曲以上歌えます

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