夏が終わっていきます。
奈良県在住の友人が、夏は祇園さんで始まって愛宕さんで終わると言ってました。祇園祭といえば京都三大祭の一角にして日本三大祭のひとつ、いわば日本最大のお祭りですが、奈良県にも祇園祭があると教えてもらいました。調べてみると、くんなか(奈良盆地)のド真ん中にある田原本という町の津島神社というお宮さんの夏祭で、わりと規模が大きいらしい。
一方、アタゴさんとゆうのんは、奈良県橿原市の中心部に鎮座まします愛宕神社の例祭で、8月23日から2日間行われます。わたくしの地元ではないものの、通ってた高校がすぐ近くにあったのでよく行きました。確かに、残暑が厳しい中にもときおりふくそよ風に秋の風情を感じた、あの空気感を覚えています。
関西一円で夏のお祭りといえば、地蔵盆でしょう。八月下旬に行われる子どもが主役のお祭りで、地域のお地蔵さんを祠から出してお奉りします。子どもたちはお供え物のお下がりを目当てにワラワラと集まってくるわけです。
わたしも子どものころには多分に漏れず、盆踊りとともに楽しみにしてたイベントでした。しかし楽しい反面地蔵盆は、永遠に続くかとも思われた長い夏休みがもうすぐ終わるぞよ、という残酷な現実を子どもにつきつける日でもありました。
「あ"ーー宿題できてないっっっ」夏の終わりは淋しかった。
その淋しさは、たくさん歌にもなってます。われわれ昭和世代では、このあたりが定番でしょう。
ZONE secret base ~君がくれたもの~
山下達郎 さよなら夏の日
夏の終わりのハーモニー 井上陽水・安全地帯
せつなさがつのりますねー
夏の終わりはいわば、祭りの終わりともいえます。「ハレ」と「ケ」の移行は古来日本人が八百万の神々との関わりの中で築き上げけきた絶妙な生活感覚です。お祭りは楽しいけど、毎日ハレの日が続き、ハイな気分ぶっ通しでは疲れてしまいます。何事もウォームアップとクールダウンが必要なのです。
桑田佳祐 祭りのあと
吉田拓郎 祭りのあと
どちらも、カラオケではよく歌います。
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